白樺山 青空の絶景と魅惑の白い斜面
北海道・道央 白樺山959m 2019年1月14日
山スキー・ルート図集、ネット情報
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順調にニセコから蘭越に入るが、新見温泉方面に右折(道道268)した途端に通行止め。なんと除雪していない。新見温泉は休業中のようだ。意外に蘭越には温泉がないので、この温泉の閉鎖は痛い。再開してくれないかな。
いつのまにか青空になり、目国内岳の王冠が白く輝いている。今日は曇予想だったのに、冬の青空に白い王冠がまぶしい。
やがて白樺の林を抜けると、眼前に白樺山の白い山頂部が現われる。横長の真っ白な美しい姿。ここを滑ればどんなに気持ちいいだろう。だが、「よし、着いた」と思ったのは南峰で、行く手、500m先に白樺山の頂上が現われる。楽じゃないな。
再び青空が広がり、東のワイスホルンから西の目国内岳、岩内岳、雷電山までニセコ連峰が並んでいた。すごい絶景。
頂上直前で写真を撮っていると、東の方から歓声が聞こえる。見ると、シャクナゲ岳の西にある急斜面を滑っているパーティがいるようだ。急斜面には何本かのトレース。あんなところを滑るのか。パウダーというよりは急斜面滑走のように見えた。
青空の絶景の中にいつまでもいたかったが、まだ熱いホットレモンを飲み干し、スキーを履いて滑走開始。南峰に登り返すと、眼下に魅惑の白い斜面が広がる。そこがこの日のハイライト滑走だった。心地よい滑走にひたり、振り返ると白い大斜面のかなたに白樺山・南峰。西には東尾根を背ビレのように立てた目国内岳。
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ホットレモンを沸かしてから道の駅を出る。夜明け前の空に羊蹄山。肉眼で見たときは薄曇りだと感じたが、改めて写真を見ると、ほんのり赤くなってきた夜空には低い雲のみで、天気予報は曇だが、快晴の予感。道道66を西に進むと、右手にニセコアンヌプリ。この山にももう一度登り、パウダーを滑らなければ。順調にニセコから蘭越に入るが、新見温泉方面に右折(道道268)した途端に通行止め。なんと除雪していない。新見温泉は休業中のようだ。近くにはスペースが切ってあるので、そこに駐車して準備。車道の右壁から降りてきたスキートレースがあるが、上の灌木は混んでいて、滑りやすくはなさそう。
準備している最中にもう一台がやってきた。広めのおおきなパウダースキー。彼等よりも先に出たため、ペースが上がる。そこから新見温泉まで4㎞弱。朝の通勤ペースで歩いたのだが、ほぼ1時間で着いてしまった。時速4㎞はヒトの平均歩行速度だと思うが、私にしては奇跡的な記録。途中のタカノ沢川の左岸に取付いている踏み跡があった。どこまで登ったのだろう。この日、白樺山頂上で見た、シャクナゲ岳の西の943m峰あたりから滑走していたパーティだろうか。その先で新しいトレースはなくなり、古いトレースをたどる。スノーモービルの跡のようにも見えるが、深雪ラッセルよりは数段、歩きやすい。左(西)の眼下には奥ニセコ渓谷の深い谷が伸びており、凍結したダムが見える。
たどり着いた新見温泉は閉鎖され、雪にうずもれていたが、奥の建物の一部は壊れ、正面玄関も色あせていたので、冬季閉鎖ではなく、長期休業のように見えた。ネット情報によると、2016年に廃業、2017年に一時再開するが、その後、長期休業のようだ。意外に蘭越には温泉がないので、この温泉の閉鎖は痛い。再開してくれないかな。かく言う私も温泉には宿泊せず、もっぱら日帰り利用だから、奥地の温泉はやっていけなくなるのだろう。いっそ日帰り重視の温泉浴場にしてはどうだろう。ここで東に見えていたピラミッドはシャクナゲ岳だろうか。
