投稿日: Feb 27, 2015 1:56:22 AM
こんにちは。
尊敬の眼差しを受けているかは分かりませんが、後輩の持ち上げにまんざらでもない気分の#14松永です。
日本代表(候補)と紹介されることが増え嬉しい反面、自らがそれとかけ離れているため、
胸を張れる状態ではありません。泣
また来る7月1日の代表VS関西R@宝ヶ池に代表選手として召集されましたので、お時間のある方は是非ご観戦ください。
ともあれ、3月から様々な人達の手助けを受け、代表活動に参加してきた訳ですが、
その中で非常に印象に残った言葉があります。
「うまい選手じゃなく、闘える選手を選ぶ」
実は同じようなことを中・高校時代の部活の顧問が言っていて、この言葉を言っていたコーチのビジュアルも似ているため、にやにやしながら聞いていました。
(実際代表に呼ばれたのは上手い選手ばかりでしたが)技術のうんぬんだけじゃないという言葉に僕としては非常に共感しましたし、勇気づけられました。笑
確かに世界と戦うには自分の武器や外人に気後れしないメンタル・精神力が大事だと国際親善試合を観戦しながら、思いました。
そう「メンタル」…
前置きが長くなりましたが、これこそが今回の日記で語りたかった話なのです。
が、話すと長くなる割に面白くないので、好きな雑誌でも紹介します。
その雑誌がそうNumberです!
この雑誌では記者が、スポーツ選手・監督を聞いて、考察を入れるような形で文章が綴られています。
その話は、むしろメンタル面にフォーカスされることが多く、
特にホンダ・カガワ・ナガトモ・オカザキ・ハセベ・エンドーなど
今を時めく日本代表選手達の話は非常に興味深く、
哲学に近いものがあるように感じるものもあります。
最近の記事では長友のインテルでの話にハッとさせられました。
彼は始め、チェゼーナというイタリアの下位チームにいたのですが、
そこではチームメイト同士での削り合いや、
ミスの責任の押し付け合い・言い合いが日常茶飯事だったそうです。
しかし、インテルでは激しいプレーはあるが怪我をさせるようなプレーはなく、
ポジション争いをしてるチームメイトの間でも互いへのリスペクトが見られたそうです。
また彼の同僚のサネッティという選手はもう40歳近いのですが、インテルで長く現役を続けています。
彼が怒るのをほとんど見たことはないし(唯一怒ったのを見たのはチームメイトが人種差別的なヤジを受けた時)、
くたくたに疲れた練習後にすぐにスーツに着替えて貧しい子供たちのために自分で作った財団のパーティに出かけ、
連敗が混んだ時にはやんわりとチームの空気を和らげるように取り計らったりと、
非常に優れた人間だそうです。
こう書くと、当たり前の正論じゃないか!と思えてきますが、
何かに本気でチームで取り組んだ事がある方は現実にこうあることの難しさが理解できるのではと思いますし、なんとなく身につまされるのではないでしょうか笑
長友は「サネッティこそが真のプロフェッショナル」と語っています。
いつか僕も「お前こそが、真のプロフェッショナルだ!!」と言われてみたいものですね。
さて某コーチから「たまにはいい話を頼む!」といわれていたため、柄にもなく少々いい話をし過ぎてしまいましたがいかがでしたでしょうか?
次の日記は、20期の無茶振りにも耐えうるメンタルとキャパ、そして美声の持ち主マロニー・マロニエル夫人です!こうご期待!!