初秋の玄関にて
初秋の玄関にて
菊芋の太陽とコスモスの風が、ひとつの小さな舞台で響きあい、
日々の暮らしにささやかな詩を添えています。
黒い花器に生けられた菊芋の花は、ひまわりを思わせる黄金色の輝き。
畑に群れて咲くときの生命力をそのままに、切り花にしてもなお、陽光を閉じ込めたような力強さを放っています。
夏の余韻を抱きながら、実りの秋へと移ろう時間を告げる存在です。
傍らに、素朴な陶器の花瓶に生けられたコスモス。
「センセーション」という名の通り、白やピンクの花弁が軽やかに広がり、空気を柔らかく揺らしています。
細やかな葉は風を映し出すかのようで、見る人の心を静かに解きほぐしてくれる。
玄関という家の入口に、この二つの花を並べてみると、
ただの飾りではなく、季節そのものを迎え入れているように感じられます。
外から帰る人には「おかえりなさい」を、出かける人には「いってらっしゃい」を、
そして訪れる客人には「どうぞ、ようこそ」を。
初秋のArtfarm Ostinato。
菊芋の太陽とコスモスの風が、ひとつの小さな舞台で響きあい、
日々の暮らしにささやかな詩を添えています。