破風山  奥秩父の日帰り周回2

山梨県  破風山2,318m、東破風山2,260(2,280?)m、雁坂嶺2,289m、雁坂峠2,082m  2020年10月14日

(破風山、雁坂嶺)山梨百名山

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最終日は3時にヘッドランプを灯して雁坂峠への登山口に向かう。

R140を東側に渡ると、「雁坂峠登山道入口」の道標があった。だが、登山口表示に気づかず直進してしまい、ついに踏跡が怪しくなり、旧道に向かって急斜面を登る。やっと旧道の放置された舗装路に立ち、休まずに前進。

旧道は北東に登って新道の上を東に通過。そのとき左の正面には料金所が派手に輝いていた。新道の照明を左下に見ながら北東に進み、やがて新道が鉄橋を渡った先で雁坂トンネルに入った上を北に通過し、新道の明かりから遠ざかっていく。

旧道の舗装路は支沢を橋で渡った先まで続いていた。そこに道標があり、旧道から登山道になっていた。見えない左下の遠くから大きな沢の音を聞きながら進む。

右岸の斜面に上がり、そこからはもう沢に戻ることはなく、右岸の斜面をトラバースしながら九十九折で果てしなく登る。前日覚えた二呼二吸で休まずにぐんぐん登る。

ついに峠に到達。雁坂峠は日本三大峠の一つとあり、他の二つは三伏峠と針ノ木峠とあった。他の二つはもう登っているから、これで日本三大峠にすべて登ったことになる。

雁坂峠で休憩をとり、雁坂嶺に向かう。真っ赤な紅葉はドウダンツツジ?

最初のピークを過ぎ、更に高いピークに登るとそこに雁坂嶺の頂上標識と三角点があった。霧がまったく晴れないのが残念だが、初めてのピークを訪れるのは心ときめく経験だ。

東破風山の西は細い岩尾根になり、岩を渡っているとこの日初めての登山者に合った。まさかこんな天気の悪い日に、こんなところで人に会うとは思わなかった。

そして破風山(西破風山)に着く。複数の頂上標識に三角点。破風山は日本百名山・甲武信岳の章に出てくる山(*1)で、初めて甲武信岳に登ったとき、その東にある破風山にいつかは登ろうと思っていた。その破風山についに登れて嬉しかった。

破風山から細尾根を下ったところには破風小屋があった。新しい造りの小屋で、中には毛布が置いてあり、ストーブもあり、外には牧が積んであった。外のベンチで休憩。

雁坂峠から破風小屋まで3時間で着いたのは速いと思ったが、そこから戸渡尾根分岐までは長い急な登りで辛かった。もう前日のようには登れなかった。やっとのことで、これまで何度か歩いた戸渡尾根分岐に達する。標識にある標高2,440mというのはこの日での最高地点。

休憩をとり、戸渡尾根を下る。中盤にある分岐の手前の軽い登り返しをのろのろと登っていると、元気のいい若者が追い付いてきて、道を譲るとあっという間に登っていった。

注意書きがあり、近丸新道には崩落箇所があるため、徳ちゃん新道を下るように記載してあった。標識にかわいいキツネの顔が描いてあった。

朝3時に出て13時間、16時に帰着。プランの14時間より1時間早く帰着できた。

温泉のある道の駅大滝というのは奥多摩にある道の駅たばやまとそっくりの構造だった。のんびりくつろぐ。

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2011年10月9日、黒川鶏冠山に登った時、北に奥秩父の東の稜線、木賊山から唐松尾山あたりまでを見る。

