奥白根山(日光白根山) 関東最高峰からの眺望

群馬県  2,578m  2005年3月7日

日本百名山

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午前8時前、丸沼高原スキー場着。月曜のリフト運行前なのに正面駐車場はほぼ満車。ゴンドラに乗ると、背後に武尊山。

ゴンドラ頂上駅に着くと、真正面に奥白根山が見える。圧倒的な迫力!さっそくシールを付けて出発。最初は林の中を進む。

林を抜け、正面に奥白根がそびえるナギのスロープを登る。シールでは登れないのでスキーをザックに取り付け、アイゼンで登る。先行の二人がラッセルしてくれているので助かった。11時過ぎ、肩に到達して休憩。振り返ると武尊山の向こうに谷川岳らしき山。その右側に至仏、平ヶ岳、燧などが並ぶ。

この先、急斜面を南から大きく東に回りこんで登り、噴火口のたくさんある頂上丘に出る。丘の上に出ると祠あり。頂上直下でスキーを置き、ピッケルを持って頂上に登る。12時半前頂上着。ビールを飲み、四周を眺める。北東には男体山や女峰山が並ぶ。青空の絶景。

ゴーグルをかけ、シールを外していざ噴火口を滑り、いったんスキーを外して岩場を歩き、雪面の西急斜面を再びスキーで滑る。途中で北側の肩に向かい、最後の狭い急斜面を2~3回のターンで肩のところに出る。そこからはナギの中の大きな雪斜面を大きくターンしながら滑る。ここがハイライト。下にはゴンドラ頂上駅と小さな人影が見える。向こうからこっちは見えるんだろうか。

ゴンドラ頂上駅に着くと、真正面に奥白根山が現われる。圧倒的な迫力。朝は逆光になっていたため、下山後に写したもの。
噴火口と錫ヶ岳、赤城山
男体山と中禅寺湖
ナギの滑走
8:47 ゴンドラ頂上駅発10:24 アイゼンに切替11:12 肩12:21 奥白根山・・・・・・・・・・登り3時間34分12:43 奥白根山発13:25 肩14:11 ゴンドラ頂上駅・・・・・往復(含休憩)5時間24分

(周辺の山々)

・北:至仏山、燧岳、平ヶ岳、会津駒ヶ岳

・西:武尊山

・東:太郎山、女峰山、男体山

・南:皇海山、庚申山

(周辺の山々2)

・西:前白根山、太郎山、小真名子山、大真名山、女峰山、男体山

・南:錫ヶ岳

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空は快晴の様子。車も少なく、沼田で降りてゆっくり行く。尾瀬への分岐で武尊が見える。初めて見る姿。丸沼少し手前で正面の山の上に奥白根が少しのぞいていた。8:00前、丸沼高原スキー場着。月曜のリフト運行前なのに正面駐車場はほぼ満車。リフトは8:30からとある。ゴンドラはもう少し遅いだろう。食堂で時間をつぶす。

8:37、ゴンドラに乗り、武尊をながめる。逆光の進行方向に奥白根が見えてくる。頂上駅からは真正面に見える。迫力の姿!レストハウスの向こうに赤い鳥居と登山口標識あり。さっそくシールを付けて出発、8:47。社の写真を撮っていると二人連れが徒歩で登ってゆく。なかなか早くて追いつかない。昨日のことがあるのでゆっくり行く。林の中を雪の道が通じており、格段に歩きやすい。と思ったら急な坂となり、やっと登ったところが開けていてまた奥白根が見える。休憩、9:34。

林に入り二又を左に進む。左の尾根から登るはず。しかし傾斜は急になり、何度もスキーを外して登る。林を抜け、正面に奥白根の崖のあるスロープを両手にスキーを持って登る。スロープの途中まで行くと二人連れが休んでいる。こちらも休憩、10:24。ペットボトルの水がうまい。アイゼンを着け、スキーをザックに取り付ける。次第に急になっていくが、先行の二人がラッセルしてくれているので楽。いつかルートは右に曲がり、岩陰に入っていく。11:12、肩に到達して休憩。二人はもう先に進んでいる。振り返ると武尊の向こうに谷川岳らしき山。その右側に至仏、平ヶ岳、燧などが並ぶ。この先は岩場の中のじゃり道。雪のあるところを選んで進む。結局、南から大きく東に回り、噴火口のたくさんある頂上丘に出る。標識あり。東からきたらしい登山者あり。スノーシュー。

