井原山、雷山 真夏の福岡の沢歩き
福岡県 井原山(いわら)983m、雷山(らいざん)955m 2016年8月7日
(井原山)九州百名山
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洗谷から雷山と井原山へ。水から岩に乗り、また水に入り、岸に上がり、小滝を越え、また水の中へ。スティックを使ってリズムに合わせて進む。
若干難しい小滝もあったが、水をかぶるほどではない。難なく水際を登り、越えていく。ほどよい難度の小滝がたくさん続き、気楽で涼しい沢歩きを1時間ほど楽しみ、雷山への近道の登山道分岐の付近で登山靴に履き替える。
ところが、雷山への近道は見つからず、結局、沢沿いの道を稜線まで登る。道は荒れていて、沢靴の方が良かった。大滝が3回ほど現われ、滝の脇の高巻き用のロープを登る。このロープ高巻は急で長く、一般登山道にしてはちょっと乱暴な感じ。ただし、上からは高度感がある。
稜線直下も急坂で、左の支沢にロープが見えたので、それを登って稜線にあがる。少し先に縦走路があり、「洗谷・上級者向き」とある。なるほど、沢は初級だが、一般登山道は上級なのか。
雷山への縦走路は笹をかぶっていたが、何人かに会う。人気のルートらしい。道沿いにツユクサ。
登り返した雷山頂上は広く開けた眺めの良い頂上だった。先客2名。私は芝の上で横になる。ミズギボウシ?やクルマユリ。キマダラヒカゲも飛んできた。
縦走路を引き返し、これもまた大きく開けた井原山頂上に到達。ここにも先客3名。日差しが強く、避けられないので、サングラスをして横になる。東の稜線の先には金山と背振山。ここも全方位が見渡せるすばらしい頂上。
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真夏の福岡の最初の沢は、洗谷から雷山と井原山へ。登山道が並行しているので気分は楽。舗装路終点の手前に駐車し、堰堤の先で水に踏み込む。水から岩に乗り、また水に入り、岸に上がり、小滝を越え、また水の中へ。スティックを使ってリズムに合わせて進む。
ゴルジュ滝と最初の大滝は登山道に上がって高巻き。その後、ほどよい難度の小滝が連続。若干難しい小滝もあったが、水をかぶるほどではない。へつるよりは水際を登り、越えていく。気楽で涼しい沢歩きを1時間ほど楽しむ。やっかいなのはアブ。服の上からでも刺してくる。刺しているときは逃げないので、何匹もたたき落とした。
雷山への近道の登山道分岐の付近で休憩をとり、登山靴に履き替える。今回は替えソックスももってきた。ところが、登山靴に履き替えた後、雷山への近道は見つからず、結局、沢沿いの道を稜線まで登る。道は荒れていて、沢靴の方が良かった。大滝が3回ほど現われ、滝の脇の高巻き用のロープを登る。このロープ高巻は急で長く、一般登山道にしてはちょっと乱暴な感じ。ただし、上からは高度感がある。
稜線直下も急坂で、左の支沢にロープが見えたので、それを登って稜線にあがる。少し先に縦走路があり、「洗谷・上級者向き」とある。なるほど、沢は初級だが、一般登山道は上級なのか。休憩していると、雷山方面から男性が一人やってきた。やはり洗谷を登ってきたという。どうやら、稜線直下で本沢を登ってきたらしい。アブに悩まされたこと、洗谷はたいへんだったこと、下りでは別の道を下りたいことでは私も同感。男性は井原山の方に登って行ったが、私は雷山に向かう。
雷山への縦走路はかなりの部分で笹がかぶっていて、昨夕の雨で濡れていて、往路ではびしょぬれになる。950m峰から944m峰に上がると視界が開け、稜線と雷山と井原山が見えた。笹のかぶる縦走路だが何人かに会う。人気のルートらしい。道沿いにツユクサ。
登り返した雷山頂上は広く開けた眺めの良い頂上だった。先客2名。私は芝の上で横になる。ミズギボウシ?やクルマユリ。キマダラヒカゲも飛んできた。南に見えている山は天山や作礼山だろうか。近くにあるアンテナの立っているのは羽金山というらしい。
縦走路を引き返し、洗谷分岐を過ぎ、これもまた大きく開けた井原山頂上に到達。ここにも先客3名。日差しが強く、避けられないので、サングラスをして横になる。東の稜線の先には金山と背振山。ここも全方位が見渡せるすばらしい頂上。
