品詞と語順

品詞は14あり、内容語5種と機能語9種に分けられる。

内容語……名詞、動詞、形容詞、副詞、数詞

機能語……冠詞、代名詞、代動詞、助動詞、後置詞、並立詞、接続詞、文末詞、感動詞

※数詞は一つの品詞であるが、扱い方は、基数詞基本形は名詞、序数詞と基数詞形容詞形は形容詞と同じである。

波藍の語順は、類型論的に言うとSOV, AN, GN, Poである。

以下にその他の語順規則も含めて箇条書きする。

各品詞のページで再度記載するので、ここで覚える必要はない。

    • 文は基本的に「主語-目的語-述語」の順で並ぶ。

    • 形容詞部と属格名詞は、その被修飾語となる名詞部に前置する。

    • 接置詞は後置詞を用いる。

    • 副詞部は被修飾語となる語句の前に置かれる。

    • 冠詞はいかなる形容詞や形容詞句よりも前に置かれ、名詞を修飾する。ただし、形容詞句よりは後ろに置かれる。

    • 助動詞は動詞の後ろに置く。

    • 助動詞は基本的に態→法→時制→相の順に並ぶ。同種のものが複数あってもよい。

    • 助動詞は自身より前に置かれている助動詞をも修飾する。これを避けるために敢えて態→法→時制→相の順以外で並べることがある。

    • 並立詞は名詞部と名詞部の間に置く。名詞部は3つ以上でも良い。

    • 接続詞は文と文の間に置く。あるいは、前文を受けて文頭に置く。

    • 文末詞は動詞+助動詞より後ろに置く。

  • 複数の文末詞を使う場合は、{肯定,否定}→{断定}→{敬意}→{確認,疑問,否定疑問}の順で並ぶ。