共存共栄そしてstep by step !

就職して、最初に教えられるのが、大概創業者の理念だと思いますが、私の場合は逸翁の「共存共栄」「step by step」でありまして、ええおっさんになってから事業をやっている今になって結構重要なファクターになっています。最たるもんは「宝塚」でしょうか?もともとは、大阪の郊外の宝塚の土地を売るがための集客装置としての試行事業の１つだったようですが（ほかにも新喜劇等あったようです）、オーナーと客と生徒と業界がお互い得する事業ということで今日まで発展継続してきたものと思われます。

本体の経営難の時には、ブレーブスとどちらかを売却するという天秤にかけられたのですが、宝塚を残して正解だったようです。

当初は、オーナー自ら台本を書き、学芸会レベルの演技と演出と道具でスタートしたものが、興行のみならず映像の世界でも一定の存在を占めるようになったのは、まさにコツコツーstep by step-とノウハウを積み重ねてきた結果だと思います。

まあ原発の問題も、自然と対峙するのではなく共生するという考え方で、すなわち危機は起こるのが当たり前という前提の下、一定の恐怖感をもって生きざるをえないのではないでしょうか？原発撤廃をとなえつつタバコをいっぱいすうていたら死亡率は同じではありませんか！