視者語尾

視者語尾は、述語に付いて、視者を表す接尾辞である。

脱帽文では、常に動詞の直後に付く。

着帽文では帽詞の最後に付く。

内・入

外・出

-(y)t

-(y)s

括弧内に示した「y」は、着帽文では発音も表記もしない

脱帽文では発音/不発音、表記/不表記のいずれも可能である。

なお、一人称(内)や二人称(外)が視者の場合、視者語尾とは別に、改めてそれを代名詞で表記することはふつうしない。

例えば、「私は見る」は"bromtir"で十分であって、"ta(yt) bromtir"とはふつう言わない。

※bromはⅡ類動詞は「見る」 。-irはⅡ類無相の相類語尾。