スキーを置いていこうと思ったが、噴火口に雪がたっぷりあるのでやはりかついで行く。丘の上に出ると祠あり。その先の噴火口にいったん降り、その先が頂上。下にスキーを置き、ピッケルを持って頂上に行く、12:21。二人連れはもう降りてゆく。頂上には別の二人がいて、写真をとってもらう。奥白根の頂上は価値があると思う。ビールを飲み、四周を眺める。北東には男体山や女峰山が並ぶ。西には・・・・・と明日登る草津白根らしき山。ゴーグルをかけ、シールを外していざ噴火口を滑る。と、いきなり転ぶ。雪質に注意。いったんスキーを外して岩場を歩き、雪面の西急斜面をスキーで滑る。途中で北側の肩に向かい、最後の狭い急斜面を2~3回のターンで肩のところに出る。そこからは崖の下を大きくターンしながら滑る。ここがハイライト。下にはゴンドラ頂上駅と小さな人影が見える。向こうからこっちは見えるんだろうか。林に入り、少しづつ降りてゆく。ビンディングを外し、登ったり降りたりだが、思ったよりも早く登山口に到着。レストハウスの前を二人連れが行く。ついに追いつけなかった。

レストハウスに転がり込んでザックを降ろすと、スコップの柄が無い!足に付けておいたはずのスキー・ストッパーも二つとも無くなっている!たぶん転んだときや木の間を滑ったときに落ちてしまったのだろう。反省。生ビールとフライドチキンを食べながら奥白根をながめる。かすかにスキー・トレースがついているのが見える。しばらくすると、さっき頂上にいた人が降りてきた。東側からの縦走だろうか。顔にサンオイルをつけなおしてレストハウスを出る。ここは標高2,000m。下まではかなりある。下の建物入口にコインロッカーがあったのでザックを預け、あと2回ゴンドラに乗る。ゴンドラは3:30くらいが最終だった。

赤い鳥居(ゴンドラ頂上駅の奥、夏道登山口)

午前8時前、丸沼高原スキー場着。月曜のリフト運行前なのに正面駐車場はほぼ満車。ゴンドラに乗ると、背後に武尊山。

林間から奥白根山

ゴンドラ頂上駅に着くと、真正面に奥白根山が見える。圧倒的な迫力!さっそくシールを付けて出発。最初は林の中を進む。

ナギ入口

林を抜け、正面に奥白根がそびえるナギのスロープを登る。シールでは登れないのでスキーをザックに取り付け、アイゼンで登る。先行の二人がラッセルしてくれているので助かった。

ナギの中の登り

ナギから肩への登り

肩・・・・・ナギから上がって平坦なところで休憩。背景に燧ケ岳や平ヶ岳が見える

11時過ぎ、肩に到達して休憩。振り返ると武尊山の向こうに谷川岳らしき山。その右側に至仏、平ヶ岳、燧などが並ぶ。

頂上丘手前・・・・・奥に祠と頂上標識が見える

この先、急斜面を南から大きく東に回りこんで登り、噴火口のたくさんある頂上丘に出る。

頂上東の展望所

奥白根山頂上

丘の上に出ると祠あり。頂上直下でスキーを置き、ピッケルを持って頂上に登る。12時半前頂上着。ビールを飲み、四周を眺める。北東には男体山や女峰山が並ぶ。青空の絶景。

噴火口と武尊山、谷川連峰、至仏山

噴火口と錫ヶ岳、赤城山

武尊山

浅間山

燧岳

至仏山

錫ヶ岳

赤城山

男体山

女峰山、小真名子山、大真名子山

太郎山

男体山と中禅寺湖

会津駒ヶ岳

平ヶ岳と中ノ岳(左後)、越後駒ヶ岳(右後)

朝日岳

谷川岳

庚申山(左)と皇海山(右)

前白根山

頂上稜からの滑走1

ゴーグルをかけ、シールを外していざ噴火口を滑り、いったんスキーを外して岩場を歩き、雪面の西急斜面を再びスキーで滑る。途中で北側の肩に向かい、最後の狭い急斜面を2~3回のターンで肩のところに出る。そこからはナギの中の大きな雪斜面を大きくターンしながら滑る。ここがハイライト。下にはゴンドラ頂上駅と小さな人影が見える。向こうからこっちは見えるんだろうか。

頂上稜からの滑走2

ナギの滑走1

ナギの滑走2

ナギと奥白根山