檜洞丸(ひのきぼらまる) 晩秋の西丹沢逍遥
神奈川県 1,601m 2004年11月22日
関東百名山
51
名山一人旅
真っ青な秋空、澄み切った空気。もうすっかり葉の落ちた檜洞丸の広い頂上の、いちばん西のテーブルで富士を見ている男性
真っ白くなった富士山に代赭色の丹沢の山々。雄大な蛭ヶ岳。そして紅葉。
静かな晩秋の西丹沢逍遥。
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R246号を降りて北上するとダムと丹沢湖があり、その先は大きなキャンプ場がある。登山口を確かめ、少し戻って駐車場に停める。先客が何人かいて、登山の人もいるようだ(追いつかず)。車道を少し歩いてから登山口へ。
沢から九十九折に登って開けたところに出ると、昔の砂防工事用の道と思われる川沿いの道。高度が上がると背後に坊主頭の山が見える。おそらく箒沢権現山だろう。いったん下って川原まで降り、徒渉して向こう岸のロープ場を登る。この東沢は大きな川で岩場に木造の橋がかけてあるが、いくつかは洪水のためかひっくり返っている。いったん小さな鞍部となり、そこから細尾根の急登。右後ろを振り返ると、真っ青な秋空に真っ白い富士山。
じき展望台に着き、白い富士の周辺に西丹沢の代赭色の山々が並ぶ。富士の右(写真の中央奥)に見える平らな山が菰釣山、その左手前が箒沢権現山、北の丸い頭の山は大室山だろう。大室山に続く稜線の手前にあるピークが桧洞丸のはずだが、樹木にさえぎられほとんど見えない。木造の階段を登り、稜線に達し、道は左(北)に曲がる。稜線の右(東)の谷向こうには、前日登った塔ノ岳が見えている。木道が続いており途中に小さな風力発電と気象観測機器らしきもの。
最後の登りのところで富士山の右手に白く輝く南アルプス。右端に甲斐駒、すっかり白くなっている北岳と間ノ岳。南アルプスの手前に見える丸い形の山は御正体山だろう。その左背後で白く雪をかぶっているのは赤石岳(左)と悪沢岳に違いない。富士山と南アルプスの手前に、西丹沢の諸峰、代赭色の山々を改めて見る。手前から箒沢権現山(写真左手前)、畦ヶ丸(右手前)、菰釣山(中央)、大きな半円の御正体山と並び、菰釣山の背後の山は石割山かもしれない。
頂上はもうすっかり葉の落ちた木々の広場となっており、テーブルがたくさん置いてある。真っ青な秋空に澄み切った空気。いちばん西のテーブルで富士を見ている男性。他にも2~3人いた。しかし、木々がじゃまで視界は良くない。東の蛭ヶ岳への登山道を少し降りると山小屋(青ヶ岳山荘)があり、そこのやや手前の斜面で視界の開けているところがあり、そこに陣取って食事。雄大な蛭ヶ岳。その右手、不動峰の上に少し頭を出している丹沢山、更にその右手に塔ノ岳。頂上に小さく山小屋が見えている。あの稜線をまた歩きたい。
真っ青な快晴の下、気温は低いが風は無し。蛭ヶ岳の方から団体がやってきて、次に男性が一人来る。いずれも小屋の前のテーブルで一息ついてから桧洞に向かう。去りがたい状況となったが、小屋の向こうのトイレに寄ってから帰路につく。(ところで、時間があれば蛭ヶ岳まで行くことも当初考えていたが、予定より30分遅れになったのと、カゼ気味だったので止める。快晴なので本当は行ってみたかった)
丹沢三山が障害なしに見られるのはさっきの斜面のみ。南アルプス全体が眺められるのは桧洞頂上手前の斜面のあたりのみ。木々が多く、視界が遮られている。富士の左側に雲がたなびいており、振り仰ぐと上空にも雲。いちばん良い時に登ったのだ。
真っ白くなった富士山に代赭色の丹沢の山々。雄大な蛭ヶ岳。そして紅葉。
静かな晩秋の西丹沢逍遥。
西丹沢駐車場
R246号を降りて北上するとダムと丹沢湖があり、その先は大きなキャンプ場がある。登山口を確かめ、少し戻って駐車場に停める。先客が何人かいて、登山の人もいるようだ(追いつかず)。車道を少し歩いてから登山口へ。
代赭色の西丹沢の山(箒沢権現山?)
