明王院
保勝会の発会式(案内)
保勝会の発会式(案内)
山陽新報 昭和十一年四月一日(水曜日)
明王院保勝
會記念事業
曩に本社主催で縣下景勝地投票に入賞した六條院町天台宗明王院境内の櫻花は開花期が近いので保勝會長として當時斡旋した姫路樂一氏は同寺檀家三千餘戸に對し夫れ夫れ通知をなし保勝會發會式を來る十八、九日頃をもつて擧行し一般來會を求め第一事業として境内より頂上古城山への山道を設けその中間へ數ヶ所眺望所の建設等をなすべく計畫してゐる
明王院の見学
明王院の見学
山陽新報 昭和十一年四月十八日(土曜日)
明王院探勝
寄島町實科商業女學校生生徒百三十五名は河本教諭外に引率され十六日本社景勝地に入選の天台宗明王院境内の美觀を探つたが保勝會は茶菓子の饗應をなし尚本紙販賣店遠藤新聞舗は字引等の寄贈をなし一同歡樂を盡して歸つた。