会津駒ヶ岳 夏道の尾根から雪原の稜線

福島県  2,133m  2016年5月3日

日本百名山

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この日は朝から晴れていて、R401から真っ白な三岩岳が見える。

登山口の階段付近には春の息吹。スキーを担いで延々の登り。尾根の大看板、いつもはここからシールだが雪の気配ゼロ。前日、燧から見た会津駒には雪がたっぷりに見えたが、全然ない。

すっかり汗びっしょりになり、上のレインウェアを脱ぐが、濡れた汗で寒いので、またレインウェアを来て歩く。上は風があり、寒かった。

標高が上がると視界が開け、最初に左手に燧岳、そして行く手にゆったりした白い尾根が広がり、丸い会津駒の頂上が見えてくる。青空の下の絶景。

駒ノ小屋の先に出ると、もう頂上は間近。登山者が一人、先を行く。

頂上は強風で、ゆっくり休んでいる人はいない。小屋の前には大勢いたので、皆、そちらで休んでいるのだろう。少し奥にスキーとザックを下ろす。横になって少し眠ったかもしれない。座ったままでシールをはがし、ワックスを塗り、大戸沢岳と三岩岳を写し、滑走開始。広大な雪原斜面にジャンプ!

駒ノ小屋の先に出ると、もう頂上は間近。登山者が一人、先を行く。
会津駒ケ岳の頂上
広大な雪原斜面にジャンプ!
春の息吹(ブナ?)

頂上から南西の眺望: 燧岳、至仏山、平ヶ岳

三岩岳、大戸沢岳と2,098m峰・・・・・会津駒・頂上から東側の尾根続き。比較的簡単に行ける

6:20 林道駐車場発 7:46 最初の休憩10:05 会津駒ヶ岳・・・・・・・・・・・・・・・・・登り3時間45分(過去5回のうち最短記録!)10:33 会津駒ヶ岳発11:02 滑走終了(最初の休憩地点)12:10 林道駐車場・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・往復(含休憩)5時間50分

☀☀☀☀☀

会津駒の登りはしんどいね!下は春の息吹きなのに、上はまだ雪一面!どおれ、やっと頂上だ、あとはのんびり滑るか。それにしても越後に尾瀬に日光に、すごい眺め!頂上から滑って戻ると、穏やかな春の日(春の詩・会津駒2)

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前日同様、4時に起きて5時に出発。この日は朝から晴れていて、R401から真っ白な三岩岳が見える。国道脇の会津駒ヶ岳駐車場に入って準備していると、林道の上まで上がれる、と教えてくれる人がいて、林道を車で上がる。登山口の少し手前の駐車場は満車で、手前の道脇に駐車して出発。これで1kmほど助かった。下の駐車場には誰もいない訳だ。暑くなりそうなので、ペットボトルを二つもっていく。

登山口の階段付近には春の息吹。スキーを担いで延々の登り。尾根の大看板、いつもはここからシールだが雪の気配ゼロ。前日、燧から見た会津駒には雪がたっぷりに見えたが、全然ない。夏道の北側斜面には雪があるのが時々見えてくる。登りは夏道だが、帰りはこのあたりまで滑れるかもしれない、と思ったが、結局はそうはならなかった。ようやく雪が出てきて、そろそろシールに替えてもいいくらいに雪が増えたあたりで最初の休憩。ペット1本を7割くらい飲む。登っていく人は多いが、スキーはゼロ。結局、私だけだった。すっかり汗びっしょりになり、上のレインウェアを脱ぐが、濡れた汗で寒いので、またレインウェアを来て歩く。上は風があり、寒かった。

この日はクッキーを2本(前日の燧では1本、鳥海では3本だったと思う)。踏み跡があり、雪が堅いので、結局頂上までシールを使わずに登り切る。標高が上がると視界が開け、最初に左手に燧岳、そして行く手にゆったりした白い尾根が広がり、丸い会津駒の頂上が見えてくる。青空の下の絶景。人影が小さく見える。前方を徒歩の人が登っていて、小屋へ登って行ったが、私は踏み跡から逸れ、小屋のあるピークをトラバースする古いトレースをたどる。踏み跡がないと右斜面に落っこちそうで怖い。もう下ってくる人に大勢会ったが、小屋に泊まった人もいるのだろう。駒ノ小屋の先に出ると、もう頂上は間近。登山者が一人、先を行く

