投稿日: Apr 11, 2015 12:44:39 PM
いつも応援していただきありがとうございます!
今年度ヘッドトレーナーを務めさせていただいている4回生の前田怜佳と申します。
普段、部活でどんなことをしているのか、選手たちにもなかなか分かってもらえないスタッフたち…。
そんなスタッフの仕事を簡単に説明させていただきたいと思います(^O^)!
現在、京大男子ラクロス部には、マネージャー・トレーナー・オペレーターという三つの役職に分かれているのですが、今回はトレーナーです!
まずそもそも…トレーナーって何?
マッサージとかしてる人たち…?とよく思われがちですが、それだけではありません!
私たちトレーナーは、こんな理念を掲げています。
~トレーナー理念~
最終目標:選手を完全に自立させ、トレーナーをなくす
行動指針:選手に必要な情報を提供し、啓発し続ける
存在意義:一流の選手を育てる
選手の命を預かる
人と関わる
…え、トレーナーなのに、トレーナーなくすことを目標としてるってどーゆうこと!?
そのような突っ込みをしたくなる、いや、思わずしてしまったと思います。
トレーナーは、選手のフィジカルトレーニングを考えたり、怪我のリハビリを考えたりしています。
でも、最終的にそのトレーニングやリハビリを行うのは選手自身。どれだけトレーナーが理解していても、選手が理解せずにトレーニングをしていると意味がありません。
今、トレーナーが考えていることを選手自身ができるようになれば、今以上に自分の身体のことを考えることができるのではないか…。つまり、トレーナーが必要なくなるくらいに、選手が自分自身の身体について深く考えることができるようになれば、もっと良い選手になれるのではないか、と考えました。
そのため、トレーナーはただ選手にストレッチをしたり、マッサージをするだけではなく、なぜストレッチをしないといけないのか、自分で出来るケアはどんなものがあるかなど、選手が自発的に自分の身体のケアをできるようにトレーナーは選手に情報を提供して、積極的に自分の身体をケアするように啓発する必要があります。
…そうです、それが私たちトレーナーの行動指針となっているのです。
このように、トレーナーは選手のトレーニングや怪我を管理しているだけではなく、選手が自分自身の身体に興味を持って自発的にトレーニングを行えるように指導していくこともトレーナーの大切な役割となっています。
スポーツしてるのに、自分の身体に興味ないわけないじゃん!と思うかもしれませんが、怪我をして練習に入れなくなる、となると話は変わってきます。
痛いけど、練習を抜けるのは嫌だから無理矢理練習に入って怪我を悪化させてしまって、余計に練習を抜ける期間が長くなってしまうこともあります。そんな時に、どんな怪我で、このまま入ると悪化する可能性がある、ということを選手に説明して、しっかり選手が怪我と向き合えるようにすることが大切です。自分の身体を労わることも、一流の選手には必要不可欠なことだと私は考えています。
さてさて、今回はトレーナーって何?という大きな部分をお話しさせていただきました!
このように、京大男子ラクロス部のスタッフたちは日々考えながら選手のサポートをしています。
試合や練習でも、スタッフってどんなことしてるのかな?と少しでも興味を持っていただけたら嬉しいなーと考えています(*^^)