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投稿日: Feb 04, 2016 8:2:44 PM
鋼材は異形棒鋼やH形鋼など建設用を中心に値下がりが続いた。原料の鉄スクラップの価格下落が波及した。建築着工の後ずれを背景に「流通業者間の販売競争が消えていない」(関東の問屋)という。薄鋼板も安価な輸入材の流入が収まらず価格が下がっている。 非鉄では中国をはじめとする世界的な需要の減少観測から国際価格が下がり、銅や亜鉛、すずなどが軒並み安くなった。
伊藤忠経済研究所の武田淳主任研究員は「年初からの原油安が国内価格に反映されるのはこれから。設備投資も伸び悩んでおり、国内物価の底入れには時間がかかりそうだ」と指摘する。