P大島昌二:京の桜と国立の桜 2023.3.27   Home

京の桜と国立の桜

 2023.3.27   16:13 


 さる友人に今年も国立の桜だよりを頼むと言われたことが思い出されたので電車から降りて、花散らしの雨の中をちょっと歩いてみました。25日、ちょうど満開の日で雨にも負けず、しっかりと花開いていました。直前に京都へ行って来たので僅かですが京都でも花に巡り合いました。合わせてご覧に入れます。

 京都へは宮津の天橋立、舞鶴の引揚げ記念館などを見学してから入りましたがお目当ては大文字山に登って展望台から市内のパノラマを展望することでした。華麗な宇治平等院の内部もゆっくり見ることができました。

大文字山は標高わずかに466mですがその肩にある展望台(大の文字の上)まで登り55分、下りも50分でした。登りはまだしも、下りはノロノロ、ヨタヨタで道端に落ちていた大きな枝を杖にした苦行になったのは予想通りでした。案内には休憩を入れて登り下り各一時間と出ていたのは休憩時間に配慮したものか。山頂ではWBCの準決勝の幕切れのあたりをスマホで観戦するというおまけまでありました。若い人たちがスタスタとバランスよく降りて行くのを見ると実にうらやましい。そう思って見ると中年以降は歩き方がすっかり違う。ましてや老年においておや。そうは言っても、歩けるうちに京都のパノラマを愉しめたのは何よりだった。

荒畑寒村が88歳で、郷里で仰ぎ見た山、乗鞍山に支援者の力を借りて登頂して大感激をした記事を読んだ記憶があります。乗鞍は肩まで車道が通っていますが高齢ではそこから先もそれなりに苦労です。顧みて自分は87歳、高尾山ももう登りも降りも1人では歩けない。

 温暖化が進んで桜の開花は早かった。京都では銀閣寺横の登山道の傍らの「哲学の道」の桜が咲き始めていた。翌々日戻った国立駅も開花が進みその二日後、一昨25日は花散らしの雨の中で満開だった。

写真は順に、 

大文字山からの京都市街。中央の緑地は京都御所、手前は吉田山。(3月21日)

哲学の道は桜の名所でもある。(3月21日)

国立に戻るともう桜は咲いていた。駅前の花壇。(3月22日)

雨天。外出して夕方国立駅に降りると駅前には不動のピエロが2人。コスプレの流れかもしれない。(以下は一昨3月25日)

同日、雨にも負けず春爛漫。

母校は健在。東校舎正門。御用のある方は守衛にお知らせ下さいというまでにはなった。

大島昌二


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