名山一人旅3ホーム

2019-2020

名山一人旅

私の登る山には名山と呼べない山もあるだろう。

だが、登っているときに心ときめくものがあれば、

それは私にとって名山だ。

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2020年12月掲載 チャレンジ・ファイブ10(中国ツアー)

531

今季最後のチャレンジ・ファイブは隠岐の島の大満寺山。山自体は難しくはないが、離島まで渡らなくてはならない点でチャレンジ・ファイブの対象。今回も、フェリーの移動を加えて3日間ツアーとなる。二日目は大満寺山の北にある鷲ヶ峰とトカゲ岩に登り、隠岐の島の全景を見渡し、それから大満寺を経て大満寺山頂上に至る。そこには一等三角点と大きな方位盤があった。三日目は快晴の秋空となり、帰りのフェリーから海の向こうにそびえる大満寺山を見る。

大満寺山 隠岐ノ島の秋

これで今季のチャレンジ・ファイブ夏山は17。写真を失った3山を除くと14。目標の20に全く足りなかった。天気に恵まれなかったのが主因。来季は天気対策も考えて臨むことにしよう。

西郷港を出ると背後に大満寺山がよく見えた。それはもの静かに、真っ青な海と街並みと緑の林の上に、秋晴れの空の下に悠然と佇んでいた。

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2020年11月掲載 チャレンジ・ファイブ9(長野・静岡・山梨ツアー)

526-530

当初はテント泊登山4つを計画した長野・静岡・山梨ツアーだったが、天候が安定せず、連続した晴天が望めないことや、このくらいは日帰りしているネット情報を見て、稲又山以外は日帰りに変更。北アルプスでは登山道が閉鎖されていて急遽?鹿島槍に登り、三泊(プラス日帰り一つ)を計画した奥秩父は日帰り三つに変更。金峰山に2度登るが、このとき、なぜ歩くのが遅いのか、こうやれば早く歩けるのでは、と気づく。覚醒の瞬間だった。

鹿島槍ヶ岳     秋の北アルプス、日帰り

稲又山     秋の南アルプス南端

小川山、金峰山     奥秩父の日帰り周回1

金峰山     覚醒

破風山      奥秩父の日帰り周回2

種池山荘の脇から正面に鹿島槍ヶ岳が見えていて、よし、鹿島に登ろう、と決めてしまった・・・・・・・。鹿島槍は芸術品のような優美な姿で、人を惹きつける魅力?を持っているらしい。
朝日岳へのガレの急な九十九折をなんとか登り切ると一瞬、雲が晴れて金峰山と五畳岩が見えていた。小暮理太郎が「百貫の貫禄を具えた山の中の山」と称え、深田久弥が「山容の秀麗高雅な点で秩父山群の王者」と評した姿に足が止まる。頂上手前でデジカメを撮っていると、頂上にいた人たちもやってきて眺めている。

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2020年10月掲載 チャレンジ・ファイブ8 (北海道の夏山)

525,(212)

13年前の夏の日にに登ったクワンナイとトムラウシに再び登る。初日は足も快調でだいぶ早くテントサイトに着き、二日目の朝も晴れていて、クワンナイのきらめきが水面に躍る。ぶ厚い苔のナメ床を水が走り、滝になって流れ落ちる、水が支配する世界を行く。だが、足の遅い台風が西に停滞していて、クワンナイを登った時は晴れていたがトムラウシは雨だった。下山後も、道東と知床はずっと雨で、硫黄岳縦走は断念。晴れの日が続かないので十勝縦走も諦め、ひたすら日帰りの夏山に登る(里山の旅日記に掲載)。武華岳では大雪連峰とトムラウシの王冠を見る。5日前に登った、はるか遠くの、そのぼんやりした姿は、強烈な印象を発散していた。

それにしても・・・・・13年前に比べてなんと足がのろくなったことか・・・・D1:7時間25分→8時間17分、D2トムラウシまで9時間0分→10時間40分、D3:6時間30分→9時間11分。いろいろと言い訳の材料はあるが、こんなに差があるとは・・・・。まあ、辛抱してトレーニングを続けよう。

◇2020年 トムラウシ       クワンナイのきらめきと雨のトムラウシ

◇2007年 トムラウシ       クワンナイの夏の日 名山一人旅2

7:18、ついに日が射しだし、ナメ床に光がきらめく。すばらしい光景。F11からF12はクワンナイ最後のナメ床で、そこは日当たりもよくて光がきらめいていた。
北沼というその大きな池の向こうに、大きな背を向けたトムラウシが立っていた。物憂げに、夏の青い空の中で、それは静かに私を待っているように見えた。私はぞくぞくして、先を急いだ

