2024人事院東北事務局との会見

2024年78日、東北の公務関係の労働組合が共同で、人事院東北事務局と会見をおこないました。要求は多岐にわたり、必要な職員の採用、長時間勤務の是正、労働条件・労働環境の改善、高年齢層の働き方の改善などなど、話題となりました。

秋田県公務共闘の事務局を担当している高教組から書記長が出席し、長時間労働について次のように質問をしました。

書記長「県人事委員会とも会見を行ったが、公務員の労働基準監督機関として、超過勤務が是正されていない現状をどのように考えているのか。また、どのような取り組みを行っているのか、具体的な動きを教えてほしい。男性の育休取得率だけ見ても、教育職(消防職もですが)の取得率の著しい低さは、データとして無視できないのでは」

人事院東北事務局「人事院管轄の職場について、抽出の調査を行っている。その結果問題があれば、是正を求めている。各県の人事委員会に対して取り組みを指導するという立場ではないが、それぞれが改善に向けて取り組んでいる」

県人事委員会と類似する回答でしたが、現実的な前進を望む私たちとは隔たりを感じた時間となりました。