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投稿日: Oct 03, 2012 7:38:24 PM
格闘技ビジネスの新しい潮流を作ったのは、’76年の”猪木VSアリ”だと思います。敗戦国日本の魂の拠として、力道山〜馬場・猪木へと続くプロレスは最高の盛り上がりを見
せ、猪木は当時33歳でまさに全盛期にありました。巷では、ガチで喧嘩したら誰が一番強いかという話題で盛り上がっており、プロレス派・ボクシング派・キック派・極真派・柔道派・相撲派・サンボ派・・・・・入り乱れて学校で職場で酒場でワイワイいっておりました。そんななか突然発表されたのが猪木アリ戦です。実際の本番の内容は消化不良の興業でしたが、戦前から戦後にいたるまで、賛否論、新提案、裏話、スキャンダル疑惑等
異様な盛り上がりをみせました。
その後、このような他流試合はルール問題を中心に改良が加えられ、徐々に、魅せる試合としての体裁が整っていきますが、猪木アリマッチが
平成期の総合格闘技ブームのきっかけを作ったひとつのイノベーションであった事実は誰も否定できないと思います。