賃金確定交渉2023

※2023年度の賃金に関する県教育委員会の提案はこちらです ※改定前と改定後の月例給予想差額はこちら

11月1日(水)、人事委員会勧告と県教委からの提案を受けて、賃金確定交渉をおこないました。参加者は県教委から6名、高教組からは執行副委員長ほか5名でした。要求の大枠は次の通りです。

【要求項目(概要)】

1 教職員の働きがいや仕事に対する意欲を高めるため、賃金・労働条件を積極的に改善すること

中堅層以上の賃金引上げ率を昨今の物価上昇率を踏まえ、勧告された給料表以上に引き上げること。通勤手当について、ガソリン価格の動向に即して、すべての距離区分の支給額を引上げること等

 

2 会計年度任用職員の待遇改善をおこなうこと

総務省発出の通知に基づいて常勤職員との均衡をはかり、2023年4月に遡及して改定をすること。地方自治法等の改正に基づき、2024年から勤勉手当の支給をおこなうこと等

 

3 教職員不足の是正、教職員未配置や長時間過密労働の解消といった、教職員の労働環境改善と教育環境改善のために具体的施策を実施すること

正規採用教員の割合目標を示し、新規採用者数を拡大すること。教職員配置について、各学校の配当数を秋田県教育委員会の責任において不足なく配置すること。臨時講師や非常勤講師を探す業務を、各学校教職員が担うことがないようにすること。管理監督者である教育委員会及び各校管理職が、教職員一人ひとりの勤務時間・在校等時間を把握し、教職員の労務環境等について改善をはかること。学校衛生委員会等が適切に運用されるよう徹底すること等

 

4 各種休暇、休業を労働者の権利として取得することができ、それによって欠員が生ずる場合に対しては適切に代替職員を配置できるよう環境整備をおこなうこと

 

5 定年年齢引き上げに係る任用、給与等について、早急に丁寧な情報提供をおこなうこと

 

6 教職員の職場環境並びに学校の教育環境を豊かなものにするための設備等整備をおこなうこと

今後も予想される酷暑に対応するため、すべての学校の職員室、特別教室に冷房等空調機器を設置すること