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2020年9月掲載 日本百名山: 北陸

(186)(292)(96)(187)518,(57)(184)(188)(58)519

大雪渓を登った白馬岳に北壁を滑った五竜岳。真夏の裏銀座を歩いた黒岳(水晶岳)と鷲羽岳。室堂から周回した立山。私の山登りキャリアにおいてターニングポイントとなった剱岳。「日本百名山」で何度も読み、あこがれだった白山。そして名山の風格をもつ里山、荒島岳。いずれも思い出深い山ばかり。

白馬岳 峻厳なる白峰、長大なる雪渓 2017年4月30日 名山一人旅2

五竜岳 黒い岩峰の巨人、白い北壁の滑走 2008年4月29日 名山一人旅2

黒岳(水晶岳) 北アルプス裏銀座・光のコントラスト 2007年8月12日 名山一人旅1

黒岳(水晶岳) 北アルプス裏銀座・影のシルエット 2019年8月13日

立山 広大無辺な雪世界の周遊、人と自然の大きなスケール 2007年5月4日      

剱岳 頂上からの滑走 2006年5月22日 名山一人旅1

剱岳 岩峰の景観と雪渓の滑走 2012年5月27日 名山一人旅2

剱岳 3度目の剱、同じ辛さ、同じ感動、同じ滑走 2017年5月21日 名山一人旅2

白山 北陸の霊峰、三峰周遊と滑走 2007年5月11日 名山一人旅1

荒島岳 名山の風格を持つ里山 2005年10月21日      

振り返るとスキーをかついだ学生らしき三人が追いついてくる。背後の立山をバックに急坂を登るスキーヤー。大勢の人たちが集っていた室堂や雷鳥沢テントサイトはもうすっかり眼下に見えなくなり、静寂の白い世界を黙々と登る。(奥大日岳への途上)
高速を降りてしばらく走り、ついに荒島岳が見えてきた。町のすぐそばに立っているので、これは立派に見える。青空の下の、長く尾根を伸ばした青いピラミッド。

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2020年9月掲載 チャレンジ・ファイブ7 (2020年8月上信越の夏の山旅)

514

夏の遠征は辛かった。それに試練もあった。最初の松木沢は最初は順調だったが二日目は思ったよりも足は進まず、真っ暗な尾根を下り、やっと駐車場に帰着。一日休んで次は袈裟丸山。前袈裟、後袈裟までは順調。それなのに私を追い越していく女性が二人。それでも奥袈裟と最高点に到達。この日の帰りもヘッドランプ。今回、最大の難関と思っていた西岳へは、望岳台までは順調で、往路5㎞の4㎞くらいを4時間程度でクリア。だが、そこから西岳までの1㎞にも4時間くらいかかる。気楽な気持ちで登った朳差岳は途中の水場で汲んだ水2リットルの重さが次第にこたえ、朳差小屋に着いた時はずいぶん腰が痛かった。ツアーを終え、車での帰路の途中でデジカメにカード異常が発生し、パソコンに入れても修復できず、データ修復を依頼中だが回復は難しそうだ。このカードに袈裟丸山、西岳、朳差岳の写真が含まれていた。翌年に再トライする計画を組む。

皇海山 松木沢を歩き、松木沢を見下ろす      

◇袈裟丸山 (写真喪失、翌年再登頂袈裟丸山 遥かなる尾根のその先へ 2021年7月20日 名山一人旅4

◇西岳 (写真喪失、翌年再登頂西岳 戸隠連峰の花咲く岩尾根 2021年8月13日 名山一人旅4

◇朳差岳 (写真喪失、翌年再登頂朳差岳 飯豊北端の花の稜線 2021年7月22-23日 名山一人旅4

朝日で金色に輝く皇海山。そこに向かう国境平からの道は、百名山登山者で賑わう整備された南尾根とは対照的に自然が支配する世界。微かな踏跡を辿る。
中倉山に向かう尾根から、左下(北)に広がるスラブ斜面とそのはるか下の松木沢を見ながらの旅となる。まさに空中散歩。前日はあそこからスラブ斜面を見上げていて、その上の尾根が歩けるとは思わなかった。

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2020年8月掲載 チャレンジ・ファイブ6 (2020年7月岩手の縦走路)

510-513

7月はずっと雨。当初計画どおりにいかず、わずかな晴間を狙って岩手の縦走路に向かう。紫波三山に最初に登ったのは7年前、今回はそれに続き、宮沢賢治の銀河鉄道のモチーフと言われる南昌山に登り、下りはツーリング。焼石岳では南東端のつぶ沼Pから登って花と池と湿原の縦走路を歩き、大森山トンネルからつぶ沼PまでMTBで豪快に(休み休み)ツーリング。焼石は花の山だった。焼石連峰の東にある夏油縦走路もまた花の縦走路。焼石岳とは少し違う花も咲いていた。

