資料・新倉敷観光十選

規定

倉敷新聞 昭和42年3月9日(木曜日)

市民が選ぶ新倉敷観光10選 募集要項

昨年、日本交通公社が選奨した新日本観光百選に入選した「都市の倉敷」「海辺の鷲羽山」を考慮し、大原美術館をふくむ倉敷川沿いの風致地区と鷲羽山を特別推薦とし、両所を除く十か所で「新倉敷観光地10選」を十一日から一般投票で選びます

規定

◇対象 新しい倉敷市の市域内および市域から他市町村にまたがるものも可。景勝、名所、旧跡造形文化財(建築物など)ほか、産業観光など“学ぶ観光地”として推奨するにふさわしいもの。

◇期間 第一次投票、第二次投票にわけ、第一次投票期間は昭和四十二年四月十日まで(当日の郵便消印分有効)で、この期間中の上位十五か所を二次投票の候補地とします。第二次投票は第一次投票で選んだ候補地を対象に、昭和四十二年五月十日(当日の郵便消印分有効)締め切ります。なお各候補地は一次投票数を加算します。

◇投票用紙 倉敷新聞刷り込みの投票用紙、または官製はがき、いずれも一枚一か所で住所、氏名明記のこと。

◇投票場所 倉敷市浜田町四三三、倉敷新聞社観光十選係ほか、倉敷市水島西栄町、倉敷新聞水島支社、倉敷市児島味野駅前通り、倉敷新聞児島支局、倉敷市玉島阿賀崎四一九、倉敷新聞玉島支社、いずれも備え付け投票箱。

◇投票者招待 全投票者のなかから抽選で百人を新倉敷観光十選地バスめぐりにご招待、紹介します。

昭和四十二年三月

主催 倉敷新聞社

投票用紙

※特別推薦の『大原美術館をふくむ倉敷川沿いの風致地区』と『鷲羽山』は対象から除外します。

※投票場所

本 社 倉敷市浜田町四三三10選係電(22)二五五〇

水島支社 〃水島西栄町一〇-二五 電(44)八〇九五

児島支局 〃児島味野駅前通り 電(72)二〇六六

玉島支社 〃玉島阿賀崎四一九 電(2)四七一七

※投票の方法

本支社局四か所備えつけの投票箱へ投票するか郵送(定形郵便物あつかいで投票用紙50枚まで郵送料金15円)による。

※この投票用紙はオリジナルを模したものです。紙面に毎日2枚分が印刷されています。

※倉敷新聞 昭和42年3月17日(金曜日)以降の投票用紙から“※特別推薦の……”という注意書きが追加されています。

日々の投票状況

※毎日では無いですが、投票の途中経過が紙面で発表されています。

→詳しくは別ページ

青鉛筆

倉敷新聞 昭和42年3月22日(水曜日)

青鉛筆 観光施策推進へ

「春の海終日のたりのたり哉 蕪村」春になると思い出す句である。この句を思い出すと海が見たくなる「山わらふ母あるごとく胸張って 京子」山笑うとは春の山、山眠るとは冬の山。眠っていた山々が春の訪れでよみがえってくると、山を訪れたくなる。むせるような木の芽のかおり、谷のせせらぎ、名も知らぬいろいろな鳥の歌、峰に登ると遠山がすみ(霞)。その小鳥の歌も「雌のかけすひと声啼けり春の山」だれの句だったか、一つ二つでも知ってる小鳥の声が聞きわけられるとなお楽しい。

× ×

春は郊外を訪れたくなり、旅心も誘う。春は観光のシーズンである。飛び石連休など、とくにそうだが、一日の行楽を、さてどこにとなると観光地が多い倉敷市内でありながら、ちょっと迷う。他地方から転入してきた新しい市民には、とくにそうだろう。いい”手引き”が欲しいものだ。新しい倉敷市は水島臨海工業地帯とともに、海の国立公園の中心部がすっぽりと市域内になった。歴史と伝統に富む丘や山も多くなった。また建造物など、造形文化財も”文化都市倉敷”の内容をますます豊富にし、特産物や将来へはばたく近代工業など”産業観光”も多種多様。全国観光百選の上位を占め”倉敷ブーム”をおこしている”伝統と文化のまち・くらしき”海辺の景勝、鷲羽山のほか、まなぶ観光地としても、観光岡山県のいいところの多くが倉敷市域内に入っている。

