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投稿日: Nov 25, 2016 7:50:18 PM
リコーが新たなリサイクル実験拠点新設
回収製品を再生するリサイクル拠点「環境事業開発センター」を御殿場市駒門の御殿場工場跡地約10万平方メートルに新設した。従来できなかったトナーなど消耗品のリサイクルなど新たな環境技術の開発に取り組む「実験棟」も設置する。実験棟新設の他、旧工場をリサイクル拠点の「環境棟」や環境技術を情報発信する「未来棟」に改修した。同社によると、主力製品のコピー機は年間約8万台を回収し、製品の状態に応じて修理や部品の再利用などで約2万台を再出荷している。だが、回収製品のうち、トナーカートリッジやトナーボトルなど年間3000トンに及ぶ消耗品は、プラスチックにトナーが付着するなどでリサイクルが難しく、焼却、埋め立て処理してきた。実験棟ではそうした消耗品を、電熱分解して油と金属を生成する技術を2020年までに確立させ、処理コスト年間1億円の削減と年間3250トンの二酸化炭素(CO2)削減を目指す。