新見温泉の先で古いトレースもほとんどなくなり、深雪を登るが、ラッセルというほど沈まない。それまでのハイペースを少し落として進む。斜面が急になり、車道は大きく回りだしたので、途中の登りやすい所からショートカット。このあたりの木はみなシラカバだと思うが、古い大きなシラカバはスキーヤーをもの珍しそうに眺めているような気がする。おや、物好きなやつがいるな、といいたげな様子。あんたこそ、太い枝が一本垂れ下がって、柔らかく生きた方が楽なんじゃないか、と心の中で話しかけてみる。標高600m付近から700m付近までつづら折りに登って道道268に復帰。そのあたりもほどよい滑走斜面。いつのまにか青空になり、目国内岳の王冠が白く輝いている。今日は曇予想だったのに、冬の青空に白い王冠がまぶしい。その隣には平べったい東目国内岳。これらに登ったのは2012年だから7年前。
新見峠にくるのも2度目。前回はここから西に前目国内岳に登ったが、今回は(新見峠747mより少し手前から)東に白樺山を目指す。峠から白樺山は見えず、白樺の林の中を登る。更にペースを落とし、もうゆっくりペース。夏道通しのGPSトレースは大きく南に回って稜線に登っているが、それほどの傾斜ではないのでまっすぐ東に向かう。高度が上がると背後の景色が見えてくるが、いつのまにか雲が広がり、目国内岳の王冠が隠れてしまっていた。あの白い王冠を見れたのはさっきまでか。
やがて白樺の林を抜けると、眼前に白樺山(・南峰)の白い山頂部が現われる。横長の真っ白な美しい姿。ここを滑ればどんなに気持ちいいだろう。そのあたりから粉雪の下に固いクラストした部分があり、滑らないように慎重に登る。縦に登る方がフリクションは利くが、デコボコがあると滑ってしまう。中途半端な斜め登りはシールもエッジを利かせにくいので、エッジで登るなら横向きに近くしないといけない。ストックで支えて、腕力も使って登る。だが、「よし、着いた」と思ったのは南峰で、行く手、500m先に白樺山の頂上が現われる。楽じゃないな。東にはシャクナゲ岳。
白樺山の頂上稜線にはピークが並んでいて、いったん下り、登り返した先が中央峰。そこから再び下り、本峰に向かって今度こそ最後の登り。いったん曇り空になり、目国内岳の王冠も隠れてしまってしたが、再び青空が広がり、東のワイスホルンから西の目国内岳、岩内岳、雷電山までニセコ連峰が並んでいた。すごい絶景。岩肌が少し見えている白樺山の頂上に少し左側(西側)から回り込んで登っていき、頂上直前で写真を撮っていると、東の方から歓声が聞こえる。見ると、シャクナゲ岳の西にある急斜面を滑っているパーティがいるようだ。最初のグループは斜面の麓に小さく見えており、後続が降りてくるのを待っているようだ。急斜面には何本かのトレース。あんなところを滑るのか。パウダーというよりは急斜面滑走のように見えた。白樺山の古い頂上標識を目国内岳や岩内岳をバックに撮影し、四周を見廻し、シールを外し、岩の上に腰を下ろして本日最初で最後の休憩。ペースを落としながら登ってきたが、少し腰が重い以外は問題なし。前日のように急斜面で無理な登り方をすると疲れがたまるが、ペース、リズムを保って登れば疲れは余りたまらないようだ。
青空の絶景の中にいつまでもいたかったが、まだ熱いホットレモンを飲み干し、スキーを履いて滑走開始。頂上からの滑走でエッジが岩をこすって大きな音。気をつけないと。中央峰と南峰はトラバースしていこうと思っていたが、稜線の雪は軽くてよく滑り、中央峰のすぐ手前まで来ていたので残り数メートルを横登り。南峰へはやや急斜面の滑走とやや長い登り返しだったが、ここまできたら南峰まで登り返してしまおう。カニ歩きと横歩きで南峰に登り返すと、眼下に魅惑の白い斜面が広がる。そこがこの日のハイライト滑走だった。登ってきた白樺の林の左側(東側)にオープンスペースがあり、そこを滑る。心地よい滑走にひたり、振り返ると白い大斜面のかなたに白樺山・南峰。西には東尾根を背ビレのように立てた目国内岳。往路よりもだいぶ東側だが、道道268はそちら側から登ってきており、急斜面の途中で道道268を横断。
