投稿日: Feb 16, 2015 11:2:10 AM
こんにちは。
気難しいと見せかけて情に厚い、と思わせておいて八方美人なだけのTR片岡です。先日塩谷嬢からの大命を拝し、下鴨へ引っ越しまし た。しかし「1人で帰らなくて済む」とのたまった当の本人は、暢気に南方面を視野に入れた引っ越しを考えてやがるようです本当にありがとうございます。
前回の日記で紹介されていたお店を調べてみたところ、僕の金銭感覚は庶民を通り越して貧民的だと痛感しました。1回の昼飯で1000円オーバーって……。
KULに入部し早1年、ゴッドというあだ名に未だ慣れない僕ですが、まだ見ぬ25期の後輩たちにゴッドさんと呼ばれることを考えると非常に複雑な心境です。
―「ゴッドさんお疲れ様です!」「ゴッドさん飯行きませんか?」―
あたかもフランクな新興宗教です。いっそ布教活動でも始めましょうかね。
……本題に入ります。
ご多分に漏れず僕も日記の話題について頭を悩ませながらPCを前に目をこすっていましたが、鼻をかんでいる最中に一部の人たちのお役に立ちそうな内容を思いつきました。
突然ですが下の写真に写っているものが何だか分かりますか?
今話題のS○AP細胞ではありません。これはスギ花粉の顕微鏡拡大写真です。
この小さな黄色い悪魔に苦しんでいる人は少なくないでしょう。僕もその一人です。
今回は暖かくなってきたこの時期に合わせて花粉症についてお話します。
現在では日本人の3割もの人々が発症しているといわれる花粉症ですが、そもそもどういったメカニズムで起こるのでしょう?
春 の訪れに伴いスギやヒノキから放出され空気中を漂う花粉は、鼻や目などを通して体内に侵入し「異物」として認識されます。人間には体内に侵入した異物を排 除する免疫機構が備わっているため、花粉も免疫反応としてのくしゃみや鼻水によって体外へ排出されます。しかし花粉症の場合はこの免疫反応が過剰に現れる ため、日常生活にまで支障が出てしまいます。これがいわゆる花粉症です。
ではそんな花粉症の苦しみを和らげるために何ができるのか。大きく3つあります。
①花粉をシャットアウトする
簡 単にできるけど完璧にするのは難しい、定番の対策です。外出の際のマスク着用はもちろんのこと、帰宅時に花粉を持ち込まないことも大切です。衣服に付着し た花粉は玄関前であらかじめ払っておきましょう。KULジャージのようなツルツルした素材の服だと花粉が付きにくいので良いですね。また、洗濯物を外で干 す際にも注意が必要です。いくら晴れているからと言って何の気なしに洗濯物を外で干すと、大量に花粉を付着させた爆弾へと変貌してしまいます。先日そんな 愚行を犯した僕の部屋はしばらく阿鼻叫喚の地獄絵図と化しました。洗濯物を取り込む際も花粉を払い落とすようにしましょう。部屋干しも1つの手です。花粉 を遮断する最終手段として、自室に引きこもるというものがありますが社会的観点からあまりおすすめできませんね。
②花粉症の諸症状を抑える
こ れは主に薬によるものです。花粉症の薬は点眼薬や点鼻薬、飲み薬など種類豊富で薬局に行けばたくさん並んでいますが、特に飲み薬においては効き目が多少異 なるものがあります。例えば「第1世代抗ヒスタミン薬」と呼ばれるものは、即効性があるため今すぐ症状を和らげたい時には有効ですが、眠気などの副作用が 出ることもあります。対して「第2世代抗ヒスタミン薬」と呼ばれるものは、比較的遅効性で副作用も少ないため、症状が軽いうちに服用すると効果的です。
③免疫反応そのものを緩和させる
上 で花粉症は過剰な免疫反応により起こると書きましたが、反応自体を減少させることで花粉症を根治させる治療法もあります。その中でも最近注目されているの が「舌下免疫療法」です。これは花粉エキスを浸したパンくずなどを舌下に置いて体内に吸収することで、身体を花粉に慣れさせるというものです。上手くいけ ば花粉症も完治する舌下免疫療法ですが、数年単位で治療を継続しなければいけない、ごくごくまれに重篤な副作用が現れる、といったこともあり今はそこまで 普及していません。ですが今年の6月から保険が適用されるので、ひどい花粉症にお悩みの方は一考してみてはいかがでしょうか。
以上長々と面白くもない文章を書き連ねましたが、最終的には「花粉滅亡しろ」の一言に尽きます。花粉症同志の皆さん、頑張ってこの辛い季節を乗り切りましょう。
最後にこの日記を書くにあたって参考にしたwebサイトを記します。引用に関してはきっちりしておかないと話題のST○P細胞のような事態になりますしね(笑)
『花粉症環境保健マニュアル』https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/manual.html
『ねこのしっぽ(写真お借りしました)』http://homepage2.nifty.com/nyanpu-/index.htm
『花粉症の薬』http://silver-tone.com/kafun/
『THE NEWS CLASSIC(3/14日分)』http://newclassic.jp/archives/9980
24期TR陣は僕がラストで次回からはMGが担当します。
トップバッターは僕のことを唯一「りょうちゃん」と呼び、背番号白番(プライバシー保護のため間接的に表現しています)と何やらウフフな関係になっている敏腕帰国子女MG、かとまりです!