そこには方位図があり、それにより破風山や雁坂嶺を同定できる。

破風山は台形の姿をしていて、左肩が破風山(西破風山)、右肩が東破風山。

雁坂嶺はピラミッドの姿をしていて、その手前に見える古札山と水晶山の丸い頭との間に雁坂峠が隠れているようだ。

 破風山は台形の姿をしていて、左肩が破風山(西破風山)、右肩が東破風山(黒川鶏冠山方面より2011年10月9日)
 雁坂嶺はピラミッドの姿をしていて、その手前に見える古札山と水晶山の丸い頭との間に雁坂峠が隠れているようだ(黒川鶏冠山方面より2011年10月9日) 
 新道の照明を左下に見ながら北東に進み、やがて新道が鉄橋を渡った先で雁坂トンネルに入った上を北に通過
 ついに峠に到達。雁坂峠は日本三大峠の一つとあり、他の二つは三伏峠と針ノ木峠とあった
 真っ赤な紅葉はドウダンツツジ?
 そして破風山(西破風山)に着く。複数の頂上標識に三角点。
 破風山から細尾根を下ったところには破風小屋があった。新しい造りの小屋で、中には毛布が置いてあり、ストーブもあり、外には牧が積んであった
 標識にかわいいキツネの顔が描いてあった。
 2011年10月9日、黒川鶏冠山に登った時、北に奥秩父の東の稜線、木賊山から唐松尾山あたりまでを見る。そこには方位図があり、それにより破風山や雁坂嶺を同定できる:木賊山、破風山、東破風山、雁坂嶺、古札山、水晶山、笠取山、唐松尾山
  3:09 道の駅みとみP発  3:27 雁坂峠登山口  4:38 旧道終点  5:49 峠沢の右岸に渡渉  7:39 雁坂峠・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・道の駅みとみPから4時間30分  7:57 雁坂峠発  8:41 雁坂嶺  9:38 東破風山10:19 破風山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・道の駅みとみから7時間10分10:59 破風山避難小屋12:24 戸渡尾根分岐・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・雁坂峠から4時間27分12:38 戸渡尾根分岐発13:53 徳ちゃん・近丸分岐15:22 徳ちゃん新道登山口16:02 道の駅みとみP・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・戸渡尾根分岐から3時間24分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・周回12時間53分

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最終日は雁坂トンネル手前の駐車場にMTBを置き、そこから道の駅までMTBで走り下る計画だった。だが、その駐車場に向かう旧道は閉鎖されていて車で登れなかった。仕方ない。これで、せっかく持ってきたMTBは使えずじまいで戻ることになる。そして、最終日の周回路を雁坂峠側から登るか、甲武信側から登るかで少し悩んだ。MTBを使う場合は甲武信側から登ることになるのだが、MTBは使えないからどちらから登っても同じなのだが、早朝3時の真っ暗な道を初めての雁坂峠への道が分かるだろうか。だが、こちらの道が登れない場合、甲武信側から周回して下るときに分かったのでは困る。どうせ通れないなら朝のときのほうがいい。そこで1時半に起きて朝食を食べ、3時にヘッドランプを灯して雁坂峠への登山口に向かう(3:09)。

R140を東側に渡ると、「雁坂峠登山道入口」の道標があった。なんとか登れそうだ。だが、橋を渡って右に曲がり、再び左に曲がるところにあった登山口表示に気づかず直進してしまい、本日最初のロスト。登っていかないのでおかしいと気づき、GPSを見て引き返し、大きな登山口標識を見つける。マップも掲示されていた。よし、ここを登って旧道に出ればあとは分かるだろう。ところが、そこから何時の間にか斜面をトラバースしていく微かな踏跡をたどっていて、向こうから誰か来たと思ったのはシカで、ついに踏跡が怪しくなり、GPSを見るとまるで反対方向に進んでいる。ここから引き返すのも癪なので、旧道に向かって急斜面を登る。水平数十メートル先の旧道は遠かった。やっと旧道の放置された舗装路に立ち、休まずに前進(3:39)。

