2016/1/29 Class 14

投稿日: 2016/01/29 10:31:53

記録

    • アナウンスメント 1030-1038

  • 問題解説3:「授業中に解説する課題一覧」で「期末直前」とあるもの.

      • 演習 3.5. 1101 まで

      • 演習 4.1. 1123 まで

      • 演習 4.8 と4.9. 1146 まで

      • 演習 4.10 (別解は省略). 1203 まで

    • 13名出席.欠席のうち1名は中間1以降すっと欠席,1名は3回連続,1名は2回連続欠席,1名は前回出席.

    • 授業後4名の学生から質問あり.

アナウンスメント

    • 来週2月5日は最後の授業だ.授業は前回最後から期末試験準備に入った.みなさんも期末試験の準備に集中しよう.例年中間試験で取り上げたものと同様の問題 (支配戦略やナッシュ均衡の定義にかんするものなど) の出来が期末では悪くなる傾向がある.中間試験の正解例 (Moodle で入手できる) や中間試験直前に解説した問題をきちんと見直しておくべき.「授業中に解説する課題一覧」にある動画が助けになるだろう.

    • 期末試験前日のオフィスアワーズを2月10日水曜の 1220-1540 (調整がつけば1640あるいは18時まで) に設定しようかと思っている.(2月11日の図書館休館は覆せなかった.) この時間帯でいいか,もっと早い時間の希望はないか考えておいて欲しい.

    • 期末試験の形式,受験上の注意,出題ポイントにかんする詳細情報は「期末試験直前情報」に掲載した.

      • 試験場はいつも授業をやっている教室.公式情報もそうなっているはず.

    • 授業評価について

      • 近いうちに修学支援グループかどこかの事務から授業評価を Web で入力するようにメールで連絡があるはず.自分としては「この科目は少人数なので入学年度や学部などは答えなくてもよい」と言いたいところだが,システム上そういうことはできない可能性が高い.

      • できれば最後の授業まで受けた上で回答してもらえればありがたい.最後の授業で「この科目で学んだことはなんだったのか?」を振り返りつつちょっとしたまとめをするためだ.評価結果はこの科目の存否にかかわるかもしれないのでよろしく!(不当にもシラバス集への掲載を拒否されてるし.)

      • 最後の授業を受けずに回答する人は,回答前にせめて「ゲーム理論: 補助教材」7節の「おわりに」に目を通してもらえればありがたい.

      • 回答に当たってはシラバス,特に「到達目標」をよく読んでもらいたい.シラバスを理解していれば,「到達目標がわかりやすく書かれている」「到達目標の達成に向けて授業全体が組み立てられている」といった質問で「非常にそうである」以外の解答は出て来ないはずであると信じている.

    • 自由記述欄に意見や感想を記述してもらえるとうれしい.ま,内容にもよるけど.笑

    • (今さら言うのもなんだが) 授業中に生じた疑問は授業中に質問してもらった方がやりやすい.

      • 質問がないと学生が分かっているかどうか分かりづらいので,学生が分かっていることの説明に時間をかける一方で分かっていないことの説明がおろそかになりやすいんじゃないか.

      • ちなみに自分が ICU で学生だったころは多くの授業で質問がどしどし出ていた.(べつに僕だけが質問してたわけではない.) 香川大学でも夜間主で持った授業では毎回10回以上質問やコメントが出るのが普通だった.

授業の内容への補足

演習 4.10で uA(1,q) とは「Player A が戦略 p = 1 (1 の確率で X 選ぶ戦略; つまり必ず X を選ぶ戦略) を選び Player B が戦略 q を選ぶときの A の利得」である. uA(p,q) に p = 1 を代入したもの.べつにそのような記号を導入しなくても構わないが,解答中のいくつもの箇所でいちいち「Player A の戦略が p = 1 で Player B が戦略が q のときの A の利得」などと書くのは面倒だし文字だらけでかえって読みにくくなるので記号にした.

課題および次回の予定

取り組むべき課題,読むべき文献,次回の予定については,シラバスの「授業計画」を参照.

    • 最終回 Class 15 では,以下をカバーする予定:

      • 問題解説 3.「授業中に解説する課題一覧」で「期末直前」とある問題のうち,演習 5.4 以降.補助教材を持参のこと.

        • これらの演習の正解を理解するためには,武藤 IV章 (muto01ch4) の冒頭と4節から7節 (72頁事例3-4も) が必読である (入手方法は Moodle を参照; 著者が用意したスライドもそこにある).読んで頭に入れておけば大丈夫だろうが,持参した方がいいかもしれない.

        • (期末試験に出す可能性の高い) 演習 5.10 と 5.11 はじっくり自分で解答を読むのがベストだと思うので,授業ではカバーしない予定.質問には対応する.

      • 終わりの言葉.「ゲーム理論: 補助教材」7 節の「おわりに」にあらかじめ目を通してもらえるとありがたい.