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投稿日: Jan 01, 2012 9:13:25 AM
大いなるマンネリ時代劇’水戸黄門’がついに終了しました。教育的時代劇として、じいちゃんと子供が一緒に楽しめるコンテンツだと思うのですが、惜しまれます。これを機に、太秦は忍者、戦国のテーマでリフレッシュするそうです。しかし、子供が「なんで、悪人は斬られても斬られても、また黄門さまにかかってくんねんや?」とじいちゃんに聞いたときに「あれは峰打ちと言うて、刃の背中の方で叩いてるだけやねん。殺してしもたら、ええおちゃんに生まれ変われへんから、こないしてんねん。おまえもおっきなったら加減をおぼえんとあかんで」とさとす材料が減ってしまいました。
同じ感覚でよかったのは糸子さんのおとうちゃんでした。娘であろうと、気に入らんかったら殴る蹴る、モノは投げる、ちゃぶ台はひっくり返す有様で、糸子さんは泣きじゃくっていましたが、すぐ翌日には立ち直り、またどつかれていました。「このくらいにしとこ」という感覚で、愛情をもって、顔と急所はやらへんといったルールがあったのでしょう。
そのくせ肝心なところでは、娘のために喫茶店のフロアに土下座して、相手を説得するという荒業もやってのけ、泉州のおっちゃんはエライとうならされました。