猩々軕(宮町)

昭和20年7月、戦災で惜しくも焼失した先代の猩々軕が、平成13年3月に56年ぶりに見事に再建され、以降、大垣まつりに参加しています。

からくり芸は、二層の軕上に大床板(トイ)を突出し、先端に大酒壺を置き、猩々の人形が壺に顔を突っ込み、鯨飲すれば酔って紅顔となります。猩々はたちまち獅子に変わり、大酒壺は割れて大輪の牡丹の花が咲き乱れ、獅子はこれにたわむれ舞い狂います。

概要(大垣市サイトより引用。但し、「やま」を「軕」と置き換えた。)

名を謡曲「猩々」から取ったものです。軕は二層で正面と両脇(一層と二層の間)に千匹猿の彫刻があり、一匹も同じ様相がないといわれています。

(撮影:2013/05/05, 猩々軕軕飾り・町内渡し, 八幡神社前)