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投稿日: Mar 10, 2018 4:16:27 AM
不用品の回収などを行うエコリサイクルセンターを運営するTRUST.CORP(岡山県岡山市)は3月1日、四国地方にも拠点を設け事業進出すると発表した。同社は現在、中国地方(岡山県・広島県・山口県)を中心に業務を行い、四国地方からの依頼も中国地方の拠点から対応していた。しかし、顧客からの要望やニーズの増加に伴い、今回四国地方(香川県・徳島県)に拠点を設け、本格的に業務を開始することとなった。3Rの循環型社会へ
同社のエコリサイクルセンターは、3R(リデュース、リユース、 リサイクル)の循環型社会への貢献を目的とし事業展開している。その具体的な業務は、不用品回収・遺品整理・ゴミ屋敷片付けなどで、月間500件以上の依頼に対応しているという。
積極的取り組みが目立つリサイクル業界
近年、廃棄物処理・リサイクル業界では企業による積極的な取り組みが目立っている。たとえば、自治体と連携した使用済小型家電の宅配回収についての取り組みを行うリネットジャパン(愛知県大府市)は、2017年3月に東京都青梅市、静岡県函南町、大阪府藤井寺市、同河内長野市、同泉佐野市、同田尻町、兵庫県西宮市と連携を開始。これにより、同社によるパソコン・小型家電の回収エリアは、沖縄と離島を除く全国となった。また、エコスタッフ・ジャパン(東京都中央区)は、都市の廃棄物処理・資源循環、交通環境の改善にむけた社会実験を東京都内23区で行うために、廃棄物処理・リサイクル企業19社が連携した廃棄物処理受付サイト「事業ごみ受付センター」を限定開設した。また、このサイトでの事業ごみ処理の受付期間は、2018年1月10日~2月2日で収集期間は1月15日~2月9日だった。なお、この取り組みは2017年度の東京都環境局による「持続可能な資源利用」に向けたモデル事業で採択されたもの。