2021.4.9 18:41
三重県まで行ってマリンサーベイ=中古ヨット鑑定をしてきた。
行くまではとても不安でもう辞めようかとまで思ったのだが、何とか済ませてきた。
始めからサーベイの依頼ではなく中古艇の相談からだったので、つい乗りかかった船でやめられなかったのだ。
何が不安だったかというと、足腰の不安である。
大きな艇の船底全面を小さなハンマーで打診して音を聞き、全面に水分計を当てて含有水分をチェックする。
脚立の踏み段を何度上がり下りするか判らない。果たして足腰が保つか。
それが一番の心配であった。
2021.4.10(土) 5:52
森下様
つい最近、入院していたとは思えないね。
稼ぎは別として、活性化には大きなプラスだと思う。
大いに仕事をやるべし。
イチハタ
その後デッキ上の点検をし、船室内に入って各部および各機器のチェックを行い、エンジンルームを見る。
下架して出航し、30~60分の海上運転を行う。
普通はセールの展帆までは行わない。
この辺りのことは幾ら歳をとろうが間があいていようが心配は無いのだが、脚立の上り下りだけが心配であった。
しかし全てを何とかクリアし、サーベイを終えた。
10時半から15時、昼食時を除いて4時間の作業であった。
これから「鑑定報告書」の作成に数日かかる。
問題点、改善点を指摘し、時価評価する。
船齢25年で1200~1500万円の艇である。
報酬は交通費を含め10万円であった。
まだ営業を続けていていいものかどうか。他に居ないから困るのである。
森下一義