例年、年末には「差額支給」が行われます。これは人事委員会勧告に基づいて賃金改定が行われることにともなうものですが、引上げ改定の場合、当該年度の4月に遡って改定されるためです。このページでは簡易的に差額を計算するページととなっています。ただし、年末調整による控除や所得税、社会保険料の追納等については考慮していませんので、誤差が生じます。あくまでも簡易的なもので、「このようなかたちで計算されてるもの」とお考え下さい。暫定再任用職員用は現在作成中です。また、新規学卒者(新卒一発採用)の6月期手当(支給割合が異なる)にも対応していません。
こちらの計算ページは基本的に常勤職員を対象としています。勤務期間率を100/100としています。職務加算額は5%で固定としていますが、勤務年数によって増減があります。
※賃金改定と差額についてはこちらで説明をしています。なお、昇給(号給が上がる)は1月です。
秋田県の教育職給料表を使用しています。
手順1:現在の給料月額を上記の表または給料明細から確認し入力。計算ボタンを押すと教職調整額と給料の月額が表示されます。
手順2:改定後の給料月額を上記の表から確認し入力。計算ボタンを押すと教職調整額と給料の月額が表示され、さらに総計の差額及び「差額を9倍にした、給料月額の差額9か月分」が算出されます。
※だいたい、「上記の表の差額×9」と同じ。
(※注意!この計算ページでは期末手当の算定に扶養手当を入れていませんので、ご了承ください)
手順1:現行の給料月額を入力し、「計算」を押す。すでに支給済みの2024年6月期の期末・勤勉手当及び現行の支給月数による2024年12月期の期末・勤勉手当が算出され、表示されます(いずれも期末手当1.200月、勤勉手当1.025月)。
手順2:改定した給料月額を入力し「計算」を押す。改定された給料月額での2024年6月期の期末・勤勉手当及び給与課提案の支給月数による改定された給料月額での2024年12月期の期末・勤勉手当が算出され、表示されます。同時に「6月期の差額」「12月期の差額」「合計」が表示されます(6月期は期末1.200月、勤勉1.025月のまま。12月期は期末1.300、勤勉1.075月)。
公務員の給料が引上げの改定をされる場合、当該年度の4月に遡及されることが一般的です。月例給に対する追納はありませんが、賞与(期末・勤勉手当)の差額が生じることによる追納があります。6月、12月それぞれで「改定後の賞与総額(1,000円未満切り捨て)に係る社会保険料 ー 現行ままの賞与総額(1,000円未満切り捨て)に係る社会保険料(すでに納めた社会保険料)」で算出された差額を納付することになります。
これについてはあまり詳しくないので言及しづらいです。申し訳ない・・・。