相類語尾
動詞には必ず相類語尾が付く。
相類語尾は相語尾と類語尾の総称である。
名前とは逆に、類語尾→相語尾の順で動詞に付くので注意。
但し、母音で終わる動詞語幹に付く場合は相語尾→類語尾の順で付く。
・類語尾
各動詞の類に合った語尾を付ける。
ただし、省略されることもある。
・相語尾
尋浦には6つの相がある。
相は変化の進捗を示すものである。
未然相は、変化が起こる前であることを指すのに加えて、変化が行われないこと(即ち否定)をも指すことができる。
進行相語尾は、Ⅰ類とⅡ類には-sを、Ⅲ類とⅣ類には-yを使う。
Ⅲ類・Ⅳ類動詞の場合、已然相語尾は次項で紹介する人称語尾が付くと省略される。
なお、相を使って事実上の過去や未来を表すことが可能なため、時制は現在時制を除いてあまり用いられない。