No.13 探究と探求

ここ数年、というかしばらく言葉として教育界を飛び交っている「探究」。ただ、報道や公的文書でも「探求」という誤植が時折見られます。では、これらの言葉の違いはなんでしょう。

デジタル大辞泉では次のようになっています。

「探究」・・・物事意義本質などをさぐって見きわめようとすること

「探求」・・・あるものを得ようとしてさがし求めること。さがし出して手に入れようとすること。 

wikiでは次のようになっています。

「探究」・・・知識論証すること、疑念を解消すること、ないしは問題解決をすることという目的のある思考過程のこと 

「探求」・・・ページがありませんでした・・・

単なる誤植なので、正しくは「探究」であることがわかっていれば良いと思いますが。

とはいえ、文部科学省のサイトになる資料等でも混在しているものがありますので、「これはどっちを意図してのものかなー?」と思わないこともないです(教科書採択の資料で、どちらを意図しているのか不明瞭なものはいかがなものかと思いますが・・・)。

探究的な学習が求められている今日、この頃であります。

STEAM教育については別項で。