箱ヶ森、太田薬師 紫波三山縦走1 (2013年11月)

南昌山、毒ヶ森、赤林山、箱ヶ森 紫波三山縦走2、ツーリング縦走      

焼石岳 花と池と湿原の旅、そしてツーリング縦走

牛形山、白っ子森、鷲ヶ森山 夏油の花の縦走路

焼石沼のほとりは晴れていて心地よかった。黄色いキンポウゲでいっぱいの湿原の中にキンバイソウの群落があった
イワショウブ(牛形山・西峰の湿原)

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2020年7月掲載 チャレンジ・ファイブ5 (2020年6月四国のツーリング縦走)

507-509

今回は四国の石鎚山と剣山。梅雨の合間を縫って縦走し、MTBで舗装路を駐車地点まで下る(もしくは市街地まで下ってタクシー)」という構想を実行。石鎚山縦走の当初構想は堂ヶ森から東赤石山までの4泊だったが、体力や降雨も考え、二つに分割。ルートもどうMTBを使うかでさんざん考え、小さな失敗やトラブルがいろいろ起こり、それほど慣れていないMTBの長距離走行で疲れた。しかし、晴天の縦走路に四国の名峰が並ぶのをこの目で見て、その頂上に立ち、道脇の花や石仏に出会い、そして風を切ってMTBで走った思い出や感動はいずれもすばらしく忘れがたいものだった。

石鎚山、寒風山、堂ヶ森 四国のツーリング縦走1

東赤石山、西赤石山、銅山越 四国のツーリング縦走2

剣山、三嶺、天狗塚 四国のツーリング縦走3

手がかりをつかんで岩壁を下りはじめると、そこにユキワリソウが咲いていた。しかもたくさん。そこにうずくまって夢中で撮影。石鎚山で見たのと同じ花だと思うが、風にヒラヒラと揺れる薄紫やピンクのユキワリソウは、八巻山の西の岩尾根にたくさん咲いていた。
西から見る三嶺は、両翼を広げた非対称なトライアングルの姿をしていて、すっきりしたラインは芸術品のように美しい。

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2020年6月掲載 チャレンジ・ファイブ4 (2020年5月新潟)

500,501

5月の新潟で最初に向かった毛猛山は尾根の雪が切れていて断念。火打山にも雪が少なく、滑れたのはコースの半分くらい。2004年に比べてえらく時間がかかった。コロナ対策で温泉に入れないのは辛く、外出自粛・県外自粛に従い、5月はこの山だけで切り上げる。火打山に登ったのは3度目。真っ白い美しい山で、名峰に囲まれて頂上から滑走するのは最高の気分。結局、今季のチャレンジ・ファイブ雪山は(目標20に対し)15しか登れなかった。まあ、仕方ないか。

新潟   火打山     頸城三山の最高峰(2004年4月)

新潟   火打山     静かな春の日(2020年5月)

 天狗ノ庭からビンディングを外し、坂を登る。やっと登り返して背後の火打山を振り返る。左後ろに影火打を従え、左右対称の美しい姿。
頂上からは東にショートターン滑走。四周に広がる名峰に囲まれ、最高の気分。風で雪も締まっていて、きれいにターンを刻んでいく。頂上までは二人だけの静かな春の日。

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2020年5月掲載 チャレンジ・ファイブ3 (2020年4月北海道)

494-499

二週間の北海道ツアーに10座くらいは登るつもりで臨んだが現実は甘くなく、6座登るのがやっとだった。最初に向かった天塩岳は雪が切れていて断念したが、林道の雪が少なく疑心暗鬼で向かった奥徳富岳に登れたときはうれしかった。暑寒別岳には大勢が登っていたが、大雪山・旭岳は閑散としていた。十勝岳の頂上は吹雪で何も見えず、数日後にもう一度トライ。快晴の十勝連峰を見ながら滑走した。白銀荘の温泉は最高だ。芦別岳には、雪の無い夏道を歩き、シール、アイゼンに変えて頂上到達。迫力の景観と圧巻の滑走。その後、三段山と道南の大平山にも向かったが、強風や尾根の雪切れで断念。まあ、またトライするさ。

