東京新聞2019年の最優秀投稿歌です。感想欄があることに気づいたので、森下さんの短歌評に便乗しました。たまらん坂はわが寓居のすぐ近く。命名は諸説ありますが、国立駅ができる前、商大生がその急坂のぬかるみを「たまらん、たまらん」とぼやきながら登ったと言います。われわれの時代もかなりの急坂でしたが今は舗装もされ忌野清志郎が近くに住んだことがあるとのことで記念碑があり、知る人ぞ知る聖地とのこと。混雑する時間帯まで出ているのはなぜかわからない。
[投稿日時] 2020年01月31日 18時44分48秒 大島昌二 メールアドレス : oshima3@work.email.ne.jp
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さきに今年の歌会始における真子様の歌に、「なんとも切ない歌であるのう」と感想を書いた。
案の定週刊誌が取り上げ始めた。
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眞子さま“愛の短歌”の波紋…爆弾発言への布石かと宮内庁騒然(女性自身)
厳かな雰囲気の中、皇居の宮殿・松の間で催された令和初となる歌会始の儀――。紀子さまの右隣にお座りになっていた眞子さまは、じっと前方を見つめていらっしゃった。
「実は宮内庁内部では、眞子さまの和歌が話題となっていました。今回のお題は『望』でしたが、まさに眞子さまの切なる“望み”がこめられたような、意味深な歌だったからです」(宮内庁関係者)
眞子さまが詠まれたのは、次のような歌だった。
《望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな》
歌人の梅内美華子さんに、眞子さまの歌を解説してもらった。
「月に兎が棲んでいて餅つきをしている――。そんな昔話を信じる純真さを、いつまでも持ち続けていたい、というお歌です。満月の明るく清澄な月光に何かをお祈りになっているのでしょう。眞子さまにとって月は、恋の思い、あるいは思い出と一体化しているものかもしれません」
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<望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな>
秋篠宮真子
今年の歌会始の真子さまの歌である。
何とも切ない歌であるのう。
週刊誌が騒ぐかと思ったがまだその反応は無い。
<望月に月の兎が舞うという我が皴々手弦を爪弾く>