屏風岳 南蔵王の巨大な雪壁
宮城県 屏風岳1,817m 、後烏帽子岳1,681m 2004年2月13日
(屏風岳)東北百名山
168
東北道を降りる頃から真っ白な屏風岳が見えていた。青空の下に巨大な白い壁が掛っているのは壮観。
稜線上に上がり、背後を振り返ると、波打つ巨大な雪壁がまばゆく輝き、その上の広大な雪原のかなたに熊野岳が見えている。広大無辺な雪世界。
シールを外して往路を戻り、巨大な雪壁を滑走。この頃は急斜面を連続ショート・ターンとはいかなかったが、柔らかいが軽めの雪に大き目のターンで、あっという間に雪原に到達。気分最高の瞬間。
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東北道を降りる頃から真っ白な屏風岳が見えていた。青空の下に巨大な白い壁が掛っているのは壮観。
エボシ・スキー場のゴンドラとリフトを乗り継ぎ、リフト終点でシールを貼って登り始める。スキー・トレースが一つあり、林を抜けるあたりでそのトレースの主に追いつき、先に行く。背後に雁戸山や熊野岳が見えてくる。後烏帽子岳の頂上に着くと、谷を隔てた向こうに屏風岳の巨大な雪壁。いったんその手前の広い谷に降り、あの白い壁を登らなければならない。後烏帽子岳の西斜面には潅木と岩があるが、南西側に無木立雪斜面があり、途中からその雪斜面を滑り降り、谷に下る。
広い雪原を横断し、屏風の巨大な雪壁にスキーで取付き、最後はスキーを担いで歩いて登り、稜線北側に達する。稜線は広く、崖側には巨大な雪庇があり、稜線上も大きく波打っていて、それをいくつも越え、最高地点に向かう。西側は樹氷帯になっている。背後を振り返ると、波打つ巨大な雪壁がまばゆく輝き、その上の広大な雪原のかなたに熊野岳が見えている。広大無辺な雪世界。
屏風岳の最高地点1,825mに着き、ザックを下ろして休憩。三角点1,817mはそこよりも100m強南側。すぐ近くに水引入道と馬ノ神山のピークがあり、南にはやや低く不忘山も見えている。そして東には大きな谷の向こうに後烏帽子岳。しばらく絶景を楽しむ。
シールを外して往路を戻り、巨大な雪壁を滑走。この頃は急斜面を連続ショート・ターンとはいかなかったが、柔らかいが軽めの雪に大き目のターンで、あっという間に雪原に到達。気分最高の瞬間。
雪原に滑り降り、シールを貼って雪原を戻り、烏帽子岳に登り返す。烏帽子岳頂上には複数のスキーやボードの跡がついていた。ここまで来る人は多いようだ。再びシールを外して烏帽子岳から滑走。ゆっくり滑り、もうナイター照明のついているスキー場に着く。
屏風岳の白い大障壁・・・・・東北道を降りた付より。
東北道を降りる頃から真っ白な屏風岳が見えていた。青空の下に巨大な白い壁が掛っているのは壮観。
エボシ・スキー場のロープウェイ・ゴンドラ
エボシ・スキー場のゴンドラとリフトを乗り継ぎ、リフト終点でシールを貼って登り始める。
リフト
リフト終点から後烏帽子岳に向かう
スキー・トレースが一つあり、林を抜けるあたりでそのトレースの主に追いつき、先に行く。背後に雁戸山や熊野岳が見えてくる。
雁戸山・・・・・後烏帽子岳への途上、背後に見えてくる
北蔵王・熊野岳・・・・・屏風岳の稜線より
中央のへこんだところが御釜
後烏帽子岳への途上、青空と白い雪
後烏帽子岳の頂上に着くと、谷を隔てた向こうに屏風岳の大障壁。いったんその手前の広い谷に降り、あの白い壁を登らなければならない。
後烏帽子岳の西斜面には潅木と岩があるが、南西側に無木立雪斜面があり、途中からその雪斜面を滑り降り、谷に下る。
後烏帽子岳頂上・・・・・背後は屏風岳
屏風岳・・・・・烏帽子岳頂上より。右端の斜面を登り、稜線を頂上に向かう
後烏帽子岳南西斜面・・・・・途中からここを下る
屏風岳斜面・・・・ここを稜線まで登る
広い雪原を横断し、屏風の大障壁斜面にスキーで取付き、最後はスキーを担いで歩いて登り、稜線北側に達する。
後烏帽子岳・・・・・屏風岳に登る途中より
屏風岳最高地点・・・・・屏風岳の北の稜線より
屏風岳最高地点・・・・・背後は後烏帽子岳
稜線は広く、崖側には巨大な雪庇があり、稜線上も大きく波打っていて、それをいくつも越え、最高地点に向かう。西側は樹氷帯になっている。背後を振り返ると、波打つ巨大な雪壁がまばゆく輝き、その上の広大な雪原のかなたに熊野岳が見えている。広大無辺な雪世界
屏風岳の最高地点1,825mに着き、ザックを下ろして休憩。三角点1,817mはそこよりも100m強南側。
すぐ近くに水引入道と馬ノ神山のピークがあり、南にはやや低く不忘山も見えている。そして東には大きな谷の向こうに後烏帽子岳。しばらく絶景を楽しむ。
馬ノ神山(中央の黒い山)と水引入道(右ピーク)・・・・・後烏帽子岳頂上より
馬ノ神山と水引入道・・・・・屏風岳に登る途中より
不忘山・・・・・後烏帽子岳頂上より
屏風岳の樹氷
シールを外して往路を戻り、巨大な雪壁を滑走。この頃は急斜面を連続ショート・ターンとはいかなかったが、柔らかいが軽めの雪に大き目のターンで、あっという間に雪原に到達。気分最高の瞬間。
屏風岳稜線の滑走
烏帽子岳頂上には複数のスキーやボードの跡がついていた。
烏帽子岳から滑走し、もうナイター照明のついているスキー場に着く。