北海道    奥徳富岳     ハードな登り、格別な景観と会心の滑走

北海道    暑寒別岳     長いが登りは楽、迫力の景観に快適な滑走

北海道    大雪山・旭岳    見渡す限りの景観、地獄谷の滑走

北海道    富良野西岳    姿を変える山

北海道    芦別岳    迫力の景観と圧巻の大斜面滑走

北海道    十勝岳    白いピラミッド

広い尾根に滑り込み、振り返ると背後の奥徳富岳はゆったりした双耳の姿になっていた。苦労して登った思い出の山からの会心の滑走だった。 
グラウンド火口の手前あたりで振り返って見た十勝岳は白い雲をなびかせ、滑らかな白いピラミッドはとても神々しく見えた。 

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2020年4月掲載 日本百名山: 岐阜

(342)492,493,(96)(187)

2006~2008年はまだ日本百名山に挑戦していた時期で頂上到達が第一目標だったが、その素晴らしい景観、苦労した山旅や会心の滑走は心に深く刻まれ、岐阜の百名山4座のうち2座に再訪し、同じ感動を味わった。残る2座にも絶対にもう一度行きたい。

岐阜県 2007年     恵那山     神話の名山、人々の集う里山  名山一人旅2

岐阜県 2006、2014年     乗鞍岳     3,026mからの滑走

岐阜県 2008年     笠ヶ岳     名峰の景観と感動の滑走

岐阜県 2007年     黒部五郎岳、薬師岳     北アルプス雪尾根の縦走と滑走  名山一人旅1

岐阜県 2017年     黒部五郎岳、薬師岳     カールの景観  名山一人旅2

ツアー・コースをシールで登っていくとやがて行く手に真っ白な乗鞍が現われる。空は真っ青に晴れ、素晴らしい天気!元気なパーティが先に行く。 
抜戸岳頂上から見る笠ヶ岳はなかなか立派である。左右対称の笠の形、その右肩は小笠。急峻な黒い岩肌を白い雪が覆っていて、その雪の上をたどって頂上を目指す。 

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2020年4月掲載 チャレンジ・ファイブ2 (2020年3月関東・北陸)

489-491

関東・北陸ツアーは雪が少なくて大苦戦。栃木の大佐飛山はスキーをあきらめて夏靴でなんとか登ったが、スキー滑走しようと思っていた赤薙山にも雪がなくて夏靴登山。北陸にも雪がなく、スキーを持って行った初雪山や天狗原山には登れず、なんとか雨飾山P2に登る。10数年ぶり見た猫の耳は感激だった。

栃木県     大佐飛山     男鹿連峰の最高峰

栃木県     赤薙山     日光連山の東端

長野県     雨飾山P2     猫の耳ふたたび

大長山から行く手に、初めて大佐飛を見る。それは東西に尾根を広げた大きな丸い山頂を持っていて、頂上まで緑の林が雪の白に混じり合っている。 
そして行く手に、あの猫の耳(*)が見えてきた。この二つのピークが耳のように見えるのはP2から見るこの角度からだけ。またこの猫の耳に会えたのは感激だった。

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2020年3月掲載 チャレンジ・ファイブ1 (2020年2~3月中国、東北)

472-476

65才となって退職したのを機に、まだ元気なうちに難度の高い山にトライするプランを立てる。向こう5年間、毎年、雪山20、夏山20づつ、合計200座。だいぶ衰えてしまった体力を回復するため、毎日のジョギングや月4回の水泳も開始。車に食材を積んで長期ツアーに出て、まあ、気ままに山登り人生を楽しんでみよう。5年間で難度の高い200山にトライするから、チャレンジ・ファイブという訳だ。

鳥取県     大山     弥山沢の滑走

福島県     大中子山     桧枝岐の雪尾根の旅

福島県     長須ヶ玉山     桧枝岐の雪の沢登り

岩手県     三ツ石山     八幡平の雪の縦走路1

岩手県     源太森     八幡平の雪の縦走路2

大山・弥山沢:垂直のところを斜めに滑り込む。なんなく広い斜面に滑り込み、最初の右ターン。広い斜面を大きいターンでゆっくり滑走。すさまじい高揚感。 
二日後、長須ヶ玉山・頂上からの帰りに、間違って北東斜面に滑り込んだ時、図らずも大中子山を見る。・・・・・滑り込むと突然、目の前に景観が広がっていた。樹木がないから当然なのだが、正面にあるごついのはどうも大中子山らしい。ふーん、こんな格好をしていたのか。
(二日前に大中子山への尾根から)南西方向に長須ヶ玉山を見る。冷たい青空に丸い頭の大きな山。頂上は平だが、その手前の斜面はきつそうだ。登路の佐惣沢は裏側で見えていない。

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2020年2月掲載 日本百名山:関西・中国・四国

(224)469,470,(30)(175)(472)(402)(509)471,(507)西日本の山は                                           どれも人里のそばにあり    地蔵尊がたくさん   それに古くて狭い道