× ×

それらのなかから、より景致、絶勝地を選びたい。由緒あるところに先人の足跡をしのんで、歴史の積み上げをふりかえりたい。目でみる楽しみとともに、知る楽しみを加えたい。などなど、それぞれの 目的で選ぶ ”手引き”があって訪れると、一日の行楽はより楽しいものになる。それをおたがい倉敷市民で選ぶことは急速に都市化する倉敷市の市民が広がった市域をより理解することにもなる。他地方から転入する新しい市民が多くなるのでそれらの人々に、楽しい手引きを提供新しい土地への理解、なじみを深め、新しい土地への理解、なじみを深め、新しい郷土愛を生むことにもなる。広域・倉敷市の発足を機会に、倉敷新聞社がひろく市民に呼びかけている「市民が選ぶ・新倉敷観光10選」はこの”手引き”をというのが一つの願い。

× ×

数多くある観光地のなかから、倉敷市民として最も推奨したい、また忘れてはならないものの推奨に大いに協力を期待したい。それは在来市民と転住市民との理解、従来の地域観念をより高いところで融合しての全市民の共同体意識の盛り上げに、つながるものと確信する。

× ×

願いの第二は「新観光地10選」を倉敷市の観光開発と観光客誘致施策の推進に、積極的に役立てたいことだ。

× ×

「越えかねて岩をめぐりぬ春の潮 丈蘭」越えかねてというのが倉敷市在来の観光施策の感じである。せっかく多種多様であり、質、量ともに県下市中の最高、全国に、世界に誇る観光財をもちながら、県外への宣伝キャラバンを例にとっても、倉敷市は県や備讃観光キャラバン隊に合流するだけ。津山、美作や岡山市、香川県高松市のように、単独キャラバン隊を繰り出す積極さがなかった。キャラバンの例は倉敷市の観光施策を表徴しているようでもある。新しい市になって ”観光の宝”を多く抱いても、従来のようでは観光財が泣くというもの。市民おたがいが選ぶことで、倉敷市の観光への関心も盛り上げたい。

第一次投票終了について

倉敷新聞 昭和42年4月11日(火曜日)

社告

倉敷新聞社が募集の”市民が選ぶ新倉敷観光十選”の第一次は、好評のうちに十日、締め切りました。第一次推奨、十五候補地の発表は整理の都合で、十三日の予定です。引き続き、十五候補地の中から第二次募集を五月十日までし、新観光地十選をきめますので、どしどし投票をお願いします。

昭和四十二年四月十一日

倉敷新聞社

第一次投票結果発表

倉敷新聞 昭和42年4月13日(木曜日)

第一次の締め切り結果

15候補地きまる

つづいて第二次投票へ

倉敷新聞社が募集の”市民が選ぶ新倉敷観光十選”の第一次は、好評のうちに十日、締め切り、十日消印の郵送分を含めて整理、十五候補地がきまった。得票総数は一万四千八十三票。トップは遍照院の二千二百四十票、ついで種松山、帯江観音堂、浅原郷、へら取神社などが健闘した。

引き続き十五候補地の中から第二次投票を五月十日までし、新観光地十選をきめる。投票を期待したい。得票順位はつぎの通り。

二、二四〇票 遍照院(倉敷)

一、七六四票 種松山(倉敷)

一、一六七票 帯江観音堂(倉敷)

一、一二四票 浅原郷(倉敷)

八〇九票 へら取神社(倉敷)

七五二票 酒津遊園地(倉敷)

六八四票 西岡山(倉敷)

六七八票 王子が嶽(児島)

六六四票 泣菫詩碑(倉敷)

