幻文校閲8

1-4

intook les esp leev kolet.

→intook yul esp leev kolet.

lesは文法的に不可です。音節数を考慮してyulを入れました。

1-5

kont fils siel alfirt, yun kolet asex xok.

文法的には問題ないです。

ただ、「眩しい空を眺めながら、私達が微笑ませあうように。」という意味で考えて良いのか自信がありません。

(そうでないなら別の表現を考える必要があります。)

(その他)

okをkokkoにしたいところですが文法的には何とかセーフですし、音節数が合わないので仕方ないですね。

2-6

tu fimel alka onk sil fol teom tea.

→tu fimel alka onk sil fol teom teal.

→sol tu fimel alka, fol teom, onk tea.

「この最高の時間が永遠に続くわけではないけれど」という意味で良いでしょうか。

一応2通り考えてみました。

(一つ目)

最後を反語の文末純詞tealにするものです。

「この最高の時間が永遠に続くだろうか、いや、続かない」という意味になり、ニュアンスはやや変わりますが、最終的に意味するところは同じになります。

この一文より上の部分で、moeとmoenで脚韻を踏んでいますので、同じく末子音が付けるfleanakeaとtealも脚韻として認められえるだろうと判断しました。

(二つ目)

teaに文末純詞の用法はないですが、脚韻を踏むためには、文末に持ってくる必要があります。

そこで、倒置を起こして動詞句を文末にもってきて、このteaを法副詞として使います。

※このとき、fol句を文頭にもってくると、fol句が主題化されてニュアンスが大きく変わるので、主語と動詞句の間に置くに留めます。

silは不要になるので消去しますが、そうすると1音節不足するので、文頭にsolを加えて調節します。

倒置が起きて主語が分かりにくくなっているので、solを付けるのは全く自然です。

ただ、「(何らかの条件があれば)この最高の時間は永遠に続くのに(、実際には続かない)。」という意味になり、1つ目のものよりはニュアンスが変わります。

その一方、条件は状況や文脈に依存するので、聴いた人の想像を掻き立てる表現と考えることも出来ます。

2-7

yuna siina yul niitati le a na yunol sook.

→yuna siina yul niiati l'a na yunol em sook.

"le a"はleが異形態l'になって"l'a"になります。

こうすると音節が一つ減ったことになりますが、それと同時に、sookはこのままだと他動詞で「優しさが私の心に染みこませる」になるので文法的に不可の状態です。

そこで、sookを自動詞化するために"em sook"とすると、ちょうど1音節のemが加わり、音節数が最終的に保たれます。

《追記》

2-5

tu et alka xel xa im fleanakea.

→et alka sol kolet xa fleanakea.

文法的には問題ないのですが、xaの主語が欲しいというのと、tu et...xel...という表現があまり歌詞の雰囲気にそぐわない感じがしたので。

fleanakeaはふつうxaの目的語にはなれませんが、詩的な表現では場所として捉えても問題無いと思います。

2-7

siina niitati l'a na em sook.

文法的には問題無いのですが、歌詞として歌われる場合、"l'a na"が"lana"と区別できません。

ただ、改善策が思いつきません。

このままでも大きな問題ではありませんが、気になられるなら他の方にも相談なさるのが良いかと思います。