伊吹山     花咲く山     2003年8月5日&2020年6月17日  里山の旅日記2

大台ヶ原     遊歩道で日出ヶ岳     2008年8月24日

大峰山     山上ヶ岳と八経ヶ岳     2005年11月

大山     西日本の百名山からスキー滑走     2005年3月19日  名山一人旅1

大山     七合沢の滑走     2008年3月8日  名山一人旅2

大山     弥山沢の滑走     2020年2月20日 

剣山     緩やかな四国の名峰、伝説の山     2004年6月 

剣山、三嶺、天狗塚     四国のツーリング縦走3     2020年6月15-16日 

石鎚山     鎖場と岩場を登って西日本最高峰     2004年6月

石鎚山、寒風山、堂ヶ森     四国のツーリング縦走1     2020年6月5-7日 

百花繚乱の伊吹山頂上付近の花畑
大峰山から初めて見たときの大台ヶ原はゆったりとした長大な尾根の姿をしていて、その3年後、最高点の日出ヶ岳へはドライブウェイと遊歩道を伝って簡単に登ることができた。しかし、そのなだらかな最高点の周辺には深い谷と険しい尾根筋が広がっていて、なかなか手ごわい。
行く手に見える八経ヶ岳は、まだ濃い緑色のなだらかな山体の上に鋭角の頂上を持っていて、大峰山脈の盟主の風格を持っていた。

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2020年1月掲載 日本百名山:九州

(403)(206)(208)468,(451)(65)(452)巨大なカルデラの阿蘇緑の草原が広がる九重祖母山の原始の自然神が宿る火山、霧島山開聞岳と青き海そして南海の九州最高峰、宮之浦岳

阿蘇山     広大な山世界の逍遥     2004年6月、2010年11月 

九重山     山と緑の広大な散策路     2004年6月  名山一人旅2

祖母山     滝巡りから縦走路の眺望     2013年8月  名山一人旅2

霧島山     神話と火山の連峰     2005年7月、2013年8月

開聞岳     青い空と海、11月の花     2019年11月 

宮之浦岳      南海の九州最高峰     2005年11月  名山一人旅1

宮之浦岳     湯泊歩道     2019年11月 

久住山: 久住別れから見る久住は確かに威厳を感じる。ゆったりした背が東に延び、北西側は岩稜に切れ落ちている。
背後に韓国岳の全景が見える。中央の巨大な噴火口とそれを囲む頂上尾根。北側が大きく開き、東西の尾根が二つの山に見えていたのだ。なんと雄大な火山の景観だろう。
烏帽子岳から背後に初めて七五岳を見たとき、そのあまりの鋭角に圧倒され、まさかあの頂上までは登るまい、いや、登れまい、と思った。正面はのっぺらの岩肌なので取付きようがないが、左側には樹木が生えていて、そこをぐんぐん登り、太い黒綱を何度か登り、最後は岩の上を渡り、ついに七五岳の頂上に立つ。強烈だった。

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2019年12月予定 丹沢の秋

453-455,(51)町のすぐ近くにあり気軽に登れるがどっこい、奥が深い身軽な装備で早朝暗いうちに歩き始める稜線に上がると真っ白な富士山!

神奈川県 2004年     丹沢山、蛭ヶ岳、塔ノ岳     丹沢三山の日帰り縦走

神奈川県 2019年     菰釣山     西丹沢の縦走1

神奈川県 2019年     檜洞丸、蛭ヶ岳     西丹沢の縦走

神奈川県 2004年     檜洞丸     晩秋の西丹沢逍遥  名山一人旅1

高度が上がるにつれ檜洞丸の背後の富士山は次第に高く、大きくなり、富士山の白い姿が大きくなるほど、檜洞丸の黒い姿も引き立って見えてくる。 
少し夕日(アーベントロート)の蛭ヶ岳が輝く。日が暮れる直前のわずかな時間の小さな奇跡。 

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2019年11月掲載 九州の秋

451.452,(65)山道を辿り緑の林の中を行く鹿の声、鳥の囁き緑の中に立つ岩峰

鹿児島県 2019年     開聞岳     青い空と海、11月の花

鹿児島県 2019年     宮之浦岳     湯泊歩道

鹿児島県 2005年     宮之浦岳     南海の九州最高峰  名山一人旅1

屋久島へのフェリーに乗った時、開聞岳を見る。それは青空の下に、濃い青の海の上に、美しい円錐形で浮かんでいた。単純な形なのに、なぜこんなに感動的なのだろう。 
この日は快晴、深田久弥が見た、深い谷の向こうの宮之浦岳は左に永田岳、右に翁岳、安房岳、投石岳を従え、悠々と屋久島の中心にそびえていた。この景観は屋久島で一番、日本でも有数の山岳景観ではなかろうか。

