2014/12/19 Class 11

投稿日: 2014/12/19 6:23:14

記録

    • 中間2 in-class 返却および makeup 受付

  • 渡辺5章176-187頁.1118 まで

  • 渡辺5章188-199頁.1158 まで

  • 渡辺5章200-201頁.1202 まで

  • 4名出席

アナウンスメント

    • 中間試験の結果を更新した.Class 10 授業ログ「アナウンスメント」の [追記・修正] とある項目を参照.

    • 第2回中間試験の正解例を Moodle にアップロードした.

    • 第2回中間試験 makeup の救済対象者は1名で,提出者は0名だった.よって中間試験2は1名が不合格だった.

    • 2回あった中間試験がよくできた人は期末で気を抜かないように.よくできなかった人も今後頑張るつもりがあるならそれほど悲観すべきではない.まずは中間試験の正解例をきちんと理解しておこう.

    • 参考までに2009年度のこの科目のページから面白いグラフを掲載する.左の軸が小テストの点数による順位,右の軸が期末試験の点数による順位を表わし (いずれも下ほど好成績を意味する),同一学生に対応する左右の点を結んである.各学生の小テスト順位と期末試験順位は大幅に入れ替わるケースが少なくなかった.

    • 本日分の補講を欠席者向けに1月9日金曜の8:50からやることを考えている.該当者にはメールを送るので,参加可能かどうかを返事すること.参加者がいればその日時で補講を行う予定.他の日時を希望する人は申し出てもらいたい.

    • [追記; 年末の挨拶] 今年は年末の授業の後処理が当日中にぜんぶ終わり,すがすがしい気分だ.去年は後処理に着手する暇もなく,授業のあった午後にあたふたと新幹線に乗ってつくばに向かったものだ.筑波大学大学院で社会選択の科目の非常勤講師をやっていたためだ.その科目は12月から1月にかけて3回教えたため,冬休みは大半の時間をそれに割くことになった.なんせ本務校では教えたことのない種類の科目だったからだ (そのため夏休みにもかなり準備していた).我ながらよく引き受けたものだ.今年は次回の授業までの3週間を自分のために使うことができそうでうれしい.年度末の研究費消化や役所関係や家族関係の溜まった雑用も少なくないし,来年度の授業の準備にも着手したほうがいいのだが,とにかくこの休み中に読書のための時間を取れるのはありがたい.読書のいちぶはこの一年間溜まった『経済セミナー』という雑誌の処理だけど (残り2号分),まあそれも良しとしよう.神取の『ミクロ経済学の力』も4章と5章は後回しにするかもしれないが,それ以外の章は終わりそうだ (あと1節だけ).他にも読みたい本が多くて困る.さて,2015年はできれば授業の補足ビデオを収録したいし,講義ノートも大幅に改訂したい.ただ,学者にとってもっとも重要な仕事は研究だ.ここのところあまり取り組めてなかったけど,2015年は2月には本格的に研究に戻りたいと考えている.

授業の内容への補足

「ゲーム理論: 授業内容補足」の第5章該当部分をチェックすること.

冬休みの読書におすすめの書籍を2冊挙げておこう:

  • 伊藤秀史. ひたすら読むエコノミクス, 有斐閣, 2012. シラバスの「参考文献」に挙げた読みもの.テキスト以前の入門書.冬休み中にじゅうぶん通読できるので,通読してミクロ経済学の全体像を把握しておくといい.

  • 神取道宏. ミクロ経済学の力, 日本評論社, 2014. 言葉による説明や現実からの具体例が詳細なすぐれたテキスト.ゲーム理論にかかわる6-7章はほぼ読めるだろう.余力があれば今学んでる情報の経済学にかかわる8-9章にも挑戦しよう.それ以外の章は,経済学部2年次ミクロ経済学を受講するまでに読むか同時進行で読めばいい.

課題および次回の予定

取り組むべき課題,読むべき文献,次回の予定については,シラバスの「授業計画」を参照.

    • 次回 Class 12 では補足 (戦略にたいして整合的な信念,条件付き確率を求めるベイズの公式のエイズの例) を 25分,渡辺5章200-209頁を55分,210-211頁を5分でやる予定.