勤務時間状況のデータ分析
2023年の多忙化解消のための協議会では勤務時間記録について「統合型校務支援システム」を利用した集計表が提示されました。すべてを出すのは憚られるので必要なデータのみ分析に使用します。
1 使用するデータはこちら
・直近3年分の勤務時間記録概要(ただし令和5年度は11月まで)
・直近2年分の「教職員が実感できる多忙化防止計画」検証結果(ただし、高校だけ使用)
ただし次の点で経年比較ができない項目もあります。
・2023年のデータには校長、副校長、教頭の管理職のデータは反映されていない
・調査人数が延べ人数から集計人数に変更された(2023に支援システム集計になったため)
・データの区切りが変わった(後述参照)
2 データの見方について
・平均超過勤務時間は平日休日を合算して算出
・2023データの平均超過勤務時間は「分」を切り捨て
・2021と2022のデータは延べ人数に対して0~45、45~80、80~100、100時間超(もしくは80時間超、100時間超)それぞれの区分に当てはまる人数を計測しているため、2023の時間区分に合うように各区分のパーセンテージを合算して修正。
・2023は集計実数のうち45時間超の割合、80時間超の割合、100時間超の割合を計測。
・2023の時間区分別データは提示された資料の月ごとの割合を合計し8ヵ月で割ることで平均を算出
以上になります。それではデータをどうぞ。
あまりにもデータの数字に差が出てしまっています。割合や平均を出すところで、延べ人数と調査実数からの計算の違いによって差が生じていることも考えられますので、あくまでも参考データとして閲覧してください。仮定の話はどうかと思いますが、もし2023年のデータに間違いがない場合は、どうしましょう・・・。
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