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2019年10月掲載 果てしなき道

447-450,(18)歩いても歩いても目指す山頂ははるか先岩峰を登り沢を渡り果てしなき道をゆく

秋田県 2013年     曲甲(まがりかぶと) 和賀連峰の怪峰、紅葉と七変化

群馬県 2006年     皇海山     濃い緑の鋭鋒と鋸尾根

群馬県 2019年     丁須ノ頭     裏妙義の縦走

新潟県 2019年     蒜場山     飯豊連峰の展望台

群馬県 2008年     妙義山     奇岩奇勝の殿堂、緊張の表妙義縦走  名山一人旅1

庚申山の頂上から下りにさしかかろうとするといきなり皇海山が目の前に現れる。青く晴れ渡った秋空の下、深い谷の向こうに少し猫背の、濃い緑の鋭鋒が立っている。本日最高の眺め。これを見るためだけでも来る価値はある。 
青空の下に並ぶ烏帽子岩と赤岩が良く見えた。その奥には丁須ノ頭、東には表妙義の白雲と金洞が並ぶ。これぞ妙義の絶景、驚異の奇観。孫悟空の世界だな。 
丁須ノ頭は巨大なキノコ、そのキノコの上にいる人、登ろうとしている人

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2019年9月掲載 三角点

432,433,435,434(219)(14)(121)おいらは三角点四角四面のつらがまえあっちの方が高そうだからって騙されるんじゃないぞおいらのいるところが山頂なんだこらっ!座るんじゃない

新潟県・山形県 2019年     北股岳、大日岳     初秋の飯豊連峰

東京都 2019年     天祖山、ウトウの頭     霧の山旅

長野県 2006年     高妻山     仏跡を辿る辛い道、素晴らしい景観

長野県 2004年     仙丈岳     初めての3,000m峰

北海道 2006年     ペテガリ     遥かなる山  名山一人旅2

山形県 2002年     北股岳     飯豊連峰の名峰  名山一人旅1

栃木県 2014年     錫ヶ岳     西日光の長い稜線  名山一人旅1

石川県 2007年     大笠山     白山・北尾根の縦走  名山一人旅1

夕日と北股岳
社務所or宿坊から100m少し先が天祖山の頂上だった。林の中の広い丘のてっぺんに天祖山神社が建っており、その正面に三角点があった。1,723mの山頂にいるとは思えない、穏やかで古色蒼然とした雰囲気。

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2019年8月掲載 くたびれた靴

430,(56)431歴戦を共に歩いてきた くたびれた靴靴底もすり減ってソールもはがれそうその古ぼけたところに思い出がつまってる

山梨県 2019年     滝子山     巨大な岩斜面

富山県 2007年     黒岳(水晶岳)     北アルプス裏銀座・光のコントラスト  名山一人旅1

富山県 2019年     黒岳(水晶岳)     北アルプス裏銀座・影のシルエット

稜線に上がって最初に見た黒岳(水晶岳)は、黒い双耳峰の間に細く白い雪渓が下っている姿。黒い岩肌に残雪の白が映えていた。 光のコントラストの始まり
頭上の黒いシルエットの鷲羽岳頂上には日の出を待ち構える人たちでいっぱい。 

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2019年7月掲載 花の旅

425-429

湿原いっぱいに咲く

白や黄色の小さな顔

風に揺れ、日差しに輝くその中を

行き交う旅人たち

青森県 2019年     八甲田・大岳     毛無岱から仙人岱、花の旅

青森県 2019年     岩木山、巌鬼山     石仏と花の道

秋田県 2019年     秋田駒ヶ岳     霧の谷、花の王国

新潟県 2004年     平ヶ岳     長い尾根歩きから池塘と湿原の散策

岩手県 2019年     早池峰     花の山旅

仙人岱の大きなベンチの手前でヒナザクラをいくつも発見し、何度も立ち止まる 
ミチノクコザクラの大群落。はるかな高みまで登って出会えた不思議の国。 
見渡す限りの砂地をコマクサが覆っていた。こいつはすごい。まるで花の王国。 
そして分厚い白い綿毛のハヤチネウスユキソウ。ゴージャスなたたずまい。 

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2019年6月掲載 緩やかな縦走路

401-403,(40)(25)(206)また一つピークを越える頂上が見えてるのにちっとも近づかないなあ長い下りを駆け下りて、また登り返し緩やかな道はどこまでも続く

