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投稿日: Oct 14, 2012 7:48:23 AM
2000年代に入ってグローバル化がすすみ、コンプライアンス・情報開示が重視され、社内告発が制度化されたり、民事訴訟が気軽にできるよ
うになったりで、密告者・告発者が急激に増えていますが、其の人たちのその後というのはなかなか報道でも取り上げられません。NHKで社会問題として取り上げていたケースでは、不良少年グループに因縁をつけられてぼこぼこにされ、家業の電気工事業を廃業しなければならなくなった大阪の今はかたわのおっちゃんでした。少年たちは当然少年院にいったし、民事でも数千万円の補償を勝ち取ったわけですが、裁判所には支払いの強制執行権はありませんので、結局当事者同士の交渉となるわけですが、少年たちの筋からしてもどうしようもなく
、いまだ1円たりとも支払われていない状況とのこと。
内部告発者でも、よくドラマとかで見かけるのが、秘密のはずがなぜか特定されていて、職場にいづらくなる、異動で孤独な閑職に追いやられる等で転職してしまうパターンです。右京さんのようにしんが強く変人でしたらそれはそれでよしなのでしょうが、
普通のサラリーマンやOLとかでしたら、結局正しいことをして勝ったはずなのに、5年後には負けていたというのがおおいのではないでしょうか。このへんのその後の密告者、告発者に配慮したシステムを是非開発してもらいたいものです。