嚥下力の確認

R森下一義:2020.11.1 3:22



Kazuyoshi Morishita EverNote黒潮丸


栄養補給

 朝夕は胃管による点滴補給、昼のみお粥ほか流動物の経口補給になっている。


 点滴補給は水分、栄養、薬剤など1回500ccくらいあり、2時間近くかかる。

従って朝は4時半に起きて準備を始め、終るのが7時になる。寝転がってではなく腰掛けて受ける。これが疲れる。腰が痛くなる。加えて胃が反発して痰、唾、胃液を出すからそれも苦しい。

 大分慣れたが。


 経口補給はスプーンで口に運ぶ。

 最初は小匙5-6杯であったが、今では小碗2-3杯を入れる。水にはとろみを付けるとか(水だけだと流れ過ぎるため)、飲込む時は左を向けとか、制約が多い。必ず看護助手が脇に付いている。誤嚥は命取りになる。

 お粥が徐々に固くなったり、うどんが出たり、副菜が増えたり、楽しみもある。


嚥下訓練

 毎日訓練の時間がある。口の開閉、首の筋力、舌の動作、発声などいろいろである。

 付くのは技師なのか助手なのか看護師なのか分からないが若い女性が多い。ここは国際医療福祉大学というだけあって養成部門がある。そこの学生か学生上りである。

 勿論体幹訓練など若い男性もいる。


嚥下確認

 昨日は嚥下力の確認があった。

 大きなX線装置の前で造影剤を入れた食物を飲み込む。量を変えたり、角度を変えたり。

 結果は、改善著しい、であった。水をそのまま飲んでよい、飲む時左を向かなくてもよい。

 装置の前で専門医の他に5,6人の助手連中が見ていたが、思わず皆さんに向かってお礼の頭を下げた。



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Takao Tomatsu 11.1 15:20

最新情報有難う。この分だと未だ暫くの間は入院が必要なようですね。僕も嚥下障害があり、飲食物が時々むせるので、詳しいリハビリ状況は大変良い参考になりました。こういう情報に興味がある方は33ネット会員中にも少なくないのでは。

Tetsuro Inaji 11.1 15:48

 森下君の健闘を祈ります

稲次哲郎/SDG