宮城県 2019年     寒風山・白髪山     船形連峰の南西縦走路

徳島県 2004年     剣山     緩やかな四国の名峰、伝説の山

熊本県 2004、2010年     阿蘇山     広大な山世界の逍遥

北海道 2009年     雌阿寒岳     深田久弥が登れなかった山  名山一人旅1

山梨県 2005年     茅ヶ岳     深田久弥終焉の地  名山一人旅1

大分県 2004年     九重山     山と緑の広大な散策路  名山一人旅2

笛の練習をしている人がいて、一ノ森・三角点の少し手前の剣山とジロウが良く見えるところで食事。それは日本百名山に掲載された写真と同じアングルで、剣山は緩やかな姿で緑の裾野を広げていた。 
正午頃、俵山の頂上を下る。北峰の端に来ると、再び阿蘇を見る。俵山の西に見えた街並よりも阿蘇の中央丘の方が遠く見える。なんと広大な山だろう。 

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2019年5月掲載 春の山旅(鳥海山と尾瀬)

397-400,(103)(102)(177)(101)(176)(295)(299)(392)薄い青空まだ冷たい風山の木々には春の息吹そして山の旅人たち

山形県 2019年     鳥海山     日本海に向かって滑走

群馬県 2019年     至仏山     青空に白く輝く名峰

新潟県 2019年     平ヶ岳     尾瀬からの遠い道、最奥の名峰の景観と滑走

新潟県 2019年     景鶴山     雪の刃渡り頂上に登り、ケイズル沢上部を滑走

山形県 2016年     鳥海山・行者ヶ岳     広大な雪斜面  名山一人旅1

福島県 2005年     会津駒ヶ岳     薄い青空の春の光  名山一人旅2

福島県 2016年     会津駒ヶ岳     夏道の尾根から雪原の稜線  名山一人旅1

福島県 2011年     燧岳     尾瀬のパノラマ、春を滑る  名山一人旅2

福島県 2016年     燧岳     早春の尾瀬の景観  名山一人旅1

山形県 2018年     稲倉岳     蟻ノ戸渡の反対側を登る  名山一人旅2

山形県 2018年     鳥海山     雪の名峰  名山一人旅2

群馬県 2004、2013年     至仏山     名峰の景観と大斜面の滑走  

鳥海山はほぼ左右対称の台形をしており、青空の下に黒い岩峰と白い雪をまとった姿は峻厳でかつ美しい。私にとっては生涯最高の山岳景観の一つ。 (2002年5月2日)
平ヶ岳はいったん見えなくなり、白沢山頂上付近で再び見えてくる。平ヶ岳はもうすぐ先に平らな頂上を見せているが、まだ2.4㎞のかなた。 

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2019年4月掲載 雪の名山

392-396おまえさん、雪山には慣れてるねなあに、トレースさえあれば楽なもんだ空気はピンと張りつめて神々しい純白の山々晴れて視界が広がるとすっかり名山に取り囲まれている

群馬県 2004、2013年     至仏山     名峰の景観と大斜面の滑走

群馬県 2019年     尾瀬・笠ヶ岳     白いピラミッド、尾瀬と上越の景観

新潟県 2019年     未丈ヶ岳     迫力の大展望尾根

新潟県 2004年     巻機山     名峰に囲まれた雪の山

新潟県 2009年     苗場山     広大な雪原台地、巨大な山の滑走

林の向こうに峰が見えている!青空の下に真っ白な峰を立てた至仏山。感激。 
未丈ヶ岳は遠く、縦位置で近く見えていた頂上は、尾根を登っていくと、いったん巨大な雪庇に遮られて視界から消える。 
神楽ヶ峰への斜面を半分登り返したところで振り返り、初めて苗場山の全景を見る。頂上台地は尾根と台地斜面で隠れており、巨大な山がたたずんでいる。 

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2019年3月掲載 八甲田連峰6(南八甲田3)

376,377,(211)378滑っても滑ってもまだ続く無限の大斜面果てしない大雪原の周遊初夏にはショウジョウバカマの輝きはるか南に見える御鼻部山へ秋に代赭色の広大な湿原をそぞろ歩く

青森 2015、2004年     櫛ヶ峰     無限の大斜面

青森 2011年     櫛ヶ峰、横岳     大雪原の縦走

青森 2017年     櫛ヶ峰     ショウジョウバカマの輝き  名山一人旅2

青森 2014、2016年     御鼻部山     八甲田から十和田湖への縦走路

正面に櫛ヶ峰が現われる。真っ白な二等辺三角形の大斜面。白に吸い込まれてしまいそうだ 
御鼻部山の東にある惣部牧野から、急峻な南斜面の御鼻部山の北側が長く伸び、南八甲田につながっている雄大な景観を見る。これを見て、10㎞離れた位置ながら、御鼻部山が八甲田の一部であると納得した。(2013年10月5日)

