フェルトポットでハーブを地植えする方法を解説する実践ガイド。ミントの根域制限や冬越しのための掘り上げに最適なこの栽培法を、準備から仕上げまで全手順、写真付きで紹介します。寸胴ストッカーを使った独自の穴掘りテクニックは必見です。
6月6日にフェルトポットで栽培していたハーブの地植え作業を行いました。実際の作業工程を詳細にご紹介いたします。
フェルトポットを使った地植えの基本的な考え方については、以前の記事もご参照ください。
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ミントは生育が旺盛で、根張りが他の植物の生育を阻害してしまいます。フェルトポットで根域を制限することで、この問題を解決できます。
Artfarm Ostinatoは仙台市にあるため、冬越しが困難なハーブがあります。これらのハーブを11月下旬に掘り上げて温室で冬越しさせる際、フェルトポットを使用することで以下のメリットがあります。
根を傷めずに済む
移動が楽になる
冬越しには問題ないものの、将来的に植え付け場所の移動を考えているハーブ(今回はフレンチタラゴン)についても、根を傷めることなく移植が可能です。
まずはレイズドベッド(2.5m×1m)にフェルトポットを仮置きし、バランスと間隔を調整します。
きれいに仕上げるための必需品をご紹介します。
寸胴ストッカー(直径
21cm) – フェルトポットの高さに合わせてカット済み
料理用調味料入れとお玉 – 細かい土の掘り上げに使用
アースドリルとマキタドリルドライバー – 土をほぐすために使用
トロ船 – 掘り上げた土を一時的に保管
1. ストッカーの配置
仮置きした位置にストッカーを置き、フェルトポットの深さまで差し込みます。
2. 土のほぐし
ストッカー内の土が締まっている場合があるため、アースドリルを使って柔らかくほぐします。
3. 穴掘り
調味料入れやお玉を使い、フェルトポットの深さまで丁寧に掘り進めます。掘り上げた土はトロ船に入れて保管します。
掘り上げた状態です。
4. フェルトポットの設置
土を掘り上げたストッカー内にフェルトポットを入れ、高さを調整します。
5. 仕上げ
高さの調整が完了したら、ストッカーを引き抜き、周りの土を寄せて完成です。
6. 最終仕上げ
すべてのフェルトポットの作業が終了したら、トロ船に保管していた土をベッドに戻して作業完了です。
重要なポイント
・土を戻すときにフェルトポット上部縁から2〜3cm下に土を敷く
・フェルトポットに植えてある苗の土の高さに合わせる
今回は合計36ポットの地植えを行いました。かなりの重労働でしたが、満足のいく仕上がりとなりました。
この方法を使えば、ハーブの特性に応じた適切な栽培管理が可能になります。ぜひ皆さまも参考にして挑戦してみてください。
次回の投稿もお楽しみに。