その下のオープンスペースにショートターンで滑り込むが、雪は飛び散ってきれいなトレースにならない。気温が上がって雪質が悪くなっていたようだ。白樺はやや密になり、地形も沢筋が深く、複雑になっているようなので、ショートターンは止め、東の道道沿いに回り込んで滑り、道道268に降り立つ。そこからは傾斜もないので、道道のトレースを滑走。新見温泉まで来ると、東側から滑り込んでいるトレースがあり、そこから下はトレースが太くなっていた。ボードのようだ。さっきのシャクナゲ岳の西を滑っていたのはボーダーかもしれない。最近は二つに分かれてシールを貼れるボードもあるので、それかもしれない。ともかく、トレースが広くなり、そこからの滑走は楽になった。タカノ沢川のあたりは傾斜がなく、ビンディングを廻して歩いたが、すぐに滑り始め、駐車地点にゴールイン。車は3台に増えていたが、ボーダーの人たちはどこから来たのだろう。
車に戻り、着替えていると車が数台やってきて引返していく。スキーだろうか、それとも温泉だろうか。カーナビで温泉を探していると2台めの夫婦が戻ってきた。この人たちはどこに登ったのだろう。パウダースキーだったから、シャクナゲ方面に登ったのだろうか。ニセコには戻らず、帰路の途中にある黒松内温泉まで約40㎞走る。(道道934より)最初に東に見えていたのは幌別岳892m。登山道はないようだが、いくつかのピークを連ねた印象的な山。次に北の展望のある場所で車を停めて写真を撮っている人がいる。そこで見えたのは真っ白な目国内岳と大きな雷電山。これを見れたのはラッキーだ。私も車を止めてじっくり見る。道は乾いていて走りやすい。黒松内温泉は大きな新しい温泉で、露天も熱く、良かった。また寄ってみよう。
夜明けの羊蹄山
ホットレモンを沸かしてから道の駅を出る。夜明け前の空に羊蹄山。肉眼で見たときは薄曇りだと感じたが、改めて写真を見ると、ほんのり赤くなってきた夜空には低い曇のみで、天気予報は曇だが、快晴の予感。道道66を西に進むと、右手にニセコアンヌプリ。この山にももう一度登り、パウダーを滑らなければ。順調にニセコから蘭越に入るが、新見温泉方面に右折(道道268)した途端に通行止め。なんと除雪していない。新見温泉は休業中のようだ。近くにはスペースが切ってあるので、そこに駐車して準備。車道の右壁から降りてきたスキートレースがあるが、上の灌木は混んでいて、滑りやすくはなさそう。
ニセコアンヌプリ
形を変えたニセコアンヌプリ
除雪終了点
準備している最中にもう一台がやってきた。広めのおおきなパウダースキー。彼等よりも先に出たため、ペースが上がる。そこから新見温泉まで4㎞弱。朝の通勤ペースで歩いたのだが、ほぼ1時間で着いてしまった。時速4㎞はヒトの平均歩行速度だと思うが、私にしては奇跡的な記録。途中のタカノ沢川の左岸に取付いている踏み跡があった。どこまで登ったのだろう。この日、白樺山頂上で見た、シャクナゲ岳の西の943m峰あたりから滑走していたパーティだろうか。その先で新しいトレースはなくなり、古いトレースをたどる。スノーモービルの跡のようにも見えるが、深雪ラッセルよりは数段、歩きやすい。左(西)の眼下には奥ニセコ渓谷の深い谷が伸びており、凍結したダムが見える。
タカノ沢川・左岸への踏跡
奥ニセコ峡谷の氷結したダム湖
新見温泉
