限定と非限定
修飾詞が名詞を修飾する場合、限定修飾と非限定修飾の区別がある。
前項で述べたのは限定修飾の場合である。
非限定修飾の場合は、一致の仕方が異なる。
限定修飾では前項で述べたように、定性・開閉・格を一致させる。
しかし、非限定修飾では、数母・性子・定性・開閉・格を一致させる。
数母・性子は名詞と同じものを使い、修飾詞と定性・開閉・格の間に付ける。
開閉等については限定用法の場合と同じである。
なお、被修飾語となる名詞から離れた位置に限定修飾の修飾詞が置かれる場合、
限定修飾であるにも関わらず、非限定用法のように、数母・性子も含めた一致をすることがある。