井原山頂上の西の分岐から登山道を北に下降。最初は尾根筋だがやがて沢筋となり、そして舗装林道に至る。道沿いには黄色いダイコンソウ。そこから舗装林道を延々と歩き、駐車地点に戻る。車で下る途中、川の近くで子供たちが着替えをしていた。水遊びをしていたのだろう。心配そうなお母さんたちに気を遣い、最徐行で通り過ぎる。のどかな夏の情景。
洗谷の小滝1
真夏の福岡の最初の沢は、洗谷から雷山と井原山へ。登山道が並行しているので気分は楽。舗装路終点の手前に駐車し、堰堤の先で水に踏み込む。水から岩に乗り、また水に入り、岸に上がり、小滝を越え、また水の中へ。スティックを使ってリズムに合わせて進む。
洗谷の小滝2
ゴルジュ滝と最初の大滝は登山道に上がって高巻き。その後、ほどよい難度の小滝が連続。若干難しい小滝もあったが、水をかぶるほどではない。へつるよりは水際を登り、越えていく。気楽で涼しい沢歩きを1時間ほど楽しむ。やっかいなのはアブ。服の上からでも刺してくる。刺しているときは逃げないので、何匹もたたき落とした。
小滝の途中・・・・・この水が心地よい
洗谷の大滝・・・・・左岸の長いロープを登る
雷山への近道の登山道分岐の付近で休憩をとり、登山靴に履き替える。今回は替えソックスももってきた。ところが、登山靴に履き替えた後、雷山への近道は見つからず、結局、沢沿いの道を稜線まで登る。道は荒れていて、沢靴の方が良かった。大滝が3回ほど現われ、滝の脇の高巻き用のロープを登る。このロープ高巻は急で長く、一般登山道にしてはちょっと乱暴な感じ。ただし、上からは高度感がある。
稜線・縦走路の分岐標識・・・・・洗谷は上級者向きとある。沢は初級だが、一般登山道は上級ということか?
稜線直下も急坂で、左の支沢にロープが見えたので、それを登って稜線にあがる。少し先に縦走路があり、「洗谷・上級者向き」とある。なるほど、沢は初級だが、一般登山道は上級なのか。休憩していると、雷山方面から男性が一人やってきた。やはり洗谷を登ってきたという。どうやら、稜線直下で本沢を登ってきたらしい。アブに悩まされたこと、洗谷はたいへんだったこと、下りでは別の道を下りたいことでは私も同感。男性は井原山の方に登って行ったが、私は雷山に向かう。
花1: ツユクサ・・・・・縦走路
雷山への縦走路はかなりの部分で笹がかぶっていて、昨夕の雨で濡れていて、往路ではびしょぬれになる。950m峰から944m峰に上がると視界が開け、稜線と雷山と井原山が見えた。笹のかぶる縦走路だが何人かに会う。人気のルートらしい。道沿いにツユクサ。
944m峰頂上・・・・・この標識の首のところに「944m」「がんばってるね!」と手書きしてある。眺望スポット。
花2: ミズギボウシ?
花3: クルマユリ
花4: ツリガネニンジン
花5: ナデシコ
雷山頂上手前の大岩
雷山頂上
登り返した雷山頂上は広く開けた眺めの良い頂上だった。先客2名。私は芝の上で横になる。ウバユリ?やクルマユリ。タテハチョウも飛んできた。南に見えている山は天山や作礼山だろうか。近くにあるアンテナの立っているのは羽金山というらしい。
キマダラヒカゲ・・・・・雷山の草原の上で昼寝したら左手にとまったので、右手で写す
背振山・・・・・頂上にレーダードーム。帰りの944m峰から。
金山
井原山頂上・・・・・四方が開けている開放的な頂上。サングラスをかけて2度目の昼寝
縦走路を引き返し、洗谷分岐を過ぎ、これもまた大きく開けた井原山頂上に到達。ここにも先客3名。日差しが強く、避けられないので、サングラスをして横になる。東の稜線の先には金山と背振山。ここも全方位が見渡せるすばらしい頂上。
花6: オカトラノオ
アンノ滝・・・・・下山路の途中
花7: ダイコンソウ?・・・・・ほうぼうで見る
花8: ヒメジオン
舗装林道の登山口・・・・・ここから舗装林道を歩いて駐車地点に戻る
井原山頂上の西の分岐から登山道を北に下降。最初は尾根筋だがやがて沢筋となり、そして舗装林道に至る。道沿いには黄色いヘビイチゴ。そこから舗装林道を延々と歩き、駐車地点に戻る。車で下る途中、川の近くで子供たちが着替えをしていた。水遊びをしていたのだろう。心配そうなお母さんたちに気を遣い、最徐行で通り過ぎる。のどかな夏の情景。
メール:kawabe.goro@meizan-hitoritabi.com