六三二票 向山八光台(倉敷)

五六〇票 安養寺(倉敷)

五一九票 熊野神社(児島)

三七四票 円通寺公園(玉島)

三六四票 竜王山(児島)

三五八票 由加山(児島)

→15位以下は別ページ

十五候補地紹介

昭和42年4月18日(火曜日)から数回に分けて、第一次投票で選ばれた上位15か所について紹介する『十五候補地紹介』という特集がはじまります。

→詳しくは別ページ

結果発表

倉敷新聞 昭和42年5月15日(月曜日)

新観光倉敷10選きまる

市民行楽の手びきに

倉敷新聞社では三十万都市、新倉敷の発足を機会に、市域のすでに有名な観光地を紹介するとともに、まだあまり知られていない新しい観光地を見いだして、広く市民の行楽の手びきとするとともに”観光・倉敷”の声価を高めるため、大原美術館を含む倉敷川沿いの風致地区と鷲羽山とを特別推薦として別格にし、それ以外から”市民が選ぶ新観光倉敷十選”を三月十一日から四月十日までを第一次投票、五月十日までを第二次投票として募集したが、十三日、倉敷商工会議所で望月晁交通公社倉敷営業所長、秋岡久之市倉敷支所商政観光課観光係長、山川三夫倉敷商工会議所専務理事らを立ち会い人に、得票を確認、新市にふさわしい景勝、名所、旧跡、造形文化財など、新観光地十か所の誕生をみた。

一、ニ次を通じての有効投票数は六万九千五百二十ニ票。新観光地として推薦したうち、浅原郷をトップに遍照院、酒津遊園地、帯江観音堂、安養寺、種松山、王子が嶽、熊野神社、円通寺公園、泣菫詩碑の十か所が選ばれ、西岡山、由加山、へら取神社、竜王山、向山八光台は準観光地として推薦された。

全投票者の中から抽選で百人を新観光十選地へバスで招待する抽選会もした。発表は十六日。

(1)七、六〇二票 浅原郷

(2)七、三一七票 遍照院

(3)六、五二九票 酒津遊園地

(4)五、八六九票 帯江観音堂

(5)五、六〇三票 安養寺

(6)四、八二八票 種松山

(7)四、八〇三票 王子が嶽

(8)四、六一二票 熊野神社

(9)三、八〇七票 円通寺公園

(10)三、六九一票 泣菫詩碑

(11)三、五六七票 西岡山

(12)三、二九二票 由加山

(13)三、二八八票 へら取神社

(14)一、九一四票 竜王山

(15)一、四一四票 向山八光台

(写真は山と積まれた得票の中から招待の百人を選ぶ抽選会・商工会議所で)


招待バス抽選結果

倉敷新聞 昭和42年5月16日(火曜日)

六月中旬に招待バス

新観光倉敷十選投票の百人

倉敷新聞社が募集した”市民が選ぶ新観光倉敷十選”の投票者のうち、抽選でつぎの百名を六月中旬にバスで十選めぐりに招待する。

(敬称略)

※住所と名前が続くので省略します。

青鉛筆

倉敷新聞 昭和42年5月20日(土曜日)

青鉛筆 観光倉敷あれこれ

「あら尊と青葉若葉の日の光 芭蕉」行楽のいい季節である。鎌倉時代の建設という 山門 をくぐって西岡・竜昌院わきの老人福祉センター建設予定地への坂道をたどる。舞台の街道のような松林俗じん(塵)をはらってくれる風景にうれしくなったのも束の間、センター建設予定地が俗臭ふんぷんなのに驚いた。ビンのかけら、ポリ容器の廃物、がれき、がらくた、ごみの山、ハエが”こんにちは”をしていた。ここは市が池をがれきで埋めたとのこと。冬の作業として、ごみ処理と土地づくりとの一石二鳥をねらったのが結構だが、埋め立てを終わり、初夏に入って、いまだにごみを積み上げる必要はあるまい。近接して保育園がある。また西岡は明治天皇御野立所もある景勝の地、これからハエの乱舞と悪臭と、その影響が心配。早く土を盛って聖地するように望む。