頂上は強風で、ゆっくり休んでいる人はいない。小屋の前には大勢いたので、皆、そちらで休んでいるのだろう。少し奥にスキーとザックを下ろす。横になって少し眠ったかもしれない。座ったままでシールをはがし、ワックスを塗り、大戸沢岳と三岩岳を写し、滑走開始。広大な雪原斜面にジャンプ!再び小屋をトラバースするが、その先のピークまで少し登り返す。登ってくる人に下っていく人。林間に入ると次第に障害物滑走となり、歩いている人も少なくないので踏み跡を外して滑走。ブッシュが多くなり、雪を拾うのが難しくなってきたあたりで滑走終了。そこは最初に休憩した場所だった。残雪はもっと下まであるが、ブッシュで切れているので滑りにくい。

スキーを担いで延々下るが、尾根の大看板のところで3回目の休憩。ペットの残りを飲み干す。登ってくる人に、小屋に泊まりですかと尋ねられ、いや日帰りですと答える。この人も泊まりなのだろうか。駐車地点に着き、汚れたブーツとスキーをゆっくり拭く。ビスの外れた左ブーツはとりあえず大丈夫だった。男性が一人、話しかけてくる。前日の燧に登っていた人で、この日はスキーをやめて普通の登山だったという。雪が少なかったし、それが正解かもしれない、と話す。

登り3時間45分というのは(国道から林道までの部分を差し引いても)、過去5回の中でキャリアレコード。足の痛みも一晩で治り、ゆっくり登っていた頃の腰の痛みもない。このペースが正解なのかもしれない。

雪が少ないため、滑走はいつもの2/3くらいに感じたが、実際は例年約4㎞滑走から約1㎞少ない程度。私のほかにスキーヤーは皆無だった。前日の燧よりも雪は良く滑り、そこそこに楽しめたが、夏山登山している人が多く、そちらが正解だったかもしれない。

駒の湯に寄っていくが、改善されたシャワーがあって、使いやすくなっていた。春の風で、露天には落ち葉多し。近くのコープでコーラ1.5リットルを買って水分補給。

三岩岳

前日同様、4時に起きて5時に出発。この日は朝から晴れていて、R401から真っ白な三岩岳が見える。

林道にある階段登山口

国道脇の会津駒ヶ岳駐車場に入って準備していると、林道の上まで上がれる、と教えてくれる人がいて、林道を車で上がる。登山口の少し手前の駐車場は満車で、手前の道脇に駐車して出発。これで1kmほど助かった。下の駐車場には誰もいない訳だ。暑くなりそうなので、ペットボトルを二つもっていく。

登山口の階段付近には春の息吹(ブナ?)

尾根の大きな標識

登山口の階段付近には春の息吹。スキーを担いで延々の登り。尾根の大看板、いつもはここからシールだが雪の気配ゼロ。前日、燧から見た会津駒には雪がたっぷりに見えたが、全然ない。夏道の北側斜面には雪があるのが時々見えてくる。登りは夏道だが、帰りはこのあたりまで滑れるかもしれない、と思ったが、結局はそうはならなかった。

最初の休憩地点(滑走終了点)

ようやく雪が出てきて、そろそろシールに替えてもいいくらいに雪が増えたあたりで最初の休憩。ペット1本を7割くらい飲む。登っていく人は多いが、スキーはゼロ。結局、私だけだった。すっかり汗びっしょりになり、上のレインウェアを脱ぐが、濡れた汗で寒いので、またレインウェアを来て歩く。上は風があり、寒かった。

