数詞
数詞には基本形と形容詞形と接辞形がある。
上表にあるのは基本形で、
形容詞形は基本形の語末の母音をeに、
接辞形は基本形の語末の母音をäに変えることで得られる。
例)pini → pinre (形容詞形)
例)pini → pinrä (接辞形)
以下が数詞の基本的な性質である。
基本形は基数を表す。
形容詞形は「1人の」「3つの」という意味になり、名詞に係る。
例)fuze ego (2人の人)
接辞形はそのままで「~番目の」という序数の形容詞になる。
例)tegä ego (3番目の人)
接辞形に-ekを付けると、「~番」、「~番目の人/物」という意味になる。
例)soyayek (四番、四番目の人/物)
命数法は日本語とほぼ同じであるが、一番最後の合成要素以外は接辞形になる点に注意。
例えば、「11」という場合、日本語と同様に「liki + pini」で「likipini」とすることは出来ない。
一番最後の合成要素である「pini」以外は接辞形となり、「ligäpini」が正しい「11」の言い方である。
これが「11」の基本形で、「11」の接辞形は「ligäpinrä」である。
また、「10000」は日本語と異なり、「pinräqüdö」ではなく、韓国語と同様に単に「qudo」という。これは億以降も同様である。