たどり着いた新見温泉は閉鎖され、雪にうずもれていたが、奥の建物の一部は壊れ、正面玄関も色あせていたので、冬季閉鎖ではなく、長期休業のように見えた。ネット情報によると、2016年に廃業、2017年に一時再開するが、その後、長期休業のようだ。意外に蘭越には温泉がないので、この温泉の閉鎖は痛い。再開してくれないかな。かく言う私も温泉には宿泊せず、もっぱら日帰り利用だから、奥地の温泉はやっていけなくなるのだろう。いっそ日帰り重視の温泉浴場にしてはどうだろう。ここで東に見えていたピラミッドはシャクナゲ岳だろうか。
新見温泉
ショートカット
道道268復帰
目国内岳
新見温泉の先で古いトレースもほとんどなくなり、深雪を登るが、ラッセルというほど沈まない。それまでのハイペースを少し落として進む。斜面が急になり、車道は大きく回りだしたので、途中の登りやすい所からショートカット。このあたりの木はみなシラカバだと思うが、古い大きなシラカバはスキーヤーをもの珍しそうに眺めているような気がする。おや、物好きなやつがいるな、といいたげな様子。あんたこそ、太い枝が一本垂れ下がって、柔らかく生きた方が楽なんじゃないか、と心の中で話しかけてみる。標高600m付近から700m付近までつづら折りに登って道道268に復帰。そのあたりもほどよい滑走斜面。いつのまにか青空になり、目国内岳の王冠が白く輝いている。今日は曇予想だったのに、冬の青空に白い王冠がまぶしい。その隣には平べったい東目国内岳。これらに登ったのは2012年だから7年前。
前目国内岳と道道268
冬の太陽
新見峠
新見峠にくるのも2度目。前回はここから西に東目国内岳に登ったが、今回は(新見峠747mより少し手前から)東に白樺山を目指す。峠から白樺山は見えず、白樺の林の中を登る。更にペースを落とし、もうゆっくりペース。夏道通しのGPSトレースは大きく南に回って稜線に登っているが、それほどの傾斜ではないのでまっすぐ東に向かう。高度が上がると背後の景色が見えてくるが、いつのまにか雲が広がり、目国内岳の王冠が隠れてしまっていた。あの白い王冠を見れたのはさっきまでか。
斜面取付き
冬の太陽2
シラカバ
白樺山・南峰
冬の太陽3
白樺山・南峰頂上
やがて白樺の林を抜けると、眼前に白樺山(・南峰)の白い山頂部が現われる。横長の真っ白な美しい姿。ここを滑ればどんなに気持ちいいだろう。そのあたりから粉雪の下に固いクラストした部分があり、滑らないように慎重に登る。縦に登る方がフリクションは利くが、デコボコがあると滑ってしまう。中途半端な斜め登りはシールもエッジを利かせにくいので、エッジで登るなら横向きに近くしないといけない。ストックで支えて、腕力も使って登る。だが、「よし、着いた」と思ったのは南峰で、行く手、500m先に白樺山の頂上が現われる。楽じゃないな。東にはシャクナゲ岳。
シャクナゲ岳
白樺山・本峰は500mのかなた
白樺山・本峰まであと少し
白樺山頂上
白樺山頂上
白樺山の頂上稜線にはピークが並んでいて、いったん下り、登り返した先が中央峰。そこから再び下り、本峰に向かって今度こそ最後の登り。いったん曇り空になり、目国内岳の王冠も隠れてしまってしたが、再び青空が広がり、東のワイスホルンから西の目国内岳、岩内岳、雷電山までニセコ連峰が並んでいた。すごい絶景。岩肌が少し見えている白樺山の頂上に少し左側(西側)から回り込んで登っていき、頂上直前で写真を撮っていると、東の方から歓声が聞こえる。見ると、シャクナゲ岳の西にある急斜面を滑っているパーティがいるようだ。最初のグループは斜面の麓に小さく見えており、後続が降りてくるのを待っているようだ。急斜面には何本かのトレース。あんなところを滑るのか。パウダーというよりは急斜面滑走のように見えた。白樺山の古い頂上標識を目国内岳や岩内岳をバックに撮影し、四周を見廻し、シールを外し、岩の上に腰を下ろして本日最初で最後の休憩。ペースを落としながら登ってきたが、少し腰が重い以外は問題なし。前日のように急斜面で無理な登り方をすると疲れがたまるが、ペース、リズムを保って登れば疲れは余りたまらないようだ。
