投稿日: May 20, 2015 1:48:30 PM
みなさんこんにちは。4回生トレーナーのかおりん、またの名をのだめ、こと小河です。
長く暑苦しい日記を披露した下川君がいいようなわるいような紹介をしてくれましたが、わたしは彼の思っているよりもうんと心が広いのですよ。
さて、月並みなコメントですが、ついこの前大学に入学したような気がいたしますのに、光陰矢のごとし、気付けば自分がもう4回生になってしまったとこの三年間を振り返ってしみじみ物思いにふけったりする今日この頃です。
トレーナーとしてラクロス部に入って丸三年が過ぎ、またストレングスコーチに特化してからも今年で早二年目、まだまだ至らないところが多いと力不足を実感する日々ではありますが、それでもこの三年間でトレーニングや傷害についてはそれなりに知識を深めてこられたのではないかと思っています。しかし、未だに自信をもって対応できていないと特に感じる分野があります。
それは、健康面のコンディションです。
アスリートは日々肉体を鍛えており体格もよいので、健康的なイメージをしばしば持たれますが実はそうではありません。むしろ逆なのです。これは過酷な練習で行動体力を極限まで高めようとするせいで防衛体力が犠牲になっているためだと言われています。ラクロッサーも、大切な時期に体調を崩すことがないように細心の注意を払わねばなりません。
そういうわけで、私は最近感染症などについて少しばかり注目し始めました。
それではここで、私が選んだ特に要注意な感染症や病気についてご紹介させていただきます。
1. 急性胃腸炎
血便、下痢、嘔吐が主症状で、腹痛や発熱、倦怠感を伴うことも多く、人によっては一時的に体重減少が見られます。ラクロス部のプレーヤーも無縁とは言い切れないはない感染症です。流行時には食品の衛生管理を徹底しなければなりません。
2. 五月病
4月末から5月にかけて流行する病です。一般的にゴールデンウィークの副作用として発症するケースが多く、学校や会社、はたまた部活・サークルに行くのが億劫になる、学校や会社に行っても十分なやる気が出ないという症状が見られます。
重症化すると長期の自宅療養をするようになるため、注意が必要です。
私たちにとっても油断大敵な五月病ですが、ラクロス部ではゴールデンウィークに合宿に行くことでこの発症率を非常に低い水準におさえることに成功しました。
3. 中二病
世の中を全て理解できたような、あたかも自分が偉いかのような気持ちになったり、まるで世界のあらゆる業を背負ったような気分になったりする病気です。13歳から15歳くらいまでの思春期によく見られる病気ですが、まれに20歳前後で発症する大二病というものもあります。
中2性脂肪の蓄積によりその瑣末な自尊心を肥え太らせることが主な原因と考えられます。
たまに私の周囲でもで発症が疑われる人がいますが、大抵の場合は年齢が上がるとともに症状は緩和していくようです。
4. ジャージ依存症
運動部員特有の病で、男女問わず発症します。自覚症状は少なく徐々に進行していき、本人が気付いた頃にはTPOをわきまえた範囲ならばどこへでもジャージで行くようになっています。一般の人と比べOI値(osyare index:おしゃれ指数)の著しい低下が見られます。
我がラクロス部でのパンデミックはもはや避けられません。
5,自信過剰症
実際よりも自分が優れている、何かの技術や能力が他者より秀でていると錯覚します。
ところが、これは場合によってはよい効果をもたらします。言霊という言葉はご存じでしょうか。声に出した言葉が現実の事象に対して何らかの影響を与え、本当に実現されるという考えです。もちろん自分を客観視して謙虚な姿勢を常に持ち続けなければなりませんが、決してなだらかではない日本一への道のりです。時にはくじけそうになることもあります。そんなとき、できる、やれる、絶対にそうなると自分に思い込ませることはとても大事なのではないでしょうか。
何はともあれ健康第一、大きなけがや病気をせずにみんなでこのシーズンを駆け抜けていきたいものです。
さてさて、長々とお話してしまいました。さいごまでお付き合いくださりありがとうございました。
次の日記はアメリカ帰りのバイリンガル。愛らしい外見とは裏腹に、近頃めっきりアスレチックトレーナーとしての貫禄と凄味が出てきてますます頼もしくなってきている同期トレーナーのまいです。それでは、まい、よろしく!