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2019年3月掲載 雪山の旅

375,(95)(172)(182)(173)春の晴天の日山の風は強く尾根は厳しい顔をしているが地形と雪質を見定めルートに踏み込んでいく

岩手県 2019年     前塚見山     焼石連峰東端の前衛峰

富山県 2008年     鍬崎山     立山連峰の前衛峰  名山一人旅1

岐阜県 2007年     猿ヶ馬場山     白川郷の広大な雪の頂稜  名山一人旅2

岐阜県 2017年     三方崩山     比類なき景観  名山一人旅2

岐阜県 2007年     野伏ヶ岳     北陸の雪の稜線  名山一人旅2

焼石連峰の一角、夏油の前衛峰、南から見る前塚見山は重厚なトライアングルだが、その奥に急峻な地形が隠されていて、静かな迫力が感じられる。 
P1手前で正面の谷向こうに三方崩山が見える。荒々しい岩肌に白く雪をまとい、その右に白い東稜が切り立っている。比類なき景観の始まり 

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2019年2月掲載 冬の太陽2

372-374雲間に冬の太陽が射すまぶしいがちっとも熱くない冬の張りつめた青空に輝く冷たい光

北海道・道央 2019年     神威岳     札幌のいかつい岩峰と冬の青空

北海道・道央 2019年     喜茂別岳     雪世界の周遊とパウダー滑走

北海道・道央 2019年     大黒山     深雪ラッセルとパウダー滑走

大黒山: オープン斜面は快適パウダー。雪は胸くらいまであり、ずっぽりはまって後傾で滑り降りる 
喜茂別岳: いつの間にか小雪は止み、冬の太陽が輝き、冬の青空が広がって、まばらな木々の雪が白くきらめいていた。すばらしい朝 

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2019年2月掲載 八甲田連峰4(南八甲田1)

(3)369,370,371雪が落ち着いてくると南八甲田に向かう城ヶ倉大橋を渡って横岳そして大岩とナギの南沢岳平らな乗鞍岳から黄瀬沼赤倉岳から凍った赤沼を見下ろす

青森県 2015年     南八甲田・横岳     広大な山上雪原の山  名山一人旅1

青森県 2004年     南八甲田・南沢岳     黒い大岩と白いナギ

青森県 2004年     南八甲田・乗鞍岳     大雪原の逍遥漫歩

青森県 2004年     南八甲田・赤倉岳     氷結した赤沼を見下ろす

南東側が切れ落ちた雪原台地の先に見えている横岳頂上に、大きく右側から回り込んで登っていく。帰りはスキーで滑走。 
稜線に達すると乗鞍岳の巨大な姿が目の前の視界いっぱいに広がる。ずっしりとした存在感。西に見える真っ白な櫛ヶ峰と対照的に、乗鞍は重い黒い巨体をしている。 

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2019年1月掲載 冬の太陽

366,367,368,(290)(168)(171)雲間に冬の太陽が射すまぶしいがちっとも熱くない冬の張りつめた青空に輝く冷たい光

北海道・道央 2019年     百松沢山     街と山の景観とパウダー滑走

北海道・道央 2010年     イワオヌプリ     ミニ・ツアーとパウダー

北海道・道央 2019年     白樺山     青空の絶景と魅惑の白い斜面

山形県 2004年     蔵王・熊野岳     白い世界の周遊  里山の旅日記2

宮城県 2004年     屏風岳     南蔵王の巨大な雪壁  名山一人旅2

長野県 2008年     蓼科山     巨大な白いドーム  名山一人旅2

百松沢山・南峰(2月に神威岳から見た姿)
最後は連続ショートターンを決め、駐車場標識のところに滑り込む。背後には青空にイワオヌプリが白く見えていた。

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2019年1月掲載 八甲田連峰2

(4)363,364,365いやあ、すっげえきれいな景色ぶったまげるねえうっひょう、目がくらみそうなスロープ足がすくむぜ

青森県 2015年     八甲田・小岳     スキー滑走のミニ・ツアー  名山一人旅1

青森県 2004年     硫黄岳、石倉岳     八甲田3山周遊 

青森県 2009年     高田大岳     大斜面の滑走

青森県 2004年     雛岳     パウダー滑走の目覚め

ブナの枯枝の合間から高田大岳が大きく見えてきて、やがて全身が姿を現す。南大斜面のくぼみのなかに滑走トレースを発見。今回は是非あそこを滑ろう。 
ガスの雛岳から滑った北斜面は絶好のパウダースノーだった。新雪は苦手だったのに、パウダー滑降に目覚めるきっかけだったかもしれない。(頂上から右が滑走した北尾根。左奥に高田大岳がわずかに重なっている。2008年4月20日の快晴の日の写真)

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