2017/11/24 Class 8

投稿日: 2017/11/24 7:34:54

記録

- 事務連絡．1030-1035

神取7.4節の84頁以降 (事例7.2を除く)．1101まで
長期的関係と協調
- 補助教材3.3.1節 (37分) 1138まで
  - 逆向き帰納法は展開形上で説明し，戦略形による説明を読むのは各自に任せた．展開形を描くのは時間がかかるので，いちぶ印刷した方が時間は節約できそう．35分は欲しいかも．
- 天谷7章 (amaya11ch7) 178-191頁 (28分) 1206 まで
  - 補助教材3.3.2節に挙げたポイントを拾って行く感じで時間を節約．
- 5名出席．

事務連絡

- 11月30日木曜13:30-16:00 に特別オフィスアワーズを設ける．希望があればその前後 (正午から17時半くらいのあいだ) もできるだけ対応するので，(必要条件ではないが) メールで希望を伝えて欲しい．
  - オフィスは図書館中央館2階南西隅．2階入口から見て左奥に当たる．案内参照．

中間試験 (in-class) を次回12月1日に実施する．
- - 範囲，重点，特に重視する課題，過去問はシラバスの「授業計画」を参照．
  - ちゃんと準備していれば15分以内で回答できるはず．希望者には昼休みまで試験時間を延長する予定．(気づかない人が例年いるが，この科目の試験には「別問題を参考にして論理的に考えれば正解を絞り切れる」類いのヒントが結構挿入されている．)
  - シラバスの「成績評価の方法と基準」にある通り (makeup の点数のあつかいのみ変更)，中間試験の合否が成績に大きな影響を与える．
  - Makeup exam は Moodle にアップロード済み． Class 7 の「事務連絡」に書いたとおり．締め切りは 12月8日の授業開始時を予定．(15時頃までなら受け取とれると思うが，事情があって遅れる場合は連絡してもらえたら助かる．当日欠席の場合はスキャンまたは撮影したデータをメールで送ってくれてもいい．) 三原オフィス前のレターボックスに提出してくれてもいい．講師をふくむ他人と相談するのは構わないとシラバスには書いたが，(この科目に限っては) 事実上それは他人に解答を教えてもらうことを許容していると受け取ってくれても構わない．どうせ教えてもらうなら in-class 実施前に教えてもらった方がいい．
  - 「課題一覧」に問題解説1, 2の動画もある．必要に応じて試験準備に利用するといいだろう．(受講者以外も念頭に置いた動画だから，授業の復習ができていない人でも，動画リストの順番に見ていけばフォローできるんじゃないか．)

- [追記] okada14ch4 や amaya11ch7 など必読文献をまだ入手していない学生がいるようだ．学期始めに Moodle に掲載した「非公開教材のうち必読部分を含むもの」にかんするエントリーに従って入手のこと．次回は muto01ch4 と amaya11chs5&9 も必要になる．

授業の内容への補足

[取込済]「コミットメント」の例をもう少し知りたい人は，シラバスの「参考文献」の「読み物」にある伊藤秀史『ひたすら読むエコノミクス』(図書館2階のブックウォールの経済学の棚にも数冊あり) 3章11節とか梶井厚志『戦略的思考の技術』を読むといい．
- 繰り返しゲームは砂原庸介, 稗田健志, 多湖淳『政治学の第一歩』 (有斐閣, 2015) のようなポピュラーな政治学入門書でも重視されているトピックである (こちらの座談会; 上編はこちら)．この授業では，展開形まで明示した，ごまかしのない説明を心がけた．その結果かなり内容を詰め込むことになった．結構難しいこともあって説明の繰り返しも多くなりがちなため，時間内に収まるように授業を準備するのが大変なところ．中間試験の範囲を完璧に押さえていないと授業時間中の理解は困難だったかもしれない．復習にはかなり時間がかかると思うが，冬休み終わりまでには挽回してもらいたい．幸い，12月末までに学ぶ内容は繰り返しゲームの知識を要求しない．

課題および次回の予定

取り組むべき課題，読むべき文献，次回の予定については，シラバスの「授業計画」を参照．

次回 Class 9 では12:15まで時間を延長してやるつもり．すみません．

- - 武藤IV章 (muto01ch4; muto01ch4slides) 導入部および1-3節 (45分)．
  - [修正] 天谷5章 (amaya11chs5&9) 124-127頁 (25分; 120-123頁は各自で)
  - 中間試験はたぶん最後にやる．