連絡先 08061815481/hans.okada@gmail,com
投稿日: Nov 20, 2016 8:24:9 PM
環境産業市場、初の100兆円規模 14年
環境省は2014年の国内の環境関連産業の市場規模が約105兆4133億円(前年比1.3%増)と、統計をとり始めた00年以降初めて100兆円規模になったとする推計をまとめた。雇用者数も約256万人と過去最多になった。環境省は電力の固定価格買い取り制度によって、再生可能エネルギー産業が急成長したことが貢献したと分析している。市場規模は00年の58兆円と比べると約2倍に拡大した。地球温暖化対策の新枠組みの「パリ協定」が採択されたことを受け、今後も市場拡大が続くとみられる。分野別にみると、ペットボトルのリサイクルなどの廃棄物処理・資源有効利用が約45兆円と最も市場規模が大きかったが、13年よりもわずかに減少した。次いで、太陽光・風力発電などの再生エネや発光ダイオード(LED)などの省エネの関連製品を含む地球温暖化対策が約37兆円だった。温暖化対策分野の雇用規模は約59万人で、00年の5倍強になった。太陽光パネルの設置工事などに関わる雇用が増えた。