投稿日: Feb 15, 2015 5:28:28 AM
こんにちは。
新四回生のミスターです。
とうとう最後の日記が回ってまいりました。
早いものでラクロス部に入部してから三年が経とうとしています。
この場を借りて、今まで支えて下さった先輩方、保護者の皆様、同期、後輩、友人、そして家族に感謝申し上げます。
ラクロス部としてのラストイヤー、目標を達成できるよう精いっぱい励んでいきます。
さて、新歓もいよいよ佳境に入り、現時点ですでにたくさんの新入生がラクロス部に入部してくれました。早く入部を決めた子の中には、今日myクロスを購入した人もいるみたいですね。
新入生に話しかけ、ラクロス部に興味を持ってもらい、練習やイベントに来てもらう。社交性に欠け、人見知りで、初対面の人と5分も会話が続かない僕は新歓活動が大の苦手でした。
そう、去年までは..
この春、D.カーネギー著『人を動かす』という本を読む機会があり、事態は一変しました。この本の中に出てくる、「名前を覚える」ということを実践したのです。
新入生に声をかけるやいなや相手の名前を聞き、話題が変わる度にその名前を口にすることにしました。するとあら不思議、新入生が真剣にこちらの話を聞いてくれるではありませんか。
次の日に会った時も、名前を覚えていて話しかけることができればもうこっちのもの。会話が続く続く。この魔法のようなできごとに、いつしか新入生に話しかけるのが楽しくなるまでになりました。
今年の新歓で起きた奇跡をひとつだけご紹介して、最後の日記を終わりたいと思います。
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ある日、構内で男子三人組に声をかけ、ラクロス部のことを説明しようとした。三人はラクロスに全く興味を示さず、こちらの説明に対しても面倒くさい態度を隠そうともしなかった。ラクロスの説明を早々に切り上げ、相手の名前を聞き、「ぜひラクロス部の新歓に来て欲しい」と伝えると、三人の内の一人が、「次会った時、名前を覚えていたら行きますわ」と言い残し去っていった。この新入生の名前だけは覚えてやると思い、帰宅後も何度も思い返しては、忘れないように名前をつぶやいた。
次の日、偶然同じ三人組と構内で出くわした。昨夜の練習の甲斐もあり、それぞれの名前をすらすら当てると、三人は一様に驚いた顔をした。そして、約束通り夕パスに来ることを誓わせると、予想外のことが起きた。なんとその三人組が他の友人8人を連れて農Gまで来てくれたのだ。あの、ラクロスに全く興味がなく、ふてぶてしさ満載の三人組が、である。今では、構内で見かけると向こうから話しかけてくれるまでになった。
「自分の名前を覚えてもらえて、本当に嬉しいかったですよ。新歓期に先輩が名前を覚えてくれたのは初めてだったので。またラクロス部遊びに行きます。」
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ついつい長くなってしまいました。新しい人との出会い、興味深い本との出会い、様々な一期一会を大切にこれからも頑張っていこうと思う今日この頃でした。
次回は熱い闘志を前面に、フィールドを縦横無尽に駆け回ります、#4レッドです。