源太ヶ岳     八幡平屈指のスキー滑走の山

岩手県  1,545m  2015年4月19日

岩手の山150、岳人2005・702

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名山一人旅

私の登る山には名山と呼べない山もあるだろう。だが、登っているときに心ときめくものがあれば、それは私にとって名山だ。

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林道から雪斜面に上がり、シールで登る。林を抜けると源太ヶ岳の真っ白な丸い頭が見えてくる。背後にはいかつい形をした岩手山。

頂上直下には無木立のオープン斜面が広がりスキー滑走を楽しめるが、雪崩に要注意。前回は右の尾根を滑ったが、今回は真ん中をショートターンで滑走。気分爽快。

この源太ヶ岳・東大斜面のスキー滑走は、広さ、長さ、傾斜など、八幡平で屈指だと思う。

前年、大深岳から源太ヶ岳を周回したとき、東斜面から見上げる源太ヶ岳。前回滑ったのは画面中央の尾根、、今回滑ったのは画面右の斜面。(2014年4月19日)
いかつい岩手山
源太ヶ岳の頂上標識と岩手山
源太ヶ岳頂上直下のブラックダイヤモンド
源太ヶ岳・東大斜面の滑走(左上にスキーヤーが二人)
松川温泉凌雲荘
  6:47 松川温泉ゲート発10:12 源太ヶ岳、頂上標識1・・・・最高点の少し下にある頂上標柱10:14 源太ヶ岳、頂上標識2・・・・最高地点ケルンと頂上標識・・・・・登り3時間27分10:34 滑走開始11:40 松川温泉ゲート着・・・・・・・・・・・・・・・・・・下り1時間21分、合計4時間53分

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松川温泉の先で閉鎖されているゲートの脇に駐車し、林道を少し歩いて右(北)の斜面に取り付く。林の中の斜面は西に向かって次第に傾斜がきつくなり、ジグザグにキックターンを切って登る。丸森まで登るが、丸森の西には登攀不能な崖があり、南に滑走で下る。丸森まで登らない方がよい。

林を抜けると源太ヶ岳の真っ白な丸い頭が見えてくる。背後にはいかつい形をした岩手山。富士型の岩手山の背に屏風尾根や鬼ヶ城が立ち並んでいる。

源太ヶ岳には頂上標識が二つあり、下の頂上標柱にスキーを置いて雪のない道を歩き、上の標識のケルンまで登る。源太ヶ岳の頂上直下には無木立のオープン斜面が広がり、スキー滑走を楽しめるが、雪崩に要注意。前回は右の尾根を滑ったが、今回は真ん中をショートターンで滑走。気分爽快。こんなに天気がいいのに誰も登ってこないのはおかしいと思っていたが、滑走途中で自分のでないシール・トレースを発見。見回すと、下から登ってくるスキーヤーがいた。

松川温泉先の林道ゲート

雪斜面取り付き点

見上げる高さの源太ヶ岳(標高1,100m付近より)

源太ヶ岳(標高1,300m付近より)

丸い頭の源太ヶ岳(標高1,400m付近より)

いかつい岩手山

源太ヶ岳頂上(ケルンと標識)から大深岳(奥の平らな山)

源太ヶ岳の頂上標識と岩手山


源太ヶ岳頂上直下のブラックダイヤモンド

源太ヶ岳・東大斜面の滑走(左上にスキーヤーが二人)

松川温泉凌雲荘


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