形容詞

形容詞には、叙述用法と限定用法と副詞用法がある。

「本が重い」のように述語となるのが叙述用法

「重い本」のように名詞の修飾語となるのが限定用法

「重く伸し掛かる」のように動詞や形容詞の修飾語となるのが副詞用法である。

叙述用法と限定用法においては、例における「本」のような名詞が必須である。

この名詞を被形容名詞と呼ぶ。

なお、副詞用法においては、修飾する動詞の主語や、修飾する形容詞の被形容名詞が必ず存在する。

その主語や被形容名詞も、被形容名詞と呼ぶ。

形容詞は、動詞と同じように語尾が活用する。

基本形(終止形)のほか、限定用法で用いる連体形と、副詞用法や助動詞に続くときに用いる連用形がある。

また、被形容名詞が有生か無生かによって異なる活用をする

※辞書形は有生終止形。

なお、副詞用法では、連用形に接続助詞deや遊助詞boを付けることも多い。