白樺山頂上標識と目国内岳と岩内岳
ワイスホルン
頂上から西の景観: 目国内岳、雷電山、前目国内岳、岩内岳、日本海、岩内町、八内岳
頂上から東の景観: ワイスホルン、チセヌプリの頭、シャクナゲ岳、943m峰、昆布岳
白樺山頂上からの滑走
目国内岳、前目国内岳、岩内岳
白樺山・南峰への登り返し
シャクナゲ岳と西峰の滑走トレース
頂上直前で写真を撮っていると、東の方から歓声が聞こえる。見ると、シャクナゲ岳の西にある急斜面を滑っているパーティがいるようだ。最初のグループは斜面の麓に小さく見えており、後続が降りてくるのを待っているようだ。急斜面には何本かのトレース。あんなところを滑るのか。パウダーというよりは急斜面滑走のように見えた。
シャクナゲ岳・西峰の滑走トレース
シャクナゲ岳・西峰麓のボーダーたち
白樺山・南峰からの滑走
白樺山・南峰からの滑走2
青空の絶景の中にいつまでもいたかったが、まだ熱いホットレモンを飲み干し、スキーを履いて滑走開始。頂上からの滑走でエッジが岩をこすって大きな音。気をつけないと。中央峰と南峰はトラバースしていこうと思っていたが、稜線の雪は軽くてよく滑り、中央峰のすぐ手前まで来ていたので残り数メートルを横登り。南峰へはやや急斜面の滑走とやや長い登り返しだったが、ここまできたら南峰まで登り返してしまおう。カニ歩きと横歩きで南峰に登り返すと、眼下に魅惑の白い斜面が広がる。そこがこの日のハイライト滑走だった。登ってきた白樺の林の左側(東側)にオープンスペースがあり、そこを滑る。心地よい滑走にひたり、振り返ると白い大斜面のかなたに白樺山・南峰。西には東尾根を背ビレのように立てた目国内岳。往路よりもだいぶ東側だが、道道268はそちら側から登ってきており、急斜面の途中で道道268を横断。
南尾根を立てた目国内岳
白樺山・南峰からの滑走3
白樺山・南峰からの滑走4
白樺山・南峰
林の中の滑走
道道268横断
太くなっていたトレース
その下のオープンスペースにショートターンで滑り込むが、雪は飛び散ってきれいなトレースにならない。気温が上がって雪質が悪くなっていたようだ。白樺はやや密になり、地形も沢筋が深く、複雑になっているようなので、ショートターンは止め、東の道道沿いに回り込んで滑り、道道268に降り立つ。そこからは傾斜もないので、道道のトレースを滑走。新見温泉まで来ると、東側から滑り込んでいるトレースがあり、そこから下はトレースが太くなっていた。ボードのようだ。さっきのシャクナゲ岳の西を滑っていたのはボーダーかもしれない。最近は二つに分かれてシールを貼れるボードもあるので、それかもしれない。ともかく、トレースが広くなり、そこからの滑走は楽になった。タカノ沢川のあたりは傾斜がなく、ビンディングを廻して歩いたが、すぐに滑り始め、駐車地点にゴールイン。車は3台に増えていたが、ボーダーの人たちはどこから来たのだろう。
道道268の滑走
目国内岳の王冠(道道934より)
車に戻り、着替えていると車が数台やってきて引返していく。スキーだろうか、それとも温泉だろうか。カーナビで温泉を探していると2台めの夫婦が戻ってきた。この人たちはどこに登ったのだろう。パウダースキーだったから、シャクナゲ方面に登ったのだろうか。ニセコには戻らず、帰路の途中にある黒松内温泉まで約40㎞走る。(道道934より)最初に東に見えていたのは幌別岳892m。登山道はないようだが、いくつかのピークを連ねた印象的な山。次に北の展望のある場所で車を停めて写真を撮っている人がいる。そこで見えたのは真っ白な目国内岳と大きな雷電山。道は乾いていて走りやすい。大きな新しい温泉で、露天も熱く、良かった。また寄ってみよう。
雷電山(道道934より)