燧岳

この日はクッキーを2本(前日の燧では1本、鳥海では3本だったと思う)。踏み跡があり、雪が堅いので、結局頂上までシールを使わずに登り切る。標高が上がると視界が開け、最初に左手に燧岳、そして行く手にゆったりした白い尾根が広がり、丸い会津駒の頂上が見えてくる。青空の下の絶景。人影が小さく見える。前方を徒歩の人が登っていて、小屋へ登って行ったが、私は踏み跡から逸れ、小屋のあるピークをトラバースする古いトレースをたどる。踏み跡がないと右斜面に落っこちそうで怖い。もう下ってくる人に大勢会ったが、小屋に泊まった人もいるのだろう。駒ノ小屋の先に出ると、もう頂上は間近。登山者が一人、先を行く

行く手に見えてきた会津駒ヶ岳

駒ノ小屋・・・・・頂上のひとつ前のピークにある。私は駒ノ小屋ピークの北側をトラバースしたので、小屋には寄らなかったが、大勢人がいたようだ。

会津駒ヶ岳の頂上・・・・・背景に燧岳

頂上は強風で、ゆっくり休んでいる人はいない。小屋の前には大勢いたので、皆、そちらで休んでいるのだろう。少し奥にスキーとザックを下ろす。横になって少し眠ったかもしれない。

丸山岳・・・・・まだ登っていない、南会津のあこがれの山の一つ

坪入山・・・・・丸山岳への途上にある

中門岳(右奥)、2,094m峰(中央)と2,100m峰(左手前)・・・・・会津駒の北側・尾根続き。ガスが立ち込めているときに行ったことがあるが、雪原が広がっているだけだった。夏に花を見るための山なのだろう

三岩岳・・・・・桧枝岐の数キロメートル手前の小豆温泉付から登る。4月半ばに登ったときは、頂上から国道352道脇の駐車地点まで、ほとんど登り返しなしで滑走

至仏山

滑走

座ったままでシールをはがし、ワックスを塗り、大戸沢岳と三岩岳を写し、滑走開始。広大な雪原斜面にジャンプ!再び小屋をトラバースするが、その先のピークまで少し登り返す。登ってくる人に下っていく人。

林間の滑走

林間に入ると次第に障害物滑走となり、歩いている人も少なくないので踏み跡を外して滑走。ブッシュが多くなり、雪を拾うのが難しくなってきたあたりで滑走終了。そこは最初に休憩した場所だった。残雪はもっと下まであるが、ブッシュで切れているので滑りにくい。

スキーを担いで延々下るが、尾根の大看板のところで3回目の休憩。ペットの残りを飲み干す。登ってくる人に、小屋に泊まりですかと尋ねられ、いや日帰りですと答える。この人も泊まりなのだろうか。駐車地点に着き、汚れたブーツとスキーをゆっくり拭く。ビスの外れた左ブーツはとりあえず大丈夫だった。男性が一人、話しかけてくる。前日の燧に登っていた人で、この日はスキーをやめて普通の登山だったという。雪が少なかったし、それが正解かもしれない、と話す。

駒の湯に寄っていくが、改善されたシャワーがあって、使いやすくなっていた。春の風で、露天には落ち葉多し。近くのコープでコーラ1.5リットルを買って水分補給。

登り3時間45分というのは(国道から林道までの部分を差し引いても)、過去5回の中でキャリアレコード。足の痛みも一晩で治り、ゆっくり登っていた頃の腰の痛みもない。このペースが正解なのかもしれない。

雪が少ないため、滑走はいつもの2/3くらいに感じたが、実際は例年約4㎞滑走から約1㎞少ない程度。私のほかにスキーヤーは皆無だった。前日の燧よりも雪は良く滑り、そこそこに楽しめたが、夏山登山している人が多く、そちらが正解だったかもしれない。

駒の湯・・・・・燧に登ったときは燧の湯、会津駒に登った後は駒の湯

駒の湯に寄っていくが、改善されたシャワーがあって、使いやすくなっていた。春の風で、露天には落ち葉多し。近くのコープでコーラ1.5リットルを買って水分補給。

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