BibTeX tools

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H. Reiju Mihara

January, 2000

    • jbibextract00.bst

      • 「個人用」bib files から aux file が指定するエントリーを抜き出して, コメント欄とアブストラクト欄とを取り除いて,「輸出用あるいは一般公開用」の bib file を つくるためのスタイルファイル.(ジャーナルとか月名など)省略形は すべてフルネームに変換される. 次のものを修正してつくった.

      • ftp://ftp.u-aizu.ac.jp/pub/tex/CTAN/bibliography/bibtex/utils/bibtools/subset-nocomment.bst

      • 使い方

        1. このスタイルファイルを BibTeX が読めるところに置く.

        2. 個人用 bib files のうちの必要なエントリーを \cite で指定した tex file を TeX で処理する.

        3. できた aux file をつぎのように書き換えて別名(たとえば name.aux)で保存する: \bibstyle{なんとか} を \bibstyle{jbibextract00} に.

        4. 新しく保存した name.aux に BibTeX を走らせる.必要なデータベース bib files は BibTeX の読めるところに.

        5. name.bbl ができるので,それを name.bib に名称変更.これが公開用の bib file である.

        6. 不要なら name.blg と name.aux を消してしまう.

      • perl があれば以上の動作を自動化できるはず.以下のスクリプトを参考に:

      • ftp://ftp.u-aizu.ac.jp/pub/tex/CTAN/bibliography/bibtex/utils/bibtools/aux2bib

      • 問題点

      • 日本語と欧文のエントリーが混在する. もとの bib files で月名を英語の 3 文字省略形で書いていたばあい, できたファイルでは英語のフルネームで表されてしまう.

    • mybib-extract.aux

      • 「個人用」 bib files からすべてのエントリーを抜き出し, コメント欄を取り除いて,「輸出用あるいは一般公開用」の bib file をつくるための aux file.上記の jbibextract00.bst が必要.

      • 使い方

      • まず \bibdata{bibfile_names} のなかの bibfile_names を個人用 bib files のリストに書き換える. それぞれのファイル名から拡張子 .bib を取り除いて,それらをスペースなしのコンマで区切る. 例:\bibdata{mihara98,miharapre98,miharabib}

      • あとは jbibextract00.bst の使い方を参照.TeX を走らせる必要はない.

    • template.bib

      • bib file のエントリーを作るときのテンプレート.