× ×

ラジューム泉のゆう(湧)出が温泉に活用されたこともあって、浅原を訪れる人が多くなった。毎年のように、青葉のころに、浅原を訪れて思うのは天王池から安養寺と、その山腹のながめがすばらしいだけに、いっそうひきたてるために、天王池のあたりに水辺植物園が欲しいこと。浅原郷は植物の種類が多いので、特色もより発揮したい。倉敷平野はスミレの種類が多かったところで、春先から初夏にかけて、浅原ではつぎつぎに、いろんなスミレがかあいい花をつけている。わが国はスミレの種類が多いことで世界一、世界のスミレの種類の約半数がある。なかでも、浅原は多くの種類をもつだけに、全国から、さまざまのスミレを移植して”スミレの名所”をつくり出せないものか。

× ×

玉島商工会議所の横に「補陀山円通寺」の石の道標があり、是より一里と刻まれてある。観光協会の「円通寺公園へ四百メートル」の道しるべもある。道しるべにも歴史があっておもしろい。良寛さんが修行した円通寺は、自然の石庭、老松、古い建物があって境内の景致もみごと、瀬戸内海のちょう(眺)望もすばらしい。が、円通寺公園へ登る途次、右側の高台に広い境内をもち大屋根は高くそびえて、かわらにも年を経た寺院建築のよさがにじんでいる立派な寺院が、半ば屋根が落ちて荒れるにまかされてあるのはさびしい。寺の名をきいても知らぬ人が多かったが天台宗の古さつ(刹)で本覚寺、建物は約三百年を経ているとのこと。なんとか修理すれば、円通寺公園の丘にふさわしい調和を保った会館に活用できただろうに、もったいない。

× ×

紀州、熊野権現から奈良時代に遷座された熊野神社、五流尊滝院の熊野権現は林にある。蟻峰山のふもと、いかにも聖地というたたずまい。大きなサツキの花が咲きそろって目ざめるばかりの美しさだが国、県指定の重要文化財、春日造りひのき皮ぶきの社殿も年輪の長さに損傷がめだち、広大な長床も、屋根がゆがみ、かわらが落ちたところもある。現在、全国の熊野神社のうち、むかしのままの社殿がそろった姿を保っているのはここだけとのこと歴史の遺産を人々は忘れ去ってはなるまい。そよぐ風を”文化財保護”の薫風にしたいもの。

× ×

児島の”霊峰”由加山の”由伽権現”は讃岐の金比羅宮とともに”海の守護神”として、全国の庶民の信仰を集めたところ。現在の蓮台寺、由加神社の堂塔、社殿は元禄の火災後の再建だが、江戸中期”中国無比の巨さつ(刹)”といわれただけに宏壮、偉観。だが戦後、景勝もみごとな由加が金毘羅にくらべて倉敷市民にどれだけ周知し、訪れを集めているかとなると、あまりにも知られておらず、訪れも少ないようだ。いわゆるPRの不足か。「山門の日に老鶯のこだまかな 石鼎」”市民が選ぶ新倉敷観光十選”を機会に、あらためて、数カ所をかけ足でめぐってみた。

座談会(上)(下)

倉敷新聞 昭和42年5月26日(金曜日)

倉敷新聞 昭和42年5月27日(土曜日)

※結構な文字数があります。

→詳しくは別ページで

写真展(案内)

倉敷新聞 昭和42年5月31日(水曜日)

社告

新倉敷観光十七景展

こんなにすばらしいところが、おたがいの郷土・おたがいの地域社会倉敷に―新しく倉敷市民になった人々はもちろん旧倉敷・児島・玉島市民にも再認識の窓をひらく「新倉敷観光十七景展」をご覧下さい。展示作品は広域・倉敷市発足を記念して市民の行楽の手引きとするとともに、観光地に恵まれた倉敷市のPRを通じて、市民の共同の地域社会愛の向上を目的に、倉敷新聞社が募集した「市民が選ぶ観光十選」の入選、準入選十五か所と特別推奨のニか所です。撮影は短時日の間に、倉敷8ミリ視聴覚協会長、本田実、倉敷写真連盟理事長、平松一郎両氏に”空”と”かけ足”でお願いしました。

