2014/12/12 Class 10

投稿日: 2014/12/12 8:27:45

記録

    • [12月11日特別オフィスアワーズ.学生 Um が 1400-1520 に来室.問題解説2と makeup2 にかんして]

    • 武藤 45-53頁.1030-1112

    • 渡辺5章168-175頁.1143まで

    • 中間試験 2 (in-class). 1145-1202

    • 7名出席.

    • 100万円が 1/2 の確率で当たるくじよりも確実な50万円を好むと全員が回答.リスク回避的なのであろう.

アナウンスメント

    • 第2回中間試験 (in-class) は次回返却予定.

    • 素点による満点は9点で配点も9点 (零基準点は 0 点),

      • [追記・修正] 得点は 9点から2点の範囲に分布していた.得点分布は 9, 9, 7, 6, 5, 2点.平均は6.43点,中央値は7点.

    • [追記・修正] 合格点は 5点 (満点の約56パーセント).In-class 分の合格者6名で不合格者1名.

      • 問題1は単に「情報集合」の意味を理解していれば分かる問題だが,零点が4人もいたことは痛恨の極みである.しかも全員が同じ文を誤っていた.

      • 問題3 (iii) の部分ゲーム完全均衡を求める問題で,正解者が3人しかいなかったのは極めて残念.解き方は逆向きに解く方法と全体ゲームのナッシュ均衡を絞り込む方法がある.過去問題の正解例参照.

      • Moodle に掲載した中間試験 2 (makeup) さえチェックせずに in-class を受験した人が1名いた模様.ちょっと救い難い.Moodle 上のコースページの存在を忘れたのか? 挽回したければ Makeup に真剣に取り組んでもらいたい.

    • Take-home makeup も in-class exam もすでに Moodle にアップロードした.Makeup を提出する場合は来週12月19日の15時までに提出のこと.オフィス前のレターボックスに入れてもいい.(事情があって遅れる場合は連絡のこと.他の方法で提出できない場合は答案を判読できるようにスキャンまたは撮影したファイルをメールで送ってくれてもいい.)

      • Makeup の問題 1 は in-class の問題 1 を Moodle から入手のうえ解答すること.

      • Makeup の問題 2 は与えていないので回答不要.

  • いまだに中間試験 1 の正解と講評を閲覧してない人が目立つ.板書の一部を再現したノート (babygames_notes.pdf) を閲覧してない人もいるようだ.Moodle をチェックのこと.

授業の内容への補足

「ゲーム理論: 授業内容補足」の第5章の該当部分をチェックすること.

    • 混合戦略ナッシュ均衡の求め方は武藤流 (両方のプレーヤーの戦略の確率 p, q を入れたままで各人の利得を計算し最適反応グラフで解く方法) も渡辺流 (あるプレーヤー戦略の確率 q を求めるのに他のプレーヤーがどちらの戦略を選んでも同利得になることを使う方法) も理解しておくこと.

    • 172-173頁で言及されている期待効用理論の授業中の説明は不明瞭だった.最低限「ゲーム理論: 授業内容補足」の第5章の該当部分を熟読して欲しい.興味ある人はその内容補足に載っている伊藤秀史の5章あるいは神取『ミクロ経済学の力』6.6節などを参照するとよい.

課題および次回の予定

取り組むべき課題,読むべき文献,次回の予定については,シラバスの「授業計画」を参照.

    • 次回 Class 11 では渡辺5章176-187頁を45分で,188-199頁を45分でやる予定.