沢から九十九折に登って開けたところに出ると、昔の砂防工事用の道と思われる川沿いの道。高度が上がると背後に坊主頭の山が見える。おそらく箒沢権現山だろう。
富士山
いったん下って川原まで降り、徒渉して向こう岸のロープ場を登る。この東沢は大きな川で岩場に木造の橋がかけてあるが、いくつかは洪水のためかひっくり返っている。いったん小さな鞍部となり、そこから細尾根の急登。右後ろを振り返ると、真っ青な秋空に真っ白い富士山。
菰釣山(中央奥)と箒沢権現山(左手前)
じき展望台に着き、白い富士の周辺に西丹沢の代赭色の山々が並ぶ。富士の右(写真の中央奥)に見える平らな山が菰釣山、その左手前が箒沢権現山、北の丸い頭の山は大室山だろう。大室山に続く稜線の手前にあるピークが桧洞丸のはずだが、樹木にさえぎられほとんど見えない。木造の階段を登り、稜線に達し、道は左(北)に曲がる。稜線の右(東)の谷向こうには、前日登った塔ノ岳が見えている。木道が続いており途中に小さな風力発電と気象観測機器らしきもの。
展望台
大室山
木道
南アルプス
最後の登りのところで富士山の右手に白く輝く南アルプス。右端に甲斐駒、すっかり白くなっている北岳と間ノ岳。
御正体山
南アルプスの手前に見える丸い形の山は御正体山だろう。その左背後で白く雪をかぶっているのは赤石岳(左)と悪沢岳に違いない。
西丹沢の山並み
富士山と南アルプスの手前に、西丹沢の諸峰、代赭色の山々を改めて見る。手前から箒沢権現山(写真左手前)、畦ヶ丸(右手前)、菰釣山(中央)、大きな半円の御正体山と並び、菰釣山の背後の山は石割山かもしれない。
檜洞丸頂上
頂上はもうすっかり葉の落ちた木々の広場となっており、テーブルがたくさん置いてある。真っ青な秋空に澄み切った空気。いちばん西のテーブルで富士を見ている男性。他にも2~3人いた。しかし、木々がじゃまで視界は良くない。
檜洞丸頂上標識
青ヶ岳山荘
東の蛭ヶ岳への登山道を少し降りると山小屋(青ヶ岳山荘)があり、そこのやや手前の斜面で視界の開けているところがあり、そこに陣取って食事。雄大な蛭ヶ岳。その右手、不動峰の上に少し頭を出している丹沢山、更にその右手に塔ノ岳。頂上に小さく山小屋が見えている。あの稜線をまた歩きたい。
雄大な蛭ヶ岳
丹沢山・・・・・蛭ヶ岳の右手、不動峰の上に少し頭を出している丹沢山、
塔ノ岳・・・・・更にその右手に塔ノ岳。頂上に小さく山小屋が見えている。あの稜線をまた歩きたい。
枯れ枝 (ブナ?)
真っ青な快晴の下、気温は低いが風は無し。蛭ヶ岳の方から団体がやってきて、次に男性が一人来る。いずれも小屋の前のテーブルで一息ついてから桧洞に向かう。去りがたい状況となったが、小屋の向こうのトイレに寄ってから帰路につく。(ところで、時間があれば蛭ヶ岳まで行くことも当初考えていたが、予定より30分遅れになったのと、カゼ気味だったので止める。快晴なので本当は行ってみたかった)
紅葉1 (イロハモミジ?)
丹沢三山が障害なしに見られるのはさっきの斜面のみ。南アルプス全体が眺められるのは桧洞頂上手前の斜面のあたりのみ。木々が多く、視界が遮られている。富士の左側に雲がたなびいており、振り仰ぐと上空にも雲。いちばん良い時に登ったのだ。
紅葉2 (イロハモミジ?)
真っ白くなった富士山に代赭色の丹沢の山々。雄大な蛭ヶ岳。そして紅葉。
静かな晩秋の西丹沢逍遥。
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