展示十七景・美術館付近の倉敷美観地区、海辺の鷲羽山(以上特別推選)浅原郷、遍照院、酒津遊園地、帯江観音堂、安養寺、種松山、王子が嶽熊野神社、円通寺公園、泣菫詩碑、西岡山、由加山、へら取神社、竜王山向山八光台

倉敷新聞社

バスツアー(案内)

昭和42年6月19日(月曜日)

社告

25日に新倉敷観光10選地めぐり

倉敷新聞社では新市発足を記念して”市民が選ぶ新倉敷観光十選”を募集しましたが、投票された人々の中から百人を抽選し、二十五日午前八時五十分、倉敷駅前集合、貸切バス二台で観光地めぐりをいたします。

コースは午前中が遍照院―円通寺公園―泣菫詩碑―酒津遊園地―浅原郷。昼食ののち、午後からは安養寺―帯江観音堂―種松山―熊野神社―王子が岳で、六時に市役所前広場に帰ってくる予定です。

六月十九日 倉敷新聞社

バスツアー(報告)

倉敷新聞 昭和42年6月26日(月)

読者招待 新倉敷観光十選めぐり

たのしいコース

雨中にバスで七時間

三市合併を記念し、倉敷新聞の読者が選んだ新倉敷観光十選の招待観光が二十五日、あいにくの雨となったが、楽しくおこなわれ、抽選で幸運を射とめた百人の読者は”市にこんな観光地が”と認識を深め有意義な一日となった。

バス二台で午前九時、倉敷駅前を出発した一行は国道二号を西下、西阿知町の遍照院へ。八〇%程度、修築がすすんでいる国指定、重要文化財の美しさに目を見張ったあと、高梁川を渡って玉島地区へ入り、このころからまた、ぽつりぽつり降り出した雨が、円通寺へ到着するころには本降りとなった。しかし、見事な石庭、良寛和尚ゆかりの良寛堂を見学。

円通寺をあとにしたバスは倉敷に引き返し、霞橋から連島地区へ入り、準入選のへら取神社を左手にみながら泣菫詩碑に到着。泣菫の研究で知られている市会議員の松枝喬さんの説明をきき、雨に煙る水島工業地帯をながめ、県道水島港線を北上して水郷、酒津で小休止ここでは雨もあがって気持ちのいい小休止となった。

浅原郷で昼食。朝光園が満員のため、信徒会館で昼食をしたり、浅原大教会所の境内を散歩したり、なかにはラジュム温泉に入浴するものもあった。安養寺までは道がぬかるむため、国宝やが(瓦)経を、この機会にぜひ見ようと雨をついて登った人もあったが、信徒会館で安養寺の歴史をきく

午後二時。浅原郷をあとにし、中帯江の不洗観音はバスが行くところまで行って説明をきき、通称天城街道に出て、種松山を右手に見て郷内地区へ熊野神社、山伏の修験道場として有名な五流院を見学し、最後のコースである王子が岳へ向かい、学生服の町、児島地区を東進。雨で路肩がゆるんでいることも心配されるので、頂上へ登るのはやめ、予定を変更して、八月にオープンをひかえ、工事が急ピッチにすすめられている国民宿舎、リフトの建設現場から巨岩奇石の王子が岳と瀬戸内海をながめ「鷲羽山の女性的な展望とは対照的に王子が岳は男性的なながめ」との説明にききいった。

限られた時間でかけ足の十選めぐりであったが、招待者全員、疲れもみせず、予定より三十分早く、無事、終えた。

(写真は新倉敷観光十選めぐりで、近く改装される熊野神社の見学)

更新履歴

2017年3月4日 作成
2021年6月7日 新しいGoogleサイトへの移行に伴いレイアウトを変更