動副詞

動副詞は動詞から作られた副詞である。

動副詞自体はそれ以前にも存在したが、メル23年にネイティブの意見を受けて初めて整理された。

新しい項目のため資料が非常に少なく、以下はほとんど独自研究によるものである。

以下、

動副詞にする動詞……Y

動副詞の被修飾語となる動詞の主語……S

と表記する。

・動副詞の種類

動副詞には主格動副詞と対格動副詞の2つがある。

主格動副詞は動詞に接尾辞"-(a)nel"、対格動副詞は動詞に接尾辞"-(e)l"を付けて作られる。

但し、"-(a)nel"の"(a)"は直前が"a"の場合に省略、"-(e)l"の"(e)"は直前が母音の場合に省略されるので注意。

・主格動副詞

主格動名詞は、SがYの主語として意味をなす場合に使う。

例えば「私は彼を殴って殺した。」という文は、

「私は彼を殺した(an setat lu)」という文に、「殴って」という「殴る(baog)」の動副詞を加えて作ることができる。

どちらの動名詞を使うかはYとSの関係で決まる。

この場合、Yはbaogで、Sはanであるから、S(an)はY(baog)の主語として意味をなす。

つまり、主格動副詞を使えばいいから、"an setat lu baoganel."となる。

・対格動副詞

対格動名詞は、SがYの目的語として意味をなす場合に使う。

例えば「彼は殴られて死んだ。」という文は、

「彼は死んだ(lu vortat)」という文に、「殴られて」という「殴る(baog)」の動副詞を加えて作ることができる。

この場合、Yはbaogで、Sはluであるから、S(lu)はY(baog)の目的語として意味をなす。

つまり、対格動副詞を使えばいいから、"lu vortat baogel."となる。

・再帰動詞の動副詞

結論的には、再帰動詞の主語がYの主語ならば主格動名詞、目的語ならば対格代名詞を使う。

例を挙げて説明する。

「私は座ってラジオを聞いている」という文は、

「私はラジオを聞いている(an teror tegl)」という文に、「座って」という「座る(skin)」の動名詞を加えて作ることができる。

この場合、Yはskinで、Sはanであるので、S(an)はY(skin)の主語でも目的語でもある。

つまり、主格動副詞も対格動副詞も使えるが、

特に理由がなければ、わざわざ普段省略されるか、nosとされる目的語の方は使わず、主格動名詞を使うのが良かろう。

・自動詞の動副詞

(編集中)