名詞の数

爰珠の名詞は単数か複数かによって活用する。

爰珠の辞書において、名詞は常に単数形で掲載されており、

それらは「短母音+子音」または「é/ó+子音」で終わっている。

例えば、「言語」を意味する「énaj」という単語を見てみると、

「a(短母音)+j(子音)」で終わっている。

これを複数形にするには、最後の短母音を長母音にすれば良い。

つまり、「énaj」の複数形は「énāj」である。

「é/ó+子音」で終わる名詞は、単複で形が変わらない名詞、または複数形の存在しない名詞である。

この数を決定する短母音/é/óを「数母」と呼ぶ。

例えば、「énaj」の数母は「a」である。

なお、総称には単数を使うことが多い。複数を使う場合は「どの~も」というニュアンスになる。