土が積もり草や灌木の生えた旧道は雁坂トンネル手前の新道の下を北西にくぐり、北東に登って今度は新道の上を東に通過。そのとき左の正面には料金所が派手に輝いていた。料金所の脇にある駐車スペースにはまるで寄らずにだいぶ遠くを通過し、新道の照明を左下に見ながら北東に進み、やがて新道が鉄橋を渡った先で雁坂トンネルに入った上を北に通過し、新道の明かりから遠ざかっていく。ときおり遠くに聞こえていた雷のような音はトンネルを通過する大型トラックの音だった。だいぶ土も積もっている旧道の舗装路はそこから更に続き、地理院地図の破線より少し先、支沢を橋で渡った先まで続いていたと思う。そこに道標があり、旧道から登山道になっていた(4:38)。本日最初の休憩。バナナを食べる。座ろうとした岩に小さなムカデがいたので払い落とすが、この小さなムカデはこの先たくさんいた。登山道は最初は急登、それから傾斜は楽になり、見えない左下の遠くから大きな沢の音を聞きながら進む。支沢をいくつか越えるとネットで読んだ記憶があったが、最初の支沢にはロープがあり(5:04)、その先が分からなくて沢を登り、引き返し、ロープのあったところの対岸に続いている登山道を見つける。明るければすぐ分かっただろう。二つ目の支沢は広かったが、少し明るくなってきていて対岸の様子がぼんやり見え、岩の上を渡渉(5:46)。そこからは左岸には登り返さず、広い沢の河原を行く。赤リボンを発見。

河原の道は荒れていてわかりにくく、川幅が狭くなっているあたりで右岸に渡ろうかと思ったが、ここは焦らずに左岸の河原を進む。川幅が狭くなっているところにも左岸にちゃんと道はあったが、その先で左岸の道は怪しくなり、右岸を見るとそれらしいケルンが積んであったのでそこで右岸に渡る(5:53)。右岸の道は斜面を登っていき、急な所にロープが張ってあった。斜面の上でシカの鳴き声がしたと思ったら、ガレがパラパラと落ちてきた。当たらなかったからよかったが、困ったやつだ。石を拾って投げつけてやろうと思ったが、肩が痛くなるだけなので止める。右岸の斜面に上がり、傾斜が緩くなったあたりで2度目の休憩(6:16)。2本目のバナナを食べる。そこからはもう沢に戻ることはなく、右岸の斜面をトラバースしながら九十九折で果てしなく登る。前日覚えた二呼二吸で休まずにぐんぐん登る。数回、支沢を横断。最初の右岸の支沢には井戸沢と表示があった(6:35)。右岸の下流にあるナメラ沢は台風で荒れてしまったらしいが、この井戸沢もガレでいっぱいで、あまり沢登りしたいとは思えなかった。二つ目の支沢を渡ったところはほとんど水は流れていなかった(7:15)。

やがて峠が近づき、斜面の上に青空が見えてきた。日が昇ったら霧は晴れるかもしれないと期待(するが、そうはならなかった)。そしてついに峠に到達(7:39)。峠の手前に一つ目のベンチがあり、その先の峠にはいくつかの標識と更なるベンチ。雁坂峠は日本三大峠の一つとあり、他の二つは三伏峠と針ノ木峠とあった。他の二つはもう登っているから、これで日本三大峠にすべて登ったことになる。だが、雁坂峠には冷たい風が吹いていて寒かった。「秩父往還の歴史」という案内によると、雁坂峠は遥か昔、日本武尊が蝦夷平定のために越えた日本最古の峠道と言われており、武田信玄の軍用道路の一つとしても知られていることなどが記されている。雁坂峠と刻んだ古い石標には御賽銭がたくさん。さて、ここから雁坂小屋に行く予定だったが、登り始めてからもう5時間近く経過していたので雁坂小屋はスキップし、雁坂峠で休憩をとり、レインウェアを着こんで雁坂嶺に向かう(7:57)。真っ赤な紅葉はドウダンツツジ?稜線上の道は登山口からの登りよりは楽だろう。だが、前日と午前中の疲れが次第に感じられてきた。もう楽には登れない。最初のピークを過ぎ、更に高いピークに登るとそこに雁坂嶺の頂上標識と三角点があった(8:41)。霧がまったく晴れないのが残念だが、初めてのピークを訪れるのは心ときめく経験だ。

次のピークは遠かった。稜線の広い道は細尾根となって標高2,160mのあたりまで下り(2,178m地点にあったはずの三角点には気づかずに通過)、その先の急坂の登り返しは辛かった。何度か見上げた頭上の先に標識が見えたときは嬉しかった。そして、それは東破風山の頂上標識だった(9:38)。頂上標識には2,260mとあったが、地理院地図によると2,280mではなかろうか。4度目の休憩。ナッツを食べる。東破風山の西は細い岩尾根になり、岩を渡っているとこの日初めての登山者に合った。ヘルメットをかぶった二人連れだったと思う。まさかこんな天気の悪い日に、こんなところで人に会うとは思わなかった。そして破風山(西破風山)に着く(10:19)。複数の頂上標識に三角点。破風山は日本百名山・甲武信岳の章に出てくる山(*1)で、初めて甲武信岳に登ったとき、その東にある破風山にいつかは登ろうと思っていた。その破風山についに登れて嬉しかった。「破不山」と記載した頂上標識、「破不山」と刻まれた石標もあった。破風山から細尾根を下ったところには破風小屋があった(10:59)。新しい造りの小屋で、中には毛布が置いてあり、ストーブもあり、外には牧が積んであった。外のベンチで休憩。

(*1)破風山: 「私の覚えている最初の山の遭難は甲武信岳のそれであった・・・・・あとになって知ったが、帝大生の遭難は甲武信岳ではなく、そこへ登る途中の破風山であった・・・・・・」(日本百名山・甲武信岳)

雁坂峠から破風小屋まで3時間で着いたのは速いと思ったが、そこから戸渡尾根分岐までは長い急な登りで辛かった。林の道は岩の多い道になり、大岩のへこんだところの道を登っていくが、もう前日のようには登れなかった。やっとのことで、これまで何度か歩いた戸渡尾根分岐に達する(12:16)。標識にある標高2,440mというのはこの日での最高地点。そこに12時までに着ければ甲武信岳に登ろうと決めていたが、今回は諦めることにする。この天気だから登っても何も見えないだろう。疲れもたまっていた。休憩をとり、戸渡尾根を下る。ここは過去1度登り、2度下ったことがあったが、たぶんその時よりも登山道は荒れていたと思う。上部はそうでもなかったが、更に下ると登山道が深くえぐれているところがあり、下るのに手間がかかるところがたくさんあった。なるべく歩幅を広くとって速足で下るが、前日のように軽快には下れない。見上げると真っ赤な紅葉。これもドウダンツツジ?

そして中盤にある分岐の手前の軽い登り返しをのろのろと登っていると、元気のいい若者が追い付いてきて、道を譲るとあっという間に登っていった。登り返した先にある分岐の直前で二人連れも追いついてきて、彼らは徳ちゃん新道のほうに下っていった。私は近丸新道を下るつもりだったが、注意書きがあり、近丸新道には崩落箇所があるため、徳ちゃん新道を下るように記載してあった(13:53)。休憩してから徳ちゃん新道を下る。標識にかわいいキツネの顔が描いてあった。幅の広いカラマツの南尾根を下っていくと、尾根の終点手前にロープが張ってあり、そこで南尾根を左折し、南東尾根を下る。イガにくるまったクリ。だいぶ下のあたりで滑りやすいところがあり、2度ほどスリップ。1回目は倒れまいとして前に倒れ、顔を打つ。たいしたことはなくて幸いだった。2度目はお尻とザックで着地。レインウェアとザックカバーは汚れたが、身体に被害はない。そしてようやく、旧西沢小屋のある徳ちゃん新道登山口に着く(15:22)。ザックとスティックを置いてトイレに寄り、田部重治の文学碑のところまで行ってみる。ここにも昔、来たことがある。

戸渡尾根分岐から登山口まで3時間半弱で着いたが、そこから道の駅みとみまでまだ2㎞くらいある。1時間で歩けば16時半に着ける。広い道は歩きやすかったが下り傾斜ではないのでジョギングでは進めない。ヌク沢を渡り、近丸新道登山口を過ぎ、山之神の祠と大きなトイレのある広場(ネトリ広場)のあたりで普段着で歩いている人に会う。山之神にお参りし、ジョギングは無理だが速足で進み、咲き残りのニガナを見て、ゲートに到達(15:54)。ゲート脇の手すりには雀のレプリカが何羽かとまっており、フェンスには紅葉の絵。ゲートを過ぎると頭上に雁坂トンネルに登っていく車道が高架橋になって架かっており、補修のための足場がその裏側に取り付けられていた。R140に出る手前にある数軒の店はどれも閉まっているらしく閑散としており、河原にある駐車場を見降ろし(歩いている人たちはここから来たのだろう)、そこに下る入口を過ぎ、R140を渡り、蒟蒻(こんにゃく)館というのを過ぎ、やっと道の駅が見えてくる。車に戻り(16:02)、着替えようとするとオートバイの一団がやってきた。外で上の2枚を着替えてからまだサンシェードをつけたままの車に入って下2枚を着替え、サンシェードを外し、カーナビをセット。

登山口から道の駅までの2㎞弱を30分(4km/h)は普通に歩くスピードなのだが、これで朝3時に出て13時間、16時に帰着。プランの14時間より1時間早く帰着できた。さすがに疲れ切り、道の駅を出る前にヒーターを点けて20分仮眠をとり、車を出す。朝は旧道から見ていた雁坂トンネルに車で入り、長いトンネルを抜け、もう一つ、大峰トンネルという長いのを通って奥秩父もみじ湖に出て、ループ橋というのを回る。その先は奥多摩の雰囲気の道で、温泉のある道の駅大滝というのは奥多摩にある道の駅たばやまとそっくりの構造だった。温泉は川の対岸ではなく、道の駅の中にあり、のんびりくつろぐ。

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破風山から雁坂嶺の尾根(黒川鶏冠山方面より2011年10月9日)

2011年10月9日、黒川鶏冠山に登った時、北に奥秩父の東の稜線、木賊山から唐松尾山あたりまでを見る。そこには方位図があり、それにより破風山や雁坂嶺を同定できる。破風山は台形の姿をしていて、左肩が破風山(西破風山)、右肩が東破風山、雁坂嶺はピラミッドの姿をしていて、その手前に見える古札山と水晶山の丸い頭との間に雁坂峠が隠れているようだ。

 R140沿いの雁坂峠登山口道標

 

大きな雁坂峠登山道入口標識

 

旧道に上がる


雁坂トンネル料金所を見下ろす


雁坂トンネル手前の鉄橋


旧道終点の道標


河原で見た赤リボン


河原から右岸斜面に上がる


 

井戸ノ沢

 

右岸斜面を登る道


青空の雁坂峠方面を見上げる


雁坂峠


雁坂峠の頂上標識


秩父往還の歴史


雁坂峠の分岐標識


雁坂峠の古い石標


 

真っ赤な紅葉(ドウダンツツジ?)

 


 

雁坂嶺の頂上標識と三角点


稜線の広い道


急坂を登る


東破風山の頂上


岩場の道


破風山の頂上標識と三角点


「破不山」頂上標識


 

細尾根の下り

 



破風山避難小屋


戸渡尾根分岐への登り返し


戸渡尾根・徳ちゃん新道の道標


戸渡尾根分岐の標高2,440mの表示


荒れた戸渡尾根の登山道


真っ赤な紅葉(これもドウダンツツジ?)


近丸新道は通行困難の表示


キツネのマーク


徳ちゃん新道を下る


イガの中のクリ


徳ちゃん新道の登山口


旧西沢小屋


田部重治文学碑「笛吹川を溯る」

見よ笛吹川の渓谷は狭まり合って上流の方へ見上げる限りの障壁をなしその間に湛える流れの紺藍の色は汲めどもつきぬ深い色をもって上へ上へと続いている流れはいつまで斯くの如き障壁にさしはさまれているのだろうか

 

ネトリ広場の山之神の祠


咲き残りのニガナ


 

ゲートのスズメとモミジのレプリカ

 


道の駅みとみに帰着


破風山から雁坂嶺の尾根(黒川鶏冠山方面より2011年10月9日)

 

破風山

破風山は台形の姿をしていて、左肩が破風山(西破風山)、右肩が東破風山、

 


雁坂嶺

雁坂嶺はピラミッドの姿をしていて、その手前に見える古札山と水晶山の丸い頭との間に雁坂峠が隠れているようだ。

 2011年10月9日、黒川鶏冠山に登った時、北に奥秩父の東の稜線、木賊山から唐松尾山あたりまでを見る。そこには方位図があり、